今、千葉県内で最も話題となっているのが、こちらのBee Hiveだ。
上総一ノ宮に近い外房のかなり入ったところにあるお店で、
ちょっとやそっとで行けるようなところでないにもかかわらず、
ラーメンフリークたちがこぞって集まる超話題店。
このお店は、もはや「ラーメン店」の概念の枠外にあるお店で、
常識的な感覚では捉えることができない「超個性派」のラーメン店だ。
そんなBee Hiveのイチオシラーメンが、
千葉外房淡麗系塩ラーメンである塩チャーシュー麺だ。
千葉県内では珍しい塩ラーメンを看板にするお店で、
いわゆる白湯ではなく、清湯のあっさりラーメンをウリにしている。
にもかかわらず、かなり先鋭的で、アバンギャルドなラーメンとなっている。
スープのクオリティーはかなり高くて、
一口飲んだだけで、これまでの千葉にはなかった味だと分かった。
神奈川淡麗系を彷彿とさせつつ、
さらにそれを越えようとしている意欲作になっていた。
どこまでも透明感のある鶏中心のスープに、
やわらかい感じの塩ダレが合わさる。
くどさやしつこさは全くなくて、
でも、全然もの足りなさもなくて・・・
かなり独創的なお店と見た。
店主さんは「独学」でラーメンを作っている人で、
かなり勤勉な方のようだった。
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しかし、ここはすごい場所だ。
立地条件もさることながら、
ご主人は現役のサーフィンボードの職人さんだし、
店内は、ビリヤードの台がたくさんおいてあるし、
奥にはダーツもあるし、
さらにその奥にはスロットもあるし、
オーディオ機器は半端なくいいものだし、
僕的にはかなり「カルチャーショック」を受けたお店となった。
ここはもはやラーメン店の範疇をはるかに超え出ている。
今後、どんな進展を見せるのか、とても楽しみだ!