暑い夏。
夏といえば海! 海といえば… ここから先は対立を生みそうですよね。僕的には、海といえば、御宿ですね。
でも、御宿といえば…
ラーメン!
(呆れないでくださいませ、、、)
御宿のラーメン店については、まだまだ不明なところ、未知なところが多いんです。まだ、色々とラーメンを提供するお店がありまして、しばらくは調査しなければなりませんね。
さて、庄吉。
http://tabelog.com/chiba/A1207/A120702/12008497/
御宿町岩和田(68)5527(御箸入れの情報)
こちらのお店は、メインの国道からかなり奥に入ったところの、更に路地を奥に入ったところにあります。同じ千葉とは思えないほどのいい風情。ローカルな港町という感じです。まわりには、釣り客でいっぱいになっています。
この庄吉、なんとなんと看板がないんです。どこからどう見ても、看板がない。お店だと分かるものがないんです。せいぜいのところ、お店正面の入口近くに貼られているメニューの紙くらいなものでしょう。うっかりしていると、絶対に見落としますね。それくらい、存在感がないです。
ですが、このお店、地元の大人気店ですね。地元料理店。次々に人が集まってきていました。
メニューは、ラーメンを中心に色々とあります。今回は、タンタンメンとラーメンを頂きました。
タンタンメンは、勝浦タンタンメンとは違うタイプですが、いわゆる従来の(四川風などの)担々麺とも違います。そのちょうど間くらい?のタンタンメンでした。お店が忙しかったので、なかなか店員さんに聞けませんでしたが、このタンタンメンは、基本的に醤油タレ?とスープで作ったもの。それにラー油が入っていて、ゴマがふりかけられている。さらに大量のピーナッツとザーサイがスープにたっぷりと入っています。どこかほっとする味わいでありながら、他にない斬新さがあります。基本は中華風なんでしょう。ですが、外房らしいアレンジのタンタンメンですね。
これが、とにかく美味しかった。系統としては、銚子のさかもとで食べたタンタンメンに似ていると言えば、似ているかな。
http://blog.goo.ne.jp/sehensucht/e/cae80e97b2e61604c8a211f0368d7285
でも、この味は天上天下唯我独尊。とても個性的で、かつ端的に美味しいタンタンメンでした。
ラーメンの方もなかなかでした。
わかめが入っているせいか、礒の香りのするラーメンでした。和ダシが入っているのか、化調なのかは微妙なところでしたが、懐かしい和の味わいのラーメンになっていました。さっぱりとしていて、ほっとする味。鮮烈さはないものの、歴史と文化を感じる中華そばでした。
麺が美味しかったですね。いわゆる首都圏でよく使われているタイプの中太のやや縮れ麺。乾麺みたいな感じで、でも、のびにくくて、コシのある麺でした。どこの麺なんでしょう?!
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聴けば、創業平成元年。24年の歴史をもつお店ですが、ご主人はさらにさかのぼること15年、別の場所(大原)で仕事をされていたそうです。なので、その道、39年。おおよそ40年の歴史と経験をもつお店なんですね。恐れ入ります。
40年作り続ける、というのは本当に大変なことです。1970年くらいからずっと続けているわけですからね。本当に凄いです。BUCK-TICKでさえ、まだ25年ですからね(苦笑)。40年続けてきたというだけで、やはり凄いことだと思います。
しかも、今もなお人気店なんですからね。そこがもうとにかく素晴らしいです!
隣りの家屋もとても風情があって、うっとりでした。
千葉ラーメン女子、あっちゃんもうっとり