Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

瞠 恵比寿店@恵比寿 ちょっと話題のあぶらそば


月刊とらさん3月号に「瞠」のあぶらそばが紹介されていた。渋谷のラーメン屋さんはもうほとんど行きつくしているし、お隣の恵比寿なので、ちょいと寄ってみた。瞠に来るのは今日で二回目(2006年11月以来。前回の記事はこちら)。

瞠は渡辺樹庵プロデュースのお店で、池袋店に続く二号店。地味だけど、しっかり営業しているお店って感じかな。ラーメン屋さんって、芸能界にかなり近くて、色んなタイミングがぴったり合わないとブレイクすることはないし、流行り廃りもかなり激しい。一部の大ヒット店の裏側で、地味に地道に営業を続けるお店は星の数ほどあるのだ。

ただし、大ヒットすればそれでOKってわけじゃないし、しっかり固定ファンに支えられていけば、それなりにやっていける。瞠は、都内屈指のラーメン激戦区の恵比寿でしっかり営業を続けているし、それなりにやっていけているのだろう。実際、この界隈のサラリーマンなどが結構店に集まっていた。

さて、今巷でちょっと話題の「あぶらそば」(800円)。昨年夏から定番メニューとなったものらしい。昨年はほんと「和え麺/まぜそば/スープOFF」が話題となった。まあ、濃厚魚介豚骨ほどのムーブメントにはならなかったが、それなりに注目された、といったところか。(今年は今のところあまり話題になる新種のラーメン形態は出ていないかな・・・)

こちらのあぶらそばは、珍しい魚介風味のあぶらそば。樹庵プロデュース店としてはやはり魚介系を期待してしまう。あぶらそばのわりには、それほどしつこくなくて、食べやすかったかな。魚粉もそれほど多く入っているわけじゃないので、実に食べやすかった。また、生卵ではなく、味付煮玉子がデフォルトで入っている。

麺はやや丸みのある中太ストレート平打ち麺。この麺も地味に美味しかった。それほど派手さがあるわけじゃないけど、素直にいい食感のツルツルしこしこ麺だった。

樹庵系といえば、やはりメンマ。大太のメンマの食べ心地が実に心地よい。やはりメンマが美味しいと、ラーメンそのものの全体的な印象が高くなる、と実感。

このお店は、オンリーワンになるっていう感じじゃないけど、何度でも安心して来られて、安定して普通に美味しいラーメンが食べられるお店だ。これだけ乱立するラーメン店の中で、こういう地味で安定して美味しいお店って、ありそうで実はあまりないのかな。いつまでも頑張ってほしいお店だ。


東京都渋谷区恵比寿1-4-1恵比寿アーバンハウス1F
03-3444-2274
11:00~15:30
17:00~22:00(スープが終わり次第終了)
(土曜・祝日は11:00~19:00)

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