松本ラーメン食べ歩き。
マルキ商店→麺州竹中と食べ歩いて、最後に向かったのが…、
信州味噌ラーメンを出すお店の中で、圧倒的な人気を誇る、
本格味噌らぅめん専門店
麺匠佐蔵
でした!
この麺匠佐蔵、むちゃくちゃ人気のあるお店でした。
お昼時から昼営業が終わる頃まで、ず~っと行列の絶えないお店でした。
しかも、外国人旅行客がたくさんいて、凄いなぁって思いました。
ちょうど行列に並んでいたら、自分の後ろにロシア人5人組が並び始めました。意味はほとんど分かりませんが、話している言葉が「ロシア語」だと分かったので、英語と片言のロシア語で話しかけました。
その5人組は、2週間くらい日本に滞在している旅行客で、白馬のスキー場にスキーをしにやってきたんですって。今、日本とロシアって、敵対関係にあるのに、それでも、日本にスキーをしに来ているんですね…。今でも、ロシアの人って普通に日本に旅行しに来られることに、ちょっと驚きました…。(スキーを楽しんだら、ロシアに帰るとも言っていました…)
このロシア人たちは、googleでこのお店を知って、やってきたんですって!!
行列に国籍も人種もなにもありません。
ただただ行列に加わり、ひたすら待つのみです。
行列に優劣はありませんし、行列においては皆が平等なのであります!(?!)
雪もちらちらと降っていましたが、それにも耐えて並びました。
行列はやっぱり、死ぬほど嫌いです、、、
でも、ここの「信州味噌ラーメン」を食べなければ、、、と。
行列に並んでいる間、メニュー表が手渡されました。
うん、「信州味噌ラーメン」って書いてありますね👆
今回の目的である「信州味噌ラーメン」、ここにもしっかりありました。
おそらく…、この麺匠佐蔵の味噌ラーメンこそ、代表的な信州味噌ラーメンと言えるんじゃないかな。
…
お店の中は、まさにまさに「蔵の中!」って感じでした。
2階に続く階段がホントに急斜面で、ちょっと怖かったです。
1階がカウンター席で、2階がテーブル席ですね。
僕はおひとりさまだったので、1階のカウンター席に座りました。
こちらが券売機です。
基本的に、全部「信州味噌ラーメン」ですね\(^o^)/
一番人気は、
佐蔵味噌らぅめん(980円)
とのことでした。
基本的に、ノーマル、魚介味噌、焦がし味噌、野菜味噌の4バージョンかな。
そこに、つけそば、餃子、ミニ丼などが用意されていますね👆
この佐蔵には、日々、外国人客が集まっているのでしょう。
なので、しっかりアルファベット表記のメニュー表も掲示されていました。
佐蔵味噌らぅめんは、「Miso Ramen with spicy minched pork meat」になるんですね。
訳せば、「ピリ辛ひき肉入り味噌ラーメン」になるでしょうか?!
あと、インバウンド狙いっぽいのに、お値段はわりとリーズナブルで…
…
では、いきますよ~
ジャジャーン!!!
こちらが、行列必至の人気店「麺匠佐蔵」の看板メニュー、
佐蔵味噌らぅめん
です!!
うおおお!!! これはまさかの「濃厚豚骨味噌ラーメン」か?!
泡立っていて、ドロドロっとしていそうで、ヘビー級のスープですか?!
なるほど、こういうドロ系の濃厚豚骨味噌?だから、あれだけの行列ができているのか…
この中央にあるのが「スパイシーなひき肉」ですかね?!
見た目、そんなにSpicyに見えませんが、、、
そんなひき肉の下にそびえるドロッとした濃厚味噌スープ、いいですね~。
一つ前のお店(麺州竹中)の信州味噌ラーメンとはだいぶ違う方向性だぞ、と。
zoom up!
スープを一口飲むと、、、
「うおおお! これはかなりガツンと来る、トロトロっとした濃厚豚骨系の味噌ラーメンだ!」
って思いました。
ドロドロというよりは、トロトロに近いかな?!
とすると、麺州竹中の鶏白湯味噌ラーメンとベクトルは同じかも?!?!
こっちは濃厚な豚骨味噌系で、あっちは濃厚な鶏白湯味噌、、、
どっちもトロトロっとした、信州味噌入りの濃厚味噌ラーメンではあるんです。
それが、信州味噌ラーメンのエッセンスかも?!?!(と妄想…)
いずれにしても、この佐蔵の味噌らぅめんもかなり攻撃的な濃厚味噌ラーメンになっています。
鶏も使っているのかなと思いきや、鶏は一切使っていないとのことで、豚骨スープということになるみたいです。(google mapで、ここのスープは天下一品のスープに似ているというコメントがありましたが、それは不正解ということになりますね)
(うん、これならたしかに(濃厚系を好む)外国人客にも受けそうな気がする、、、)
あと、麺州竹中同様、ひき肉で味変するっていうのも、信州味噌ラーメンの一つの特徴になるのかも?!
ここのラーメンも、ひき肉を合わせることで、味がぐっと引き締まった感じがしました。
麺はこんな感じです。
自家製麺か、どこかの製麺所の麺か分かりませんでした、、、
これは太麺(中太麺)で、ストレート麺で、むっちりとした麺ですね。
これは、どちらかというと首都圏的というか、都会的な麺だったかな?
あんまり「地方の麺!」って感じはしませんでした。
ただ、これだけトロトロっとした濃厚スープだと、こういう麺になっちゃいますよね。
穂先メンマも立派でした。
っていうか、ここの穂先メンマ、長い長い!!!
この長さ、めっちゃいいですね~~\(^o^)/
濃厚でこってりとした豚骨味噌スープの、いい箸休めにもなりそうです。
チャーシューはこんな感じです。
そこそこ厚みもあって、トロトロっとしていて、こちらも完璧でしたね。
すごく考え抜かれた一杯というか、それぞれしっかり考えられているなぁって思いますね。
…
これを一杯しっかり食べて思ったのは、、、
信州味噌ラーメンというのは、クリーミーで濃厚で、そして信州味噌を使った、ひき肉で味変する長野のラーメン、っていうふうに表現できるかな、ってことでした。
味わい的には、信州味噌の味がしっかり感じられるようになっている、とも。
これなら、もう「松本信州味噌ラーメン」って言っちゃっていいんじゃない?とも思いました(が、長野市内にもどうやら信州味噌ラーメンはあるっぽいので、次はまた長野で信州味噌ラーメンを追いたいなって思います!)
***
というわけで、、、
松本屈指の人気ラーメン店「麺匠佐蔵」の初レポをお届けいたしました。
信州味噌ラーメンの一つの「ひな形」というか、一つの「パターン」を見つけた気がします。
もっとさらっとしたスープなのかと思いきや、トロトロっとした濃厚な味噌スープのラーメンでしたからね。
まぁ、信州味噌ラーメンと呼ばなくても、都内や千葉なんかでも、濃厚味噌ラーメンってわりとあるし、それをあえてご当地ラーメンと呼ばなくてもいいのかもしれませんが、、、
でも、信州味噌だけを使った、トロトロ系のラーメンってことで、ご当地ラーメン化することは十分に可能かなって思いますが、もう一つ、なにか決め手というか、アクセントが欲しいところかもしれませんね。
いずれにしても、とっても魅惑的で美味しくてパンチのある味噌ラーメンでした!!
濃いめ・薄めとか、味もいろいろ調整してくれるみたいです😊
この辺もまた、多くのお客さんを集める秘訣かもしれませんね。
しょっぱさもまた、個人差があるし、塩味も調整してくれるみたいです。
バイトも募集していますね~~。
時給もしっかり1000円超えであります。
つけそばも美味しそうだし、佐蔵めしも食べてみたいなぁ。
魚介味噌、焦がし味噌も気になるところです。
お昼は14時半ラストオーダー。
夜は21時30分ラストオーダーですね。
ホント、昼時だと、14時半ギリギリまで行列ができていました。
なので、できれば14時くらいまでには来たいところですね(お昼は!)
横から見ると、かなりの迫力ですよー。
これぞ、まさに「蔵!!!」って感じです。
お店の前に、こんな素敵な小川?が流れていました。
チラチラと雪が降る中、川のせせらぎも聞こえていて、、、
なんか、夢の中にいるような気持ちになりました😊
松本って、ホント素敵な街だなぁって思いました。
…
信州味噌ラーメンは、信州味噌100%のラーメンとも言われています。
お味噌もいろいろと試してみると、いろんな味があるんですよね。
基本的には、国産大豆使用のものがベストなんですって?!
長野県は「味噌王国」でもあるんですね!!!