四日市の名店【鉢ノ葦葉】で食べた後、
僕は、自分が生まれた時に住んでいた「笹川団地」を目指しました。
今回は、自分のルーツ(Herkunft=出自)を改めてこの目で見たいなって思い、、、
で、調べると、その笹川エリアに、結構ラーメン店があるんです。
「中華そばらんまん」、「らぁ麺なか川」、「担担麺や天秤四日市本店」etc.
でも、どのお店も14時で昼営業終了だったんです…💦
桑名の「らぁめん登里勝」も、四日市の「鉢ノ葦葉」も超人気店で、この二軒だけで14時を過ぎてしまいました。
特に「鉢ノ葦葉」は、待ち時間が長くて、あっという間に14時近くになってしまいました。
…
でも、一軒だけ、14時30分まで営業しているお店があったんです。
それが、、、
麺屋Aurum
というお店でした。
このお店は、四日市あすなろう鉄道八王子線「西日野駅」から歩いて徒歩で5分くらいのところにあります。
こちらのお店、結論から言うと、めちゃめちゃ面白いお店でした。
普通じゃないお店というか、日本の常識の外側?にあるお店というか…。
店内に入ると、まず驚くと思います。
ここ、ラーメン店というより、海外の軽食屋さんみたいな感じなんです。
グアムとかサイパンとかにありそうな店内の雰囲気?!
なんか、すごく南国(南米)世界風の店内だったんです。
そして、お店の人も、どこか南国(南米)風の雰囲気の人で、、、
これは、もしや、今の笹川団地エリアの状況を反映しているお店か、とも。
>詳しい話はこちら!
こちらのメニューはこんな感じになっています。
このお店には、「塩」(720円)と「醤油」(720円)の二種があります。
塩が先に来ているので、「塩ラーメン」を注文しました。
麺少なめをお願いしましたが、「できない」とのことでした💦
…
ってことで、、、
ジャジャーン!!!
こちらが、麺屋Aurumの看板メニュー、
塩ラーメン
です!!
見た感じ、かなりこってりとした濃厚塩ラーメンって感じですが、、、
大きめのチャーシューが一枚どーんと乗っていてまして、、、
そこに、ネギ、ほうれん草、メンマが添えられています。
いったいどんなラーメンなのか、想像できないところがなんかトキメキます✨
zoom up!
このスープを一口飲むと、、、
「うおおおおお!!! スモーキン!! スモーキンビリーなテイストだ!!」
って叫びそうになりました。
なんだ、このとてつもない「スモーキー」な味わいは、、、Σ(・□・;)
燻製チャーシューとか、燻製煮玉子とかは食べたことがあるけど、、、
スープ自体がスモーキーな燻製スープになっているとは、、、💦💦
これはまさに、、、
Smokin' Salt Ramen
or,
Roasted Salted Ramen
って言えますでしょうか?!?!
ちょっとこれは、マジで凄いかも、、、
脳内BGMはもちろん「スモーキンビリー」です!!
ここのスープ、家系や二郎系ではないけど、それくらいのインパクトのある味…というか。
これは、たまたまそうなのか、それともいつもこうなのか…。
他の人のレビューを見ても、スモーキンな味とは誰も書いてないんです…💦
なんでだ、どうしてだ??!!…
燻製好きの僕としては、この香しいスープ、もう大絶賛するしかないんです。
なんか、昔、ドイツのバンベルクで呑んだ『Rauchbier(ラオホビアー)』(燻製ビール)を思い出しました。
このスープの中にも、このRauchbierが入ってんじゃないか?っていう感じ?!
なんか、よく分からないけど、凄い、、、っていうか。
で、スープ自体は、鶏白湯のような、鶏豚スープのような、でも豚骨スープのような…
魚介は入っているのかもしれないけど、そこまで表に出てきてはいないかな、と。
トロトロっとした燻製塩スープ、これはヤバいです!!😂
麺も、独自性のある麺でした。
細いややウェイブがかった麺なんですけど、、、
これが、わりとハードでブツブツっと切れる感じのタフな麺でした。
スモーキンなソルトスープに、このハードタイプの麺。
こりゃ、もう、ホントに、、、、
この2023年に食べたラーメンの中でも、異彩を放つ一杯だぞ、、、
インパクトだらけ、というか、奇想天外、というか、、、
トッピングのチャーシューもすごく立派でした。
こんな立派なチャーシューが入って、720円っていうのは「安い!」です。
でも、これくらいの値段で、これくらいの味が一番理想的なんですよね。
もちろん全世帯の所得が上がっていれば、1000円でも2000円でもいいですけど、、、
モノの価値は上がるのに、賃金は変わらない今の時代では、やっぱり720円くらいが妥当な価格なんじゃないかなぁって思うんです。もちろんお店側としては、たまったものではないですけど、、、
実際、このお店では、720円で、これだけのラーメンを出しているんだから、もうそれだけで、「素晴らしい!」というしかありません。
うまい・まずいじゃないんです。値段とそのものが合っているかどうか。あるいは、値段以上のものになっているか。この塩ラーメンはどちらも「YES!」でした。
ネギも多めですし、細いメンマもしっかり入っています。
kei、大興奮!!!でありました。
ホント、いつ、どこで、こういう凄いラーメンに遭遇するか分からないからこそ、このラーメンの探求の旅は終わらないんですよね、、、😊✨
***
というわけで、、、
笹川団地近くにある「麺屋Aurum」の実食レポでした。
いや~、凄かったです、、、お世辞抜きで、、、。
まさかまさかのスモーキンなロースト白湯ラーメンとは、、、
これこそ、四日市ラーメン?の名に相応しい味になるのかも?!
大げさに言えば、「家系」でも「二郎系」でも「濃厚豚骨魚介」でもない中毒性の高いラーメンだ!って感じでした。これ、新たな形式として成り立ちそうなラーメンでしたよ。
だからか、分かりませんが、このサイトでは、「鉢ノ葦葉」を抑えての第一位に選ばれていました。
鉢ノ葦葉も凄いお店でしたが、僕は、こっちの方が「すげぇぇぇぇ~」って思いました。
世の名のあるラーメン評論家やラーメンインフルエンサーは、見向きもしないでしょうけど…💦
でも、僕個人的には、ここは「大ヒット」のお店でしたね。
店員さんの、異国風の「不愛想さ」もあって、独特な雰囲気もあって、最高です。
そんな威圧的なことを言ってくる人ではないですが、とにかく不愛想というか、不機嫌そうというか、やんちゃ感があるというか、そんな店員さん(店主さん??)でした。(でも、仕事はすごく丁寧で早かったです!)
おそらくこの地域の独自の文化性もあったりするのかな?!って。
お店の雰囲気も、店員さんのふるまいも、ラーメンの味も、規格外!でした。
いや~、ホント、凄いなぁ、凄かったなぁ…。
なかなか、この四日市の西日野駅までは来れないと思いますが、、、
度を超えたラーメンフリークさんには、是非行ってもらいたいなぁって思いました。
言い方はあれですけど、(いいか悪いかは別にして)「鉢ノ葦葉」は、関東エリアでも食べられそう、でも、この「麺屋Aurum」の濃厚スモーキンソルトラーメンは、ここでしか味わえない!
それに、笹川団地エリアに近いからこそのお店の雰囲気も、ここでしか味わえません。
そんな感じがしました。
もう一回、是非とも行ってみたい!って心から思いました。
その際は、お腹を空かせて、ここに来たいなって思います。
さ、そしたら、このバスに乗って、僕が生まれ育った「笹川団地」に向かいましょう。
僕が生まれて、初めて暮らした笹川団地へ。
48歳にして、0歳の時に暮らしていた場所に行く。
どんな気持ちになるんだろうなぁ、、、
わずか4年くらいしか暮らしてないけど、僕の「原風景」は笹川にあるんです。
ちなみに、こちらが本来行こうと思っていた、
らぁ麺なか川
です!!
いつか、ここにも食べに来たいなぁって願っています。
…
燻製鶏スープっていうのがあるな、、、こういうのだったのかな。
燻製の素、なるものも売ってますね。これ、買って試してみようっと。
家系ラーメンって、チャーシューが燻製なんですよね。燻製の世界はまだまだ、、、
燻製料理についても、もっと勉強しなきゃ、、、
これも読みたい!!
これも読みたい!!
勉強することだらけ、、、💦
こんなのも家にあったらいいなぁ、、、