閑話休題part2♪
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とてつもなく素晴らしかった「八咫烏」を後にして…
続いて、今年5月にオープンしたばかりの…
「二階堂」
に向かいました。
こちらの二階堂も、ジョナサンの近くです!
八咫烏も素敵でしたが、二階堂もとても素敵なお店でした!!
こちらのお店は、西新宿にあった「ラーメン杉」→「杉本商店」の流れを汲むお店です。
(もともとは二階堂のご主人のご両親のお店だったんだとか…)
いよいよ、ラーメン界も、「二世」や「三世」の店主さんが生まれつつあるんですね。
千葉でも、初代の店主さんの「引退」で、営業を終えるお店が増えています。
都内でも、同じように、ラーメン第一世代の引退→第二世代の台頭が起こっているんですね。
店主さんは30代中盤~後半くらいかな!?
とても真剣にラーメンと向き合っている感じがしました(さすがは東京…汗)
(生き残るのがとてつもなく大変な東京、しかも千代田区ですからね…)
メニューです!!
「中華そば」と「手もみ煮干そば」の二種があり、
「つけそば」や「わんたんめん」もあり、
さらに、限定のメニューも揃っています。
いやー…
本来なら、「中華そば」を食べるべきなんだろうけど、、、
「手もみ」という言葉と、「煮干そば」という言葉にやられました…苦笑
それと、ネットで一部評判の「冷やし中華」も頂きました。
なんとも、素晴らしい冷やし中華を出しているんだとか、、、(・_・;)
ジャジャーン!
こちらが、新店「二階堂」の「手もみ中華そば」です!!
いやーーーーーーーー、、、、
飛びきり、美味しそうです。。。
最近、都内の新店って、ほとんど行ってないからかもしれないですが、、、
やっぱ都内、都心の新店って、凄いなぁ、、、と。
ちょっとやそっとじゃ、生き残れないですからね。。。
こういうエリアで出店する人の「勇気」には、感服いたします。。。
で、お味。
これがまた、「八咫烏」同様に、ぶっ飛んで美味しかった…
煮干の旨みとしょっぱさが、冴えわたっています。
かなり「ニボニボ」してはいるんですが、そこらの煮干しラーメンとは明らかに違う…
「エグミがある」とか「エグミがない」とかの次元じゃない、、、
聞けば、奥様の故郷である香川の「伊吹島産煮干し」を使っているんだとか…。
伊吹島といえば、「いりこ(煮干し)」なんですね…。
(あと、猫県としても有名らしいです、、、行ってみたい…)
つまりは、二階堂では、かなり良質のいりこを使っている、ということですね。
でも、いい煮干しを使えばそれだけでいい味が出るわけじゃない。
聞けば、スープには、昆布と煮干しのみだそうで、、、
それで、この味ですか、、、(;´・ω・)
衝撃を超えて、目が点になりましたよ。。。
ラーメンのスープと言えば、鶏ガラ、丸鶏、豚骨、牛骨なんかが定番ですけど、
ここのスープには、そういう動物系のダシは入っていないわけで、、、
なのに!!! めちゃめちゃ攻撃的な味わいになっていて、、、
煮干のしょっぱさと美味しさが見事に重なり合ったパワフルな味わい。
上品だけど、かなりワイルドなスープ、といいますか、、、
恐るべき煮干そば、って感じでしたね。
麺は、こんな感じです。
いわゆる縮れ麺になっています。
麺も、かなり美味しいです…
が、スープほどの驚きはなかったかな!?
日本全国、麺の美味しい地方の麺に比べると、まだ改良の余地はあるような…
(あえて、言えば、ですけど、、、汗)
これでも、十分に魅力的な麺になっていると思います。
いやー、凄い(としか言いようがない)
で、こちらが、冷やし中華です。
もともと「中華料理店」だったということで、中華の技法もマスターされているのでしょう。
程よい酸味を残しつつも、美味しさが際立つ野菜たっぷりの冷やし中華でした。
いやー、こちらも凄い、、、
らんちばさんが「美味しい冷やし中華」について語っていますが、
きっと、こういう「お見事」な冷やし中華を食べてのことなんでしょうね。
普通の冷やし中華なのに、極端に美味しい、と。
でも、こちらの冷やし中華は、特製の「胡麻ダレ」も付いているんです。
いわゆる「味変アイテム」です。これを途中でかけると、一気に味が変わります。
こういう遊び心も素敵ですねー。
麺はこんな感じです。
冷やし中華にしては、結構太い麺になっているように思いました。
やはり凄いなぁ、、、と。
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驚きしかありませんでした。
九段下といえば、「斑鳩」がオンリーワンの存在でしたが、、、
ここにきて、とんでもないお店が一気に二店舗増えたわけで、、、
どちらも、甲乙つけがたいです。。。
強いて言えば、こちらの二階堂の方が「マニア度」は高いかな、と。
詳しい解説も、実に興味深いです。
とっても、とっても、素敵なお店でした。
とんでもなくハイレベルなラーメンだなぁ、、、と思いました♪