岡山ラーメン十軒目は、天神そばとはまた別の意味で岡山ラーメンの代表格の『やまと』。
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ここはもともと洋食屋さんなんだけど、ラーメンでも極めて有名なお店。ラーメンで有名なのか、ラーメンも有名なのか、それはわかりませんが… お店は天神そばから歩いて６分程度。商店街と大通りの間の路地にあります。この先には、これまた有名な「だてそば」があります。だんだん岡山の街が分かってきたな♪
お店の前にはこんなレトロなショーウィンドーがあります♪
何度見てもうっとりさせられます。で…
メニューはこんな感じです。
中華そば（小）500円＋カツ丼（小）500円をいただきました。（先回はどちらも食べて、トマト野菜そばをメインで食べました。こちらのトマト野菜そばも超おススメですね。トマトラーメンとしては、大阪の信濃路に匹敵するほどに美味しいトマトラーメンだと思います）
http://blog.goo.ne.jp/sehensucht/e/8a5621094e950a83e43628172c951214
（2007年のレポです。もう4年も前の話か～…）
さて、中華そば。味的には魚介香る岡山豚骨醤油ラーメン。昆布と鰹節をかなり入れてるとのことだけど、味わい的には微妙にいりこっぽい（けど、いりこは不使用とのこと－確認済）。首都圏で定番のどろっとした濃厚豚骨とは違いますが、これもまた濃厚豚骨醤油です。さらっとしているんだけど、濃厚なんです。それに、和ダシの旨みがふわ～っと感じられます。正直、「え？ これ、老舗の味か？」と思うほどで、今、この現時点でもなお超力強いラーメンになっています。このお店で十軒目なんですが、それでもやまとのラーメンには、驚きの気持ちが強く引き起こされます。うん、もうまさに「名店」ですね。味的には、岡山でもNo.1クラスで大好きです。二度目で確信しましたよ。「やまとのラーメンはまず絶対的に旨い」、と。
店主さんらしき人はチャーハン、かつ丼などを担当し、若旦那？が主にラーメンを担当しています。店主さんらしき方は一切言葉を発することはなく、黙々と仕事をしている感じでした。若旦那も同じく、寡黙に淡々と仕事をしていました。そういう姿に惚れますね。
ドミカツ丼（かつ丼デミグラスかけ）も甘味があって抜群に美味しかった。ホント、このデミグラスソースが極めて個性的で、甘味があって、粘度があって、インパクト大でありました。
もう、さすが「やまと」ですね。洋食＋ラーメンどちらも突出して美味しい無敵のお店だと思います。
さて、まとめ。天神そばとやまとは、まず岡山で食べたいお店だと思いますね。この二店なら、すぐに回れますしね。さらにお腹に余裕があれば、やまとすぐ近くにある元祖岡山とりそば大田か、あるいは、だてそば。それから浅月本店and(or)冨士屋、かな。で、個人的には、華光軒に〆で行く、と。さらには、丸天、ぼっけゑラーメン、あまいからい、丈、マニアックなところだとタンメン＋餃子で有名な陶泉にも行ってもらいたいですね。最先端系なら小豆島ラーメンひしおですね。
結論的に言えば、岡山のラーメンは極めてハイレベルだということ。そして、多様である、ということです。それに、世代交代の時期でもあり、確実に文化が引き継がれている気がしました。丸天はまだまだ行けるでしょうね。新旧入り乱れての戦いともなっているように思います。
人が途切れた合間に。。。
でも、通常はこんな感じで、いつでも人が入ってきます。
