仕方ないけど
私とは折りあいの悪い母の連れ合いと
3人の異父きょうだいとの生活が 1年10カ月ぶりにまた始まった。
高校への通学は電車になった。
次の就職は高校の掲示板に張り出されていた小さな事務所
条件は 字のきれいな人
定時制高校に通学可
面接を受けて即採用された。
昔はコピー機もなかったしね。
お役所の情報を手書きで書き取り
それを清書してお客さんに渡すということをしていた。
聞く事成す事すべてが知らない事ばかりで
早く仕事を覚えようと
学校の勉強より熱心に勉強した(笑)
仕事は簡単なことから教えられて
少しずつ難解なものへと移行していくも
仕事はやりがいがあり、
天職というものに巡り合ったと自分では感じていた。
運命の人として3番目に挙げられるのは
この事務所の所長さんかな!
息子さん2人、娘婿さん、見習いさんに事務員さん
総勢10名ほどの所帯を
上手にまとめあげられていて
怒った様子など一度も見た事ない温厚な方だった。
でもここも1年で辞めざるを得なくなった!