気が付けば、、、
前回の訪問から、もう2年が過ぎてしまいました…。
都賀・桜木エリアで最も有名&人気店となり、
間違いなく「千葉のラーメンの一時代」を築いた、
らーめん福たけ
です!!
福たけは、2002年に創業したお店なので、もう18年の歴史をもつお店です。
店名からも推測できるように、元来、修業先の「なりたけ」の味を提供するお店でした。
僕も背脂チャッチャ系ラーメンが好きだったので、その当時にかけつけた日のことをうっすらと覚えています。
その後、店主の福田さんは(昨今の煮干しブームに先駆けて)「煮干しラーメン」に魅了され、福たけでも煮干しラーメンの提供を始めました。後に福田さんに聞いた話ですが、「海空土」のラーメンを食べて美味しいなぁと思ったらしいです(と、同時に、ここまでの煮干しラーメンは無理だ、とも思ったとか…)
背脂ラーメンと煮干しラーメンを作っていく中で、必然の如くに生まれてきたのが、次の時代の礎を築くことになる「メガ豚にぼしつけ麺」ですね。
2008年頃に突如登場した「メガ豚にぼしつけ麺」の初レポはこちら!
今振り返ると、10年代の熱狂的な「濃厚煮干しブーム」って、千葉に限って言えば、この福たけのメガ豚にぼしから始まったんだよなぁ、と改めて思います。イマドキの「セメント系」も、その発端を探れば、このメガ豚に行きつくんじゃないかな?!、と。
その頃の福たけはまさに「空前のブーム」状態で、行列の長さも尋常じゃなかったですね。いったい何人並んでるんだ!?って思うほどに、、、。1日に400杯以上を売っているという証言もあったりしました。
その後、福たけは、二号店、三号店と増やしていき、拡大路線に切り替えていきました。ネクストブランド店も登場したり、イタリアンの世界に足を踏み入れたり、自身の名前を掲げるお店を出したり、と、活動の幅を広げていきました。(わりと車利用するお客さん向けのロード沿いのお店が多かったかな?)
そんなこんなで18年。2022年で創業20年となるわけです。
20年って、やっぱり凄いですよね…
…
さて、現在のメニューは、、、
…2年前と変わってない…かな??
パッケージとして完成されたってことなのかな、、、。
背脂系、煮干し系、味噌系…、色々あります。
メインは何といっても「東京背脂らーめん」ですけれども、、、
九十九里煮干しらーめん系、
地鶏中華そば系がありまして、、、
ランチタイム限定のミニ丼各種がありまして、、、
(お子様カレーもあるんだ!?!?)
塩中華そば系があって、
九十九里煮干し塩らーめん系があって、
北海道焦がし味噌らーめん系があって、
東京背脂濃厚味噌らーめん系があって、、
そして、福たけ自慢の「つけ麺系」が各種そろっております!
福たけのつけ麺のバリエーションはなかなかだと思います。
どのつけ麺もとっても美味しいですしね☆彡
…
今回は、敢えて「煮干しラーメン」を頂くことにしました!
10年代を圧倒した煮干しラーメンブーム。僕もホント数えきれないくらいの煮干しラーメンを食べてきました。煮干しラーメンの聖地?でもある青森にも何度も行ってきました。あっさり系から超極濃厚系の煮干しラーメンまで、あらゆる煮干しラーメンを食べては、都度感動していました(苦笑)。
そんな経験を経た上で、今、この福たけの煮干しラーメンを食べたら、どう感じるんだろう?って。
…
というわけで、、、
ジャジャーン!!!
特製煮干しラーメン
です!!
「特製」とあって、色々トッピングが豪華に乗っています。
最近の特製系って、値段もかなりお高く設定されていて、トッピングも豪華になっていますが、ここの特製は、値段も抑え目になっていて、トッピングも度を超えて増えているわけではないところがポイントですかね。
庶民的な特製? 手に届きやすい特製? 「ちょい特製」って感じ!?
とっても薄いスライスチャーシューもまたどこか懐かしいです。
(僕が死ぬほど大好きだった「らーめん和屋@千葉寺」のチャーシューも極薄のスライスチャーシューで、2000年代初期のチャーシューを思い出します。頑々坊子もそうですよね。…スライサーがトレンドだったのかな??)
zoom up!
スープは、甘くて優しい煮干し醤油スープですね。
一瞬、「海空土」っぽさを感じましたが、それはすぐに消えてなくなりました。別の味かな?、と。
すっきりあっさりタイプの九十九里産の煮干しのスープですが、油分もそこそこある感じです。煮干し油(香味油)も使ってそうな感じです。とはいえ、そんなに「ど・煮干し!」って感じでもなく、、、。海空土ほどに煮干しは投入していない? その代わり、海空土よりも煮干し油を使っていて、その香りは甘くて強い!?…
ニボニボ系が好きな人からすると、少し物足りないかもしれません。が、逆に、煮干しが苦手な人でも美味しくいただける煮干しラーメン!? やり過ぎ系ではないので、すんなりと、煮干しの美味しさだけを感じながら、食べられる煮干しスープのラーメンかなと思いました。わりと甘みを感じる煮干しラーメンというか、、、(かといって、「くどう@青森」ほどのすっきりクリアさがあるというわけでもなく…)
イメージ的には「あいまいでファジーな煮干しラーメン」!? 超すっきりでも、超こってりでもなく、その間くらい? あいまいな領域に位置する煮干しラーメン!?
隠し味に煮干しを使うラーメンと海空土系の煮干しラーメンのちょうど間くらいの煮干しラーメン?!
で、甘み強めって感じかな、、、と。
麺はこんな感じです。
なんか、この麺、いつも「麺処まるわ」で食べている麺っぽいです(苦笑)。
久しぶりな感じがしません(;´・ω・)…。なんでだろ、、、カラスさん…💦
やはりいつも食べている麺(に似てる)ってことなんでしょうか!?
チャーシューもまた、なんか00年代っぽくて懐かしくてほっこりとしました。
この極薄のスライスチャーシュー、僕、大好きなんですよね、、、
今、ここまで極薄のチャーシューを出すお店って、頑々坊子くらいかなぁ、、、!?
そして、お楽しみは、卓上の調味料🎶
すりおろしニンニクは定番であまり驚きませんが、、、
卓上の焦がしネギは、当時としてはとっても斬新でしたね。
はるか昔、この焦がしネギが好き過ぎて、入れ過ぎたこともありました💦(すみません)
焦がしネギを入れると、煮干しラーメンの味が大きく変わっていきます。
煮干しの風味が弱まり、魚介系焦がしネギスープに変貌するんです。
更に、そこにニンニクを入れると、今度はラーショっぽく…!?
この味のドライブ感が楽しいんですよね。
…
それからそれから、、、
マヨ明太丼(200円)
です!!
これ、200円の奇跡!!って叫んでいいですか!?
明太は、あれかな、「やまやのめんたいチューブ」??💦
やまやかどうかは別にして、チューブ型の明太ソースかな?
海苔の上に、明太ソースとマヨネーズがドドドっと。
海苔とマヨネーズと明太ソースの相性がヤバ過ぎて、笑っちゃいました💛
美味し過ぎた、、、
これで、200円はやっぱり奇跡だ、、、奇跡のミニ丼でした。
価格を抑える努力と、食べ手を驚かせる工夫と、、、
***
というわけで、、、
2018年8月以来、実に2年ぶりの福たけの実食レポでした!!
2年ぶりって、こりゃ、ちょっと酷いだろ、、、😢
今こそ、「福たけ回帰路線」に軌道修正しないと!!
もともと大好きなお店だし、人気が出過ぎて少し来なくなっただけで、、、
今は(昼時は分かりませんが)時間帯をずらせば、静かに落ち着いて頂けます。
2020年後半、福たけの全メニューをもう一度食べ直してみようかな!?
だって、福たけ、大好きなお店だったんだもん。
大好きなラーメン、いっぱいあるんだもん。
もやし、すんごい、らーめんの「もすら」もまた食べたい…。
他のメニューも全部食べたい\(^o^)/
…
僕自身、2002年頃の気持ちに戻りたいなって思います。
福たけが出来た頃、僕も「ラーメンフリーク」になりつつあって…。
ただの「リピーター」から徐々に「コレクター」になっていく頃で…。
2002年頃が一番楽しかったなぁ、、、って…。
いや、そんなこともないか…。ラーメンって、何年食べ続けても、ずっと感動できる食べ物だから…。
行ったことのないお店のラーメンを食べて、感動するあの体験は何にも代えがたい…。
福たけで初めて食べた時も、感動と興奮と喜びで溢れていたもんなぁ、、、。
「千葉拉麺通信」を見て、そこのスレッドを読んで、新たなお店に行くのが楽しかったあの頃…。
今は、なんか「情報提供」の方ばっかりに目が向いていて、新鮮な気持ちを忘れているっていうか。
ブログなんて書かないで、ただ食べたいお店に行って、美味しいラーメンを食べて、「旨かった~~」ってやりたいな(でも、まだ引退はしません🎶)
「写真」なんて撮らないで、「どれがブログ受けするかなぁ」なんて考えないで、食べたいラーメンをただ無心で食べて、「ごちそうさま~~」ってやってた「あの頃」に戻りたいなぁ…。(戻りませんけど…💦)
あの頃はまだ、ブログもmixiもない頃で、SNSなんてなくて、拉通の掲示板(これもSNSか)だけが頼りで、そんないい時代だったんだよなぁ、、、
この18年で、何から何まで変わっちゃいましたね😢😢😢
でも、、、福たけはずっと変わらずに美味しいラーメンを提供し続けてくれていました。
いや、変わり続けながら、変わらずに、美味しいラーメンを出し続けていました。
もっと応援しなきゃ!!!!
この風景も、もうお馴染みですよね\(^o^)/
桜木の風物詩、、、ですね💛