ドイツから帰国して2週間以上が過ぎ、、、
日々の仕事に忙殺されて、ドイツにいたことが「嘘」みたいに感じています。
とにかく、忙しいです…(;;)
休みという休みが本当に本当になくて…。
「休み」らしき日があっても、やらなきゃいけない仕事に追われ…。
恐ろしい気持ちになります…。
***
さて。。。
そんな忙殺の日々において、唯一の安らぎとなるのが「ラーメン」。
この日は、あまり来たことのない本八幡と市川大野の間くらいのエリア。
この辺のラーメン店を調べると、ほとんどラーメン店がないことに気付きます。
で、食堂や中華で調べてみると、、、
村越屋
というお店があることが分かりました。
さらに調べると、どうやら年始に「猪(房州ジビエ)ラーメン」を出しているんだとか、、、
悪麺友らんちばさんも既に2011年にこちらのお店に来ていました!
ただ、この時期は提供されていません。1月ですね。
…
店内に入ると、おばあちゃんらしき人とその娘さんらしき人がいました。
店内は、まさに「昭和の食堂」。
カウンター席はなく、テーブル席のみ。
お客さんは、高齢の人(労働者風の人)を中心に、続々と入ってきます。
お店が昭和なら、お客さんも昭和ですね。
で、メニューです。
ラーメンも各種ありますねー。
「肉そば」「鳥そば」なんていうのは、老舗店ならでは、ですよね。
色々と悩みましたが、とりあえず「ラーメン」(550円)を頂こうかな、と。
いったい、どんなラーメンなんでしょ!?
ジャジャーン!!!
見てください! この「完璧」なヴィジュアル。
まさに「昭和ノスタルジー」を感じるレトロな醤油ラーメンです。
細いメンマが一際、目立っています。
スープを飲むと、じんわりと醤油の美味しさが口に広がってきます。
「これだよー、これ!!」っていう感じ!?
戦後間もない頃、食材も今みたいに揃っていない時代のラーメン。
また、中華系のラーメンじゃない、日本ならではの醤油ラーメン。
素朴にして、王道の味わい。
ラーメンの「博物館」があったら、このラーメンは是非とも展示したい、
そんな完璧な「昭和を代表するようなラーメン」でした。
麺も、昭和スタイル。
the醤油ラーメンの麺、というか…。
あるいは、「千葉クオリティー」のど真ん中、というか、、、
「美味しいかどうか」はさておいて、これぞ、昭和の麺だ!、と。
でも、やっぱり特記すべきは、メンマかな!?
このメンマが実に実に素晴らしかった。
細くて、コリコリっとしていて、弾力性があって、、、
味も臭みが全くなくて、、、
こういうところに、「技」を感じますね。
食べる価値、大ありです。
その他、色んなメニューが揃っています。
…
聞けば、こちらのお店は、創業50年くらいだとか…。
その50年前から、ラーメンを提供しているそうです。
つまり、50年前から守り抜いているラーメン、ということになります。
さすがに「戦前」というわけではないですが、昭和40年くらいから続く味。
こういうラーメンを、もっともっと味わいたいですね。
この十数年の間に、「食べられなくなる味」かもしれません。
今の若いラーメン店主さんは、こういうラーメン、作れるんでしょうか!?
店頭には、こんなパンフも掲示されていました。
どこも、頑張っているんですね。。。
大手チェーンが跋扈する現代。
その中で、個人店がどこまで頑張れるか。
僕らも、もっと個人店を大事にしていきたいものです。
この通りが、メインストリートとなります。
バスもこの通りを走っています。
本八幡周辺というのは、道路がどこも狭くて、大変です。。。
ま、千葉市民からすれば、本八幡なんて、「ほぼ都内」ですからね。
同じ千葉なはずなんだけど、「勝てる気がしない」エリアです(苦笑)。
本八幡なんて、土地とか家賃とか高くて、住めやしないです。
いったい、どんな人が住んでいるんだろう?
市川とかも含めて。。。
僕の中では、基本的に、千葉駅から東京方面の人は「勝ち組」の人。
僕は千葉駅から東京方面には住んだことがないので、、、汗
一度は、都会的なところに住んでみたいなぁ、、、
(千葉駅から下る人は、大変なんだから! 都内で遊んでも、11時過ぎには東京駅を出ないと、帰宅できないんです。都内に住んでいる人は、12時過ぎまで都内で遊べるわけでしょ!? 羨ましすぎます。が、僕的には「制約」があった方が、ちゃんと帰宅できるので、いいのかな!?、とも…)