川沿いで咲いてる2本の桜。 長男の小学校の入学記念に植えたものですが
実は当時5本植えたんですよ~。
今考えたら滅茶苦茶な植え方でしたね。
1本は義母の部屋から良く見える南側の斜面に。
もう1本は川沿いの2本と並ぶように敷地の中に。
残り1本はどうなったか全く記憶が無いんです。おかしいわね。
4本が子供の成長とともにすくすくと育ち、南側に植えた桜もそれはそれはきれいに咲くようになりました。
ただ南側で大木になったら困ったことになるかもねと話していたある年の春、義母が突然亡くなり
どうしたことか蕾をいっぱい持っていた桜の木が 花を咲かせることなく枯れてしまいました。
お花が好きで、年中花が絶えないように育てていた義母が楽しみにしていた桜の木、
きっと冥土の土産に持って行ったんだよ!と家族で話すことでした。
川沿いの桜は狭い場所だったので なかなか大きくなりませんでしたが
自宅の敷地内に植えたのはグングン大きくなって、平屋建ての屋根を覆い
後何年もしない内に2階にも届こうかと思うほどの勢いで 空に向かって伸びる一方。
このままだと大変なことになると、きれいに花咲かせてるのを見る目も曇りがちでしたが
思いあまって、植木屋さんに切ってしまおうと思うけどと相談すると
こんなに精一杯咲かせてるのに可哀そうだ。でも家の為にも良くないだろうから、少し小さくしましょうか?
私の心の中では、本当はいらないのだけど、それも一案の内と承諾して、大きく広げていた枝を少なくしてもらいました。
苗木を植える時に よく考えもせず下ろした所が通行に邪魔になる所だっこともあり
やっぱりじゃまだな、どうにかならないの!!と思い続けて2年ほど後に枯れてしまいました。
植木屋さんもびっくりするくらい一気に枯れたみたいです。
気づいた時にはさすがに凹みました。
その時思ったんですね~。私がじゃまにしたからだなと。桜の木には心があって家族を良く見ているんだなと。
この度のハナモモの木だって、ちゃんと植える所を決めてあげてたら 大きくなっても良かったのにね。
でもハナモモは切られてなんぼのもの。桜とは違いますからね。やたらと木を植えるのはもう終わりにします。
クンシランの花芽が伸びて来たので、居間から見える所に移動です。