都賀で今、じわりじわりと人気を集めつつあるのが、こちらの「恵泉」です。
お店のブログ
http://ameblo.jp/komugikeisen/
こちらのお店は、本格中国レストランです。ジャンクさのかけらもない大真面目な中国レストラン。ゆえに、この界隈ではかなり珍しいタイプのお店だと思います。庶民的ではない、中国レストラン。あ、もちろん、庶民向けのお店ではありますが、庶民的ではない、というお店です。
僕は、今回で二度目!
http://blog.goo.ne.jp/sehensucht/e/3477735d676d62f4854f0d56871c8370
こちらのお店には、いわゆる「ラーメン」はないのですが、限定?で、冷し中華そばなるものが出ていたので、こちらを食べに来ました。
見てください。堂々の1000円です。この1000円の壁を超えるのがとても難しいのが、ラーメン業界です。が、それをいきなりさらっと、しかも冷やし中華でやってしまうのですから、驚きです。しかも、この地で。これは強気の価格設定です。
こちらの冷し中華そばは、紛れもない「冷やし中華」ですね。
ですが、こちらの冷し中華そば、凄いですよ。胡麻タレの味のみ。めっちゃ薄味なんです。ジャンクさもゼロ。きっと普通の冷やし中華に食べ慣れている人なら、面食らうかもしれません。僕もぶっちゃけ、面食らいました。「超、ライトだ・・・・」、と。
こんなにシンプルでピュアな冷やし中華って食べたことがないかも?! それくらい珍しい冷やし中華でした。といっても、特別ぶっとんだことをしているわけではないんです。引き算引き算で作られた冷やし中華と言ってもいいと思います。
しかも、このお店、卓上の調味料は一切なしなんです。出されたままに食べなければなりません。この時点で、かなり異色だということが分かると思います。醤油さえありません。餃子もあるんですが、醤油は出てこないんです。そのまま、食べろ、と。ね、不思議でしょ!?
でも、トッピングはとても豪華。
これで、1000円というと、なんか納得できちゃうんですよね。それが不思議。最近、マイブームの分析なんですが、こちらの冷やし中華は、いわゆる「ジャンクフード」じゃないんです。レストランの冷やし中華。ゆえに、1000円で十分に納得できる、という。
でも、これがいわゆるどこででも食べられるタイプの冷やし中華なら、高いと思うでしょうね。
麺は、なかなか上等な平打ちぴろぴろ麺でした。これ、いいなぁ。すごい美味しい麺でした。
やわらかくて、コシがあって、上品で、程よくワイルドでした。
こちらは牛肉かた焼きそば。
こちらも、ジャンクさ、一切なし。こちらも1000円超え。
お見事なお味でした。僕は、すごい感動しましたね。問答無用で味に深みがあります。
こちらは、ネギ焼き。パイ生地にネギが入っている中国の天心っぽい料理でした。
これが、かなりネギっぽい風味が生きていまして。美味しかったです。
こちらは、食べ手を選ぶ黒酢の酢豚です。これ、めっちゃ旨かった。
濃厚さがあって、お肉もいっぱい。申し分ないです。お酒と一緒につまみたいですねー。
…