現在、ウィーンを中心に3店舗あるテイクアウト専門の日本料理店、
TEKAWAY SUSHIは、手軽に食べられるファストフード店。
日本料理店というと御幣があるな。
日本料理っぽいアジアンファストフード店って言った方がいいな。
日本料理ブームにのって作られた「日本もどき」のチェーン店。
そこで売られていたのが、テイクアウトのラーメン。
テイクアウトのラーメンって初めて見たかも?!
これは面白い! わずか2ユーロちょっと。250円程度。
だけど、結構麺も入っているし、
野菜もかなりたくさん入っていて、「お得感」はばっちり。
なんか、すごくお徳な感じで、思わず嬉しくなった。
味的には、何ともいえない。
これ、本当にラーメンか?!とも思えなくもないが、
スープ、麺、トッピングすべて入っている。
しいて言えば、油分が全然なくて、スープを飲んでいるような気持ちになった。
そうか、ラーメンっていうのは「油」が重要な要素なんだな。。。
こちらのラーメンはどこもホント油が単調だったり、入っていなかったり、、、
油の風味がほとんどないので、どうも「ラーメン」といいがたいところがあるのだ。
でも、こうやって普通に街でラーメンが売られているところを見ると、
じきにものすごいラーメン店が登場しなくもないだろうな。
今のヨーロッパにも、たしかにラーメン需要はある。
このマーケットをどうするか、かなり注目できるんじゃないか。
もし仮に日本のラーメン店主が単身でヨーロッパになぐりこみをかけて、
日本の最前線のラーメンを作って、注目されたとしたら・・・
そうしたら、アイバンさんどころの騒ぎじゃないような気がしてならない。
まだ、こちらにはこれといったラーメン店がないのも事実。
(HONOBONO亭もスープのレベルで見れば、まだまだ)
醤油もマグロもかつおもこちらではもはやスタンダード。
とするならば、日本のラーメンが支持されないとはもはや思えない。
今、まさにヨーロッパはラーメン業界にとって最高のマーケットなのではないか?
SUSHIのみならず、今後RAMENが国際用語として浸透するのは時間の問題。
パイオニアはいったい誰になるのだろうか?!
TEKAWAY SUSHI
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