我が生まれ故郷、三重県。
そして、正真正銘、生まれた街である【四日市】。
その四日市で、最も知名度があって人気があって評価の高いお店が、
香る。小麦と魚だし
鉢ノ葦葉
であります!
鉢ノ葦葉と書いて、「はちのあしは」と読むそうです。
これは、このお店の「造語」ですかね?!?!
創業は2007年4月ということで、もう創業17年目のお店なんですね。
店名の由来は、シークレット、非公開なんだそうです(独特だなぁ~)
こちらのお店は、近鉄四日市駅から徒歩で10分くらいかな?!
少し歩くけど、徒歩圏内のラーメン店であります。
さすがの人気店とあって、行列もできていました。
13人くらい並んでいましたかね?!
30分以上待った気がします。
しかも、灼熱の日で、かなり危険な暑さでした。
日よけとなるものが何にもないので、ひたすら強い日差しに耐えて、待ちます。
このお店独自のルールがあって、行列に並んで、一番前まで来たら、券売機で食券を買って、そして、またその行列の先頭に戻って、お店の人に呼ばれるのを待ちます。
店頭には、こんなメニュー表が出ています。
基本的には、味…というか、スープの種類は一つですかね。
らー麺一杯ジャスト1000円になっています。
わんたん麺だと1200円で、ちゃーしゅー麺だと1300円也💰
地鶏と根菜の味ごはん(小230円、大380円)なるミニ丼もあります。
半熟煮玉子の他に、くんたまなるものもあります!
券売機です!!
うん、お初でありますし、連食中なので、らー麺(1000円)を頂きます。
それから、券売機の上の方に小さく「熊野地鶏のスタミナ肝しぐれ」と書いてあります。
この肝しぐれもまた、三重県エリアの名物なんですって!!
当然ながら、「地鶏と根菜の味ごはん(小)」もいただきます。
これ、ミニ丼好きには見逃せないご飯モノです。
…
着席すると、こんな感じになっています!!
うわ~、こりゃ、凄いぞ、、、
どこかの「料亭」みたいな感じになっています。
こりゃ、ミシュランも大喜び、、、ですね~( ´艸`)
ここに、ラーメンが運ばれてくるわけですね。
…
しばらくして、、、
ジャジャジャ・ジャーン!!!
来ました来ました!!
こちらが、鉢ノ葦葉で頂きました、
らー麺
+くんたま
+南高梅と青じそ
+地鶏と根菜の味ごはん
+熊野地鶏のスタミナ肝しぐれ
です!!
こりゃ、もう、フルコースですね!!!
我が故郷の四日市で、こんな素敵なラーメンが食べられるとは…😢
もう、この時点で、「感無量」ですよ、、、
こちらが、らー麺(1000円)+くんたま(100円)です!!
これまた、とっても美しいラーメンですね~~😂
これ、「独学」で作ったラーメンってことなんですよね。
ワンタン、チャーシュー、ネギ、メンマ、ほうれん草が乗っています。
あと、フライドオニオン?? 揚げネギ(焦がしネギ)?みたいのが入っています。
なんか、スタイリッシュというか、アーバンというか、、、
zoom up!!
スープは、まさに「琥珀色」!!!???
美しいスープに、美しいトッピング、、、
これが、四日市で最も知名度を誇る鉢ノ葦葉のラーメンですか…😊
スープを一口飲むと、、、
「おおお、、、これはまさにトレンディーな淡麗魚介味の塩?スープ!」
って思いました。
まさに、トレンディーでコンテンポラリーでエレガントでスタイリッシュ。(でも、いわゆる「流行り」のラーメンに迎合せずに、我が道を行ってる感じ?!?!)
三重県の熊野地鶏を使った、和風魚介淡麗鶏塩スープ、こりゃ旨いわ…🤤
あまり「刺激」は強くなくて、どっちかというと「優しい味わい」?!
魚介出汁が強いわけでもないし、しょっぱさが痛烈なわけでもない。
全体的なバランスを重視した味で、あまりトゲトゲじゃない感じでした。
ただ、スープに浮いた焦がしネギ(?!)が香ばしくて、そこがアクセントになっていたかな。
麺はこんな感じです!!
この麺は、「自家製麺」らしいです。
細いストレート麺、ややウェイブが入ってる?!?
つるつるっとしたのど越しのよい麺で、心地よいですね~。
上質の淡麗スープに、この自家製麺、、、
こりゃ、人気出ちゃうよなぁ~~~って思いましたね。
三重っぽさ?はないけど、「トレンディーな一杯」って感じがしますね。
店名からも、ね、都内のあのお店とかのインスパイアを受けているのかな?
くんたまも、なんか凄いです、、、💦
これぞ、「THEくんせい玉子!!!」って感じで、、、
お味も、まさに「燻製味」の味玉で、惚れ惚れしましたね。
味わい的には、やさしい燻製玉子で、スープにすごく合っていました。
チャーシューもなんか、すごいこだわっている感じがしました。
豚チャーシューと、あと鶏チャーシュー??
いや、豚のシキンボといわれる部位のお肉みたいです、、、
どうやら、豚の部位の中でも、希少価値のある部位らしいですΣ(・□・;)
いや~、メンマも、チャーシューも、くんたまも、全部凄いな、、、
食べ進めていって、半分くらい食べたところで、、、
南高梅と青じそを投入!!!
そうすると、こんな感じになります。
これを入れることで、ぐっと味がまとまった感じがしました。
梅と紫蘇が大好きな僕には、もう嬉しい味変アイテムですよ~。
淡麗系の極上琥珀スープに、南高梅と紫蘇が入り、上品かつ刺激的なスープになります。
うん、これくらいの「刺激」は、後でもいいから欲しいですね👆
メンマも、凄かったですね~~。
渡なべスタイルの極太メンマが二本、どーんっと入ってて。
ワンタンも、なんかとっても丁寧に作られている感じでした。
わりとハードな皮に、中の具もいっぱい詰まっていました。
いや~、凄いな、、、隙がないっていうか、カンペキというか、、
そして、こちらがオリジナルのミニ丼、
地鶏と根菜の味ごはん(小)
です!!
うん、これは、まさに炊き込み御飯だな、、、💦
これまた、刺激はないけど、じんわり美味しい炊き込み御飯です。
そうか、このお店は、基本的には、「優しい味」のお店なんだな。
こういう優しい味わいで、これだけの人気店になるって、それ自体、レアかも?!
そんな優しいミニ丼なので、こちらもパクっと食べられました😊
これなら、高齢者の人でも、子どもたちでも、安心して食べられますね~。
この味ごはん、赤米、黒米、もちきび、大麦他10種類以上の雑穀米をブレンドしてるんですって!
熊野地鶏の挽き肉とごぼうとニンジンなんかも入っているんだ、、、
たしかにラーメンスープを入れると、また味が変わって、雑炊みたいな感じになりました。
凄いなぁ、、、
…
そしてそして、、、
ジャーン!!
熊野地鶏のスタミナ肝しぐれ
です!
これは、「あるときメニュー」なのかな??
店員さんも、「これは、あるときだけです」って言ってたかな…?!
でも、スタッフさんの間でもすごく評価の高い逸品なんですって。
肝=レバーのことですが、レバーだけじゃなくて、ホルモン系のお肉が色々入ってます?!
タレ?ソースがすごく美味しくて、味も濃厚で、旨いです、これ!
なので、、、
らー麺に投入しちゃいました。
濃厚でまったりとしたレバーと淡麗塩スープの相性たるや、、、
淡麗魚介塩レバー味のラーメンに?!?!(なんじゃそりゃ…💦)
更に!!
熊野地鶏のスタミナ肝しぐれつけ麺
にしてみました(苦笑)
これもまた、なんか凄い味わいで、、、
まさに「肝レバーつけ麺」みたいな感じになりました。
こういう食べ方も、「あり!」ですね、うん。
***
というわけで、、、
我が生まれ故郷の四日市で抜群の知名度を誇る人気店【鉢ノ葦葉】の初レポでした。
なんか、すっごく独特なお店&ラーメンetc.でしたね。
わりと暗めの店内で、どこか神秘的な感じもしました。
味的には、かなり優しくて、老若男女問わず愛されそうな感じで…
しかも、それでいて、中部エリアのフリークさんを唸らせる味わいで、、、
なんか、不思議な感じがしました。
こう言ったらあれですけど、そこまで、お客さんを虜にするような(家系や二郎系やかつての濃厚豚骨魚介系のような)中毒性は感じられなくて、また、神奈川淡麗系とか東北の煮干し系とかとも違っていて、、、
かといって、いわゆる「老舗の名店」の味って感じでもなく、、、
わりとファジーな味わいで、優しくて、地味な感じで、、、(関東人からすると、ちょっとあっさり・さっぱりし過ぎているっていうか、、、)
また、名古屋のラーメンもそこそこ食べているけど、ここまで淡泊?で潔さのある味じゃないっていうか。名古屋のラーメンとも、和歌山ラーメンとも、京都ラーメンとも、大阪ラーメンとも違うベクトルというか、、、
なのに、まったく途切れることのない行列、、、、
これが、四日市の人たちに受けている味ってことなのかな??
なんだか、最後の最後まで、狐につままれた気持ちのままでしたね。
この神秘的?な謎の訳、分かる人がいたら教えてほしいですね😊
あと、ここは、わりと「ルール」が厳しいお店ですね。
写真は、お料理のみ、となっています。
(他のお客さんの顔とか、厨房内とかを撮らせないための対策だとか…)
ま、でも、ロックンビリーS1ほどじゃないかな(苦笑)
昔のラーメン屋って、なんていうか、なんでもあり!って感じでしたが、今は、ずいぶんと変わりましたね。すごくルールが厳しくなっているというか、、、
ただ、それって、「ラーメン」の特殊性とも関係していて。
ラーメンって、昔々から、フリーク(愛好家)がいっぱいいて、写真を撮って、情報交換するっていうのが、定着していたんですよね。それこそ、「ホームページ時代」、いや、それ以前の時代から。。。
で、スマホ時代になって、ホント、みんながみんな、情報発信するようになって、、、
更に、YouTube時代になり、写真だけじゃなくて、動画をみんなが撮るようになって、、、
それこそ、僕がブログを始めた頃なんて、お店に行って、「ラーメンの写真を撮ってもいいですか?」って聞くと、いぶかしい顔をされて、「同業者ですか?」ってよく聴かれてましたもんね。
そんな時代はもう昔のことで、今は、むしろ「写真を撮ってもいいですか?」と聴くこと自体が、「迷惑行為」になってきている感じもして、、、
難しいところであります、、、(僕的にも、昔よりすごく難しさを感じているっていうか…)
こちらのお店って、実は変な場所?にあってですね~。
道路に面してない場所にあるんですよね…
なので、この看板が目印となります!
(いつか、誰かの車で、四日市エリアのラーメン食べ歩きがしたいなぁ~)
駐車場はばっちり完備してます。
ここは、駅から少し離れてますし、車客がメインになっていそうです。
…
全国の地鶏のセットがありました! 熊野地鶏はなさそう…
のぼり旗はありました。凄いな、、、