先日、東京・日本橋の老舗鰻店の
「うなぎ◇はし本」
に行ってきました!
鰻の専門店に来るのなんて、いったい何年ぶりだろう!?
そもそも、前に鰻を食べたのはいつだ!?
もう記憶にないくらいに昔のことのように思います…。
今回は、「特別な日」ということで、鰻を味わうことになりました。
はし本は、東京駅八重洲口から徒歩で数分。
日本橋駅が最寄りですが、東京駅から余裕で歩けます。
このエリアは昔から、飲食店が立ち並ぶ場所で、僕も時折来ます。
ラーメン店もありますしね♪
しかも、東京駅から徒歩数分なのに、このお店は「路地裏」にありまして、、、
近代的な高層ビルが立ち並ぶ中、昭和の雰囲気がしっかりと残されています。
この「路地裏」、好きだなぁ…
店舗は二階建てで、二階は予約席の個室。
二階には、お金を持っていそうなビジネスマンがいっぱいいました。
「世の中には、こうやって高級な鰻を普通に食べている人もいるんだなぁ…」、と。
ま、世の中、そんなもんです。
いつの時代にも、富める者がいて、そうでない者がいて…
さて、、、
はし本のこだわりが書かれています。
「うなぎが蒸し焼きあがるまで「香のもので待つ」という所謂関東風マナーを受け継ぎ…」
そうなんだ!?
関東にはそういうマナーがあるんだ!?('◇')ゞ
資源問題ゆえに、「天然うなぎは扱っておりません」、とあります。
ま、僕には、天然も、養殖も、よく分からないことなので、、、
ちなみに、この日は、「鹿児島産のうなぎ」でした。
鹿児島は、実は鰻の養殖全国ナンバーワンなんですよね。
タレは、「継ぎ足し続けながら常に理想のバランスに向かい進化してきました」、とあります。
「秘伝のタレ」、「継ぎ足しのタレ」以外のことは書いてありません。
いいですねー。門外不出。
うな重は、三種のみ。
鰻の量に応じて、値段が変わってくるみたいです。
僕は、「ろ」の1.5匹のうな重をお願いしました。
目の前のWさんは、「は」を注文されていました(苦笑)。。。
あと、鰻店では、「肝吸」が一般的みたいですが、僕は「赤だし肝入り」を注文しました。
赤だしが好きなんです。。。
あと、特別に、「地焼ひと口白焼」も頂きました!
鰻の串ものだと、リーズナブルですね。
あと、「う巻」も、定番中の定番みたいです。
うなぎを巻いた玉子焼きですね。
まず、ひと口白焼です。
いわゆる「鰻の串焼き」ですね。
こんなの、初めて食べたかも!?
美味しすぎました。。。
少しだけ塩をまぶして食べました。
で、こちらが、「う巻」です♪
いやー、お美しいです。
うなぎを巻いた玉子焼きなんて、、、
僕には贅沢過ぎます、、、
うなぎの身がしっかり入ったう巻になっていました。
玉子もふわふわで、とろけるような美味しさでした。
いやー、こんなに素晴らしい料理がこの世にあるのか!?、と。。。
普段、ラーメンしか食べていない自分には、驚愕でした。
僕は、何かを特殊に得ている一方で、何かを失って生きているんだなぁ、、、と。
そして、うな重、登場です。
4500円のうな重です。
ラーメンに換算すると、実に6~7杯分の値段に相当します。
胸をときめかせながら、蓋を開きます。
じゃじゃーん!!!
見てください! この豪華絢爛なヴィジュアルを。
ぷりぷり、肉厚な鰻がずっしりと詰まっています。
「これは、すごい…。出し惜しみ、一切なしか!?!?!」、と。
いや、実際、鰻は、大好きだったんです。
自分の母親が「大の鰻好き」で、ガキの頃はよく食べさせてもらっていました。
(*生協の冷凍うなぎですけど…汗)
今みたいに、手の届かない食べ物じゃなかった気もします。
今や、自分の食生活の中には、うなぎは確実にありません。
「お金持ちの人が食べるもの」、という刻印づけもされています。
今回は、特別なので、あれですけど、、、
また、しばらく、ずっと、鰻など食べないでしょうし、心から味わいたいと思います。
問答無用で美味しいです。
世の中には、色々と美味しいものがありますが、鰻の美味しさは、格別です。
今は、日本全体が没落へと向かっており、高価なものは全部隣の国に流れています。
昔は、庶民でも食べられた鰻ですが、今となっては…
でも、4500円です。
数年に一度くらいなら、食べても、バチは当たらないだろう、と。。。
一口一口、心を込めて、味わいました。
幸せだった…(´;ω;`)
赤だし肝入りです。
赤だし味噌汁って、どうしてこんなに美味しいのでしょう!!??
味噌ラーメンはあまり好きじゃないけど、味噌自体は大好き。
それに、赤だし味噌汁はもはや、神の領域。
肝もぷりぷりっとしていて、面白かったです。
これは、食感を楽しむものかな、と。
最後に。。。
Wさんが注文した最高クラスの6000円のうな重を眺めて、終わりにしましょう。
ジャジャーンっと!!!
これで、まるごと2匹の鰻が使われているそうです。
いやー、凄いですねー。
これだけ食べたら、もう、しばらく…
10年は鰻を食べなくても生きていけるかも!?!
というくらいのボリュームでした。
***
結論からいうと、うな重は、やっぱり美味しい!ということ。
それと、、、
やはり、今の時代、うな重は安易に食べてはいけないな、と。
こんな美味しいものを一度口にすると、また食べたくなるじゃないですか!?
でも、庶民に手の届くようなものじゃない。
僕の心は、もう既に叫んでいます。
「また、鰻が食べたい!!!」って、、、
でも、それは、無理。。。
鰻は、お金持ちのリッチな人が食べるもの。
僕みたいな人間が安易に手を伸ばしてはいけないもの。
だから、「諦めなければいけない」。
それが辛いので、やはり、鰻は安易に食べてはいけないな、と。
(多分のアイロニーも込めて)
さらに、こちらのお店には、「鯉料理」もありました。
鯉料理って、食べてみたいなぁ…
大分のどじょう料理もありました。
こういう料理ももっともっと食べたいなぁ。。。
しかも、鰻と違って、リーズナブルなので、これなら食べられる!!
今度、またこのお店に来たいと思います。
それと、、、
ランチタイムでは、さらにお得なメニューが用意されています。
1620円で、鰻料理が食べられます。
まぁ、それでも、ラーメン二杯分ですけど、、、('◇')ゞ
東京駅・日本橋駅からすぐの場所にあります。
是非、一度、行ってみてください!!
とてもいい雰囲気のお店でした!!
Oさん、ありがとうございました!!!
一生、忘れない素敵な時間となりました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします!!!