拾う神あり

今年の景気の悪さには参ったな。
その前年は空前の好景気！災害需要というやつです。
前年の収入で税金がかかってくるから、入るものが少ない所に
予定納税、予定消費税の前払いで余計でも経理を圧迫でした。
サラリーマンであった人も退職後に、後ろから追っかけてくる所得税、住民税の支払いに苦慮しますよね。
それと同じ・・

１２月に入ると一気に仕事量が減り、来年はどうなるのかな？どうすりゃいいのかな？
ボーナスはどうにか払えたものの、夫婦顔あわせりゃそんな話ばかり。。。

そこに電話１本。

話す口ぶりから、誰からの電話かすぐ分かります。
なんて～？！電話終わって顔を少し上気させてる夫に聞く。
仕事を頼みたいて
へぇ、良かったやん、でどんな？
山の測量、前の続きみたいやな

２年前、短い期間で山に入って大騒動して納品した分の続き・・・
それからパタッとというかいきなり次の仕事が終わってしまった。
費用の高さで敬遠されたらしい。
他の業者が１年かかってるのを３カ月でやってあげて、銀行に感謝されたくらいなのに・・
あの時は私も、雨が降ろうと槍が降ろうとどうでもという時に助っ人として傘持ちに駆り出された。
人間は濡れても大事な機械を雨に打たせるわけいかないということで・・

その会社の社長は気まぐれ。
どうにも切羽詰まったらうちに来る。次は安い所と余所へ逃げる。
そこで自分の思うように動いてもらえないと知ると又うちに来る。
昔からそれの繰り返し。

でも来年の仕事が入った。
拾う神様だ～！