半年くらい前に、ふと偶然、車でこの界隈を走っていた時にこのお店が目に入ってきました。
うわー、このお店の佇まい、いいなぁ、と、思いました。
その名も
と申します。
名前の由来は、奥様の名前とご主人の好きな言葉を合わせたものなんだとか。
調べてみると、2007年創業のお店で、もともと中華屋さんだったそうですね。
2007年に中華屋からラーメン店にリニューアル。
その際に、ラーメン評論家の山路力也さんのアドヴァイスも色々と頂いたんだとか。
今や全国レベルで活躍する山路さんですが、この頃はまだ千葉を拠点に色々と活躍されていました。
千葉ウォーカー連載や、千葉テレビの番組など、色々な媒体で千葉のラーメンを紹介していました。
さて。
そんな背景をもつ「中華そば美輝」ですが、、、
今は、しっかり地元で愛されるレトロ&モダンなラーメン屋さんになっていました。
ローカルな雰囲気を残しつつ、「今っぽさ」も入り込んだお店、というか。
おススメメニューは、この「特製中華そば」だそうです。
このように「特製」をおススメにするスタイルも、「今っぽい」かな、と思います。
基本的には、醤油、塩、味噌のラーメンがあり、
中華系のラーメンや「かつおラーメン」などがあったりします。
さらには、非ラーメン希望者のために、中華系の定食も用意されています。
「中華料理店」と「ラーメン店」をうまく合わせていることが分かります。
考えたら、こういう感じのお店って、あんまりないような、、、
「かつおラーメン」が凄い気になったんですけど、、、
店主さんは、醤油味の「中華そば」が一番好き、と仰っていたので、
「中華そば(醤油)」をいただきました。
こちらが中華そば美輝の中華そばです。
綺麗なヴィジュアルです。
メンマの切り口とか、山路さんっぽさ(?)が感じられます。
レトロコンセプトのイマドキの中華そば。
本当に昔からの中華そばを食べ歩く僕には、「都会的なラーメン」という印象でした。
見た目こそは、「昔ながらの中華そば」ですが、味は現世風。
醤油の味がキリリと感じられるスープ。
あっさりとしているけど、味的にはやや攻撃的。
ダシ感よりは、醤油感の方が強いラーメンだったかなぁ、、、と。
麺は、こんな感じでした。
ややポキポキっとしたタイプのオーソドックスな麺。
僕的には、やはりもっと縮れ具合の強い麺の方がよかったかなぁ、と思うけど、
でも、味的には都会的だから、こういう麺の方がマッチングしているんだろうなぁ。
***
総じて、醤油感の強いやや今風のラーメン、という感じでした。
年配の方で、イマドキのラーメンを食べたい、という人向けのお店かな?!
中華屋のラーメンというわけでもなく、ガチのラーメン店のラーメンでもなく、、、
その他、おつまみメニューとして、色々と用意されていました。
きっとね、このお店って、近所のラーメン好きの人がふらっときて、
ラーメンを食べて、酒を飲んで、もの思いにふける場所なんだろうなぁ、って思いました。
そういうお店も必要ですからね♪
ちなみに、
僕が行ったときには、おばあちゃん、おじいちゃんたちが居て、みんな、冷やし中華を食べていました。
その顔がとても幸せそうで、僕も幸せな気分になりました。
料理って、人を幸せにするんですよねー♪