この四月で、創業10年を迎えます、、、
赤まろラーメン翔
のレポです!!!
今や、茂原で唯一無二の存在感を醸し出している人気店です。
無数にラーメン店はありますが、赤まろラーメンが食べられるのはここだけ!
僕的には、昨年四月以来なので、およそ1年ぶり(;;)。。。
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営業すべきか、自粛すべきか、一ラーメン店としてどうすべきか、とても悩まれておられるようです(;;)。
そうですよね。お店を開けても地獄、閉めても地獄…。
上のブログでも、「当店のような小さな個人店にも今後の営業に関しては自粛要請などがあるかもしれません。当然協力のため休業したいところですが昨年の消費増税、台風被害等の不測の事態もあり強制ではない限り営業する予定です」、と記されています。
現時点では、営業を自粛しても、どこかから現金給付が(すぐに)受けられるわけではありません。当然、お店を開けていなくても、出ていくお金はなくなりません。翔さんだけじゃなくて、数えきれないほどのお店が、この「難問」にぶち当たっているのでは、と推測します。
自粛したいという気持ちがあっても、国が補助してくれないのなら、働くしかない。…
僕としては、個々人が考えに考えて出した答え(結論)なら、それでよいと思います。他国と違って、強制的に「営業禁止」とはなっていないですし、営業をやめたところで現金給付が(すぐに)得られる保証もないわけで…。もし「正義中毒者」の方々が、「店を閉めろ!」と言うのであれば、それは国に言うべきことであって…。今のこの状況で、他人がどうこう言う話ではないはずです。
攻撃というのは、ほぼ弱い立場の人に向かいます。強い人には物を申せない人たちが、自分よりも弱い人を見つけては攻撃するんです。「こんな時期に、なんで店を開ける?」、と。それを言うなら、国にそれを要望してよって、本当に思います。「自粛」の「要請」である以上、それをどうするかは、個々人に委ねられてしまうんです。それは、あまりにも残酷ですし、辛すぎます…(;;)
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さて、上で述べたように、翔さんは今年で10周年を迎えます。
大変な時期に、10周年となってしまいましたね(涙)。
でも、心から、心の底から「おめでとうございます!」と言いたいです。
思えば、このお店との出会いは、本当に偶然でした。
たまたま新茂原に仕事で来て、たまたま駅前の看板を見つけて、、、
なんだこれは!?と思って、お店に向かった日のことを今でも覚えています。
それから、2011年3月11日。
東日本大震災が起こる少し前に、某店の店主さんと一緒に来ました。
その時のことも、今でもはっきりと覚えています。
色んな偶然や必然が重なり、10年を迎えることができたのは嬉しい限りです。
個人のラーメン店が10年続くというのは、ある意味で奇跡的なことでして…。
本当に凄いなぁって、心から思います。
さて、、、
現在のメニューです。
うん、全然変わってない(苦笑)
この10年で、このお店のスタイルは確固たるものになったということでしょう。
今回は、赤まろチャーシュー麺と醤油ラーメンを頂きました♪
赤まろラーメンとは何か!?
ここでしか味わえない無二の味!!!
あと、油そばの食べ方も書いてありますね。
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というわけで、、、
ジャジャーン!
こちらが、丸10年を迎える赤まろラーメンのチャーシュー麺version、
赤まろチャーシュー
です!
とっても美しくて、華やかで、素敵なヴィジュアルのラーメンですね。
厚さ1.5cmはありそうな分厚いロールチャーシューがどーんと乗っています。
味玉もしっかり入っています。まさに、フルパーツ使用♪
スープは、玉ねぎたっぷりの甘辛いオニオンスープ風。
辛さはさほどでもなく、甘さと美味しさがじんわりと迫ってきます。
やっぱりやっぱり、他じゃ味わえない唯一無二の味わいです。
和風とも、洋風とも、中華風とも言えない、、、
和風でもあり、洋風でもあり、中華風でもあり、、、
これをいったいどう形容すればいいのか。。。
ラー油と玉ねぎが味の核にはなっていると思いますが、それだけじゃない。
一度食べたら、きっとまた食べたくなる。
二郎系や家系みたいな中毒性とは異なる「やみつき感」がありますね。
あと、辛いのが好きな人は是非辛さ増しをしてみてください。
めっちゃ辛くなりますよ♪(くれぐれも自己責任で…)
麺は、浅草開化楼の麺であります。
食べやすさと食感のよさが際立っています。
感じ方的には、中華麺にも、パスタ麺にも感じられる!?
これもまた、翔さんオリジナルのスープによるものか!?
量もわりとあって、お腹一杯になります。
チャーシューも、やっぱり絶品であります。
ただ大きいだけで、味のない脂身ばかりのチャーシューとは違います。
大きくて、しかもしっかりと味もあって、そして香ばしいんです。
この大きさはちょっと普通じゃありません(苦笑)
美味しいチャーシューってこういうチャーシューを言うのだろう、と。
チャーシューだけ食べて感動できる、ってなかなかないですからね。
巨大で、且つ、とても美味しい。素敵です。
半熟の味玉もまた理想的な完成度でした。
味もしっかり沁みてて、、、
って、どんどん「総豊」の黄金味玉に近づいていっているような…
もっと黄金に輝く味玉が見たい…(苦笑)
…
続けまして、、、
ジャジャーン!
醤油ラーメン
です!!
赤まろラーメンで有名な翔さんですが、、、
実は、この醤油ラーメンもまたこのお店の最大の武器なのです。
とにかく激ウマな和風醤油ラーメンなんです!!
このクオリティー、なかなか他じゃ味わえません。
翔さんらしく優しい味わいのスープではあるのですが、旨みが半端ない。
昨年よりもダシ感が強くなっているなぁと思ったら、、、
サバ節×宗田節に変えたんですって!!(以前は鰹節でした)
ここ、わりと大事なところで、宗田節(目近節)の効力絶大です!
このUmami溢れる美味しさは、海外ではまだまだ無理でしょう(苦笑)
そして、翔さんらしく、玉ねぎもいっぱい入っておりますし、
また、チャーシュー代わりのバラ肉の甘辛煮もとっても心地よいです。
揚げネギが添えられているのも、テンションupにつながっています。
もう、これ以上いじりようがない、という絶品和風醤油ラーメン。
一度食べたら、きっと無意識の世界に入り込むことでしょう♪
麺はこんな感じです。
細い縮れ麺!?
この麺もまた、なんとも風情があるというか、情緒感があるというか。。。
ノスタルジック感とポストモダン感があってよいです\(^o^)/
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というわけで、、、
創業10年を迎える「赤まろラーメン翔」のレポでした!!
やっぱりやっぱり翔さんは、凄いお店だなぁと再認しました。
どこのラーメンにも似ていないし、どこかのパクリ系でもない。
自分で自分の味を探求して、辿り着いて見いだした赤まろラーメン。
広い千葉全体を見渡しても、ここまで独自の道を歩むお店はそうありません。
だからこそ、この今の危機的な状況も乗り越えてほしいと願います。
近所じゃないので、なかなか頻繁に行けませんが、、、(;;)
でも、またこの状況が落ち着いたら、行きたいと思います。
僕を育ててくれたお店でもあるので、、、
今は、耐え忍ぶ時。
でも、こういう時にまた新たなラーメンの可能性を見つけられるかもしれない。
敢えて言えば、翔さんの新たな「第三のラーメン」を見てみたいです。
例えば、敢えて玉ねぎを一切使わないラーメン、とか(!?)。
あるいは、もともとここは「焼き鳥」を出す居酒屋さんだったはずなので、「赤まろテリヤキラーメン」とか。
「ピンチはチャンス」とも言います。
11年目に突入する翔さんの新たな挑戦を見てみたいなって少し思いました。