西千葉（千葉大方面）の駅ロータリーを出たところ、すぐの場所に、かつて伝説的なラーメン屋さんがあった。その名も「パーコーラーメン風」。このお店は、ホントどのメニューも美味しいお店で、石神本にもずっと掲載されていた（現「金の糸」は今も掲載されている！）。
だが、数年前に突然成東－東金の方へと移転してしまった。その後、幾つかのラーメン屋さんが新たに登場したが、どのお店も長くは続かず、開業しては閉店を繰り返していた。「なみや」、「大竹ラーメン」と竹岡式ラーメンが続き、その後、「龍神」というお店が開業した。が、数ヶ月前に閉店。立地条件は決して悪くないのだが、どういうわけか、そのお店も閉店に追い込まれてしまうのだ。西千葉怪奇ミステリーゾーンか？！
そんなミステリーゾーンに、遂にラーメン一大勢力の「茨城大勝軒グループ」が名乗り出たのだ。船橋、津田沼で人気の「ラーメン無限大」が、遂に西千葉進出だ！ この地で、この呪われた場所でどこまでやれるか、多くの人の期待と視線が集まる中、遂に本日10月7日にオープンとなった。家系の武蔵家、濃厚魚介豚骨系のつなみに続き、二郎系というか茨城系のラーメン屋さんが出揃った形になる（やはり、時代の流れには逆らえないということか・・・）
開店日とあって、たくさんのお客さんが集まっていた。今日がオープン日だとは知らず、昼下がりにのほほんと立ち寄ったのだが、満員御礼中だった（みんな学生？！っぽかった）。店員さんは3人、女性スタッフが１名だった。今日はオープン記念で、一杯均一500円だった。ラッキーだ！
今回は醤油ラーメン（脂多め、野菜多め、かつお入り）＋味玉を注文。
出てきたラーメンは、二郎さながらのてんこ盛りラーメン。背脂がたっぷりだ。野菜もどっさり。かつて船橋で食べた無限大を思い出した。そのときよりは少な目かな。盛りが少なめって感じだ。
味は、まあ、予想通りというか、無限大のラーメンって感じだった。背脂ガンガンで、魚介の味がして、濃厚で、味も濃い目。若い男性ならツボにはまる王道のラーメンと言ったところか。ギトギトで、ガツン系で、味のインパクトはたしかに「無限大」。
麺もうどんのようにぶっとくて、ワシワシ系の王道だった。新しさはないが、やはり今の時代のトレンドそのものって感じだ。こういう麺になじみがなければきっと感動するだろうな～ 量は普通かな。そんなに多く感じなかった。
良くも悪くも、茨城大勝軒系だなぁ～と思う一杯だった。或る意味、セオリーどおりというか。けれど、この地でこのラーメンが食べられるというのは、ポイントが高い。今の時代の人が求めるラーメンをしっかり提供できているので、しばらくは安泰だろうな、と。また、この味が廃れることも当面なさそうなので、今度は途中で撤退ってこともなさそう。
ラーメンフリークとしては、なんとも微妙なところだが、一般的には、とてもよいお店が西千葉にやってきた！って感じかな。各種学校が集まる西千葉だけに、需要はかなりあるはず。値段もリーズナブルだし、量もたっぷり。さてさて、どうなることか。
ひっくり返すとこんな感じです。
辛ニンニクの薬味はセルフで！
開店おめでとうございます♪
