毎年2月~3月は出張月間。
千葉県の各地を飛び回る忙しい月であります。
(本来なら、こういう時期に論文をいっぱい書くんだけど…)
で、久々に、心の我が故郷、市原市八幡宿。
八幡というと、「ラーメンチョップ」に行きたくて…
休日じゃないということも確認して行ったんですが、
まさかの「臨時定休」…。
うーむ。まさに、チョップを喰らった感覚、、、(;´・ω・)
…
で、第二候補として考えていたお店に向かいました。
それが、、、
らぁ麺きゆう
というお店でした。
2017年6月にオープンした「新店」ですね。
きゆうという店名は、店主さんのお名前(喜友名)から来ているのかな?
らあめん花月で5年、なりたけで8年修業した後に、独立のようです。
まだまだお若い店主さんとあって、元気いっぱいに営業していました。
いいですねー、こういう若々しくて元気なお店って。
では、メニューを見てみましょう。
画像もしっかりと掲示されていますね。
色々ありますねー。
色々ありすぎて、迷いに迷います。
メニューもzoom upしてみましょう!
おそらく背脂醤油を頼めば、文句なしで美味しいのでしょう。
でも、こちらのお店は、「修業先」にとらわれないお店だろう、と。
店主さんにオススメを聴くと、真っ先に「魚だし醤油」と答えてくれました。
おお、「魚だし醤油」か~~~、と。
つけ麵も美味しそうです。
あと、<激辛>とかいてある「ぽかぽか醤油らぁ麺」も気になりました。
辛い醤油ラーメンってことで、「お!?」って思ったんです。
ただ、この日は体調もよくなくて、扁桃炎が長引いているので…、
辛いのはやめておこう、と。
というわけで、「魚だし醤油らぁ麺」を頂くことにしました!
ジャジャーン!!
来ました!!
豚骨×鶏白湯×魚だしのトリプルスープがポイントの魚だし醤油らぁ麺!
なんか、トッピングがカオスなんですけど、、、
「こんなに盛っちゃいますか??」っていうくらい。。。
で、トッピングがカオス的に多いわりには、スープは少な目?!
これまた、カオスな、、、(;´・ω・)
zoom up!
スープを飲むと、鰹節系の乾物系の旨みがきゅっと感じられます。
ファット感はそれほどなくて、甘さとしょっぱさが割と強めかなぁ、と。
どちらかというと、お蕎麦屋さんの中華そばに近いアプローチ、かな!?
こういう系の和風スープなら、もう少しスープ多めがいいかなぁ、と思いました。
それから、豚骨×鶏白湯のスープなのですが、わりとマイルド、というか…。
「濃厚」とも「こってり」とも言えないくらいの白濁スープ。
これもまた、なんというか、カオスな感じがしました。
あっさりではないけど、こってりでもないぞ、、、と。
食べ進めていくと、とにかくトッピングがボリューミーで、、、
ネギ、水菜、メンマがいっぱいなんです。
アンバランスなまでに、、、。
これを、どう捉えればいいのか、しばし考え込みました。
(トッピングが多すぎるのでは??、と)
麺はこんな感じです。
トッピングはとってもボリューミーで、でも、スープはわりと少なめ、
そして、麺はこれまた多め、となっていて、これにも驚きΣ(・□・;)!
スープの量と麺の量がここまでミスマッチなお店も珍しい。。。
まさに、カオスだ、、、(;´・ω・)
麺は、なりたけとは違う製麺所なのかな??
なりたけよりはちょっと柔くて、しっとりとした麺だった気がしました。
というか、いわゆる昔ながらの中華麺、みたいな?
いやー、カオスだ…
チャーシューも、なんか色んなタイプの、形のチャーシューが入ってて、
これまた、カオスでした。
千葉産の豚肉に強いこだわりをもったお店みたいです。
柔らかくて、ぷるるってしていて、美味しかったです。
それから、注目すべきは、煮玉子!!
これが、すこぶる美味しくて、感動しましたね。
黄身もとろんとろんで、、、(´;ω;`)
煮玉子を最大限に生かした「らぁ麺」があるといいかもです。
味もしっかり付いていて、いいアクセントになるなぁ、と思いました。
…
お初ということで、一杯しか食べていませんが、
至るところに、若々しさとカオスさを感じました。
この「アンバランス感」が吉とでるか凶とでるか。
個人的には、トッピングの量を減らして、スープを増やして、麺を若干減らしてほしいかな、と。
ただ、市原というロケーションを考えると、これでいいのかもしれないけど…
悩みどころ、、、
(市原市のラーメン店と考えると、とっても市原らしく仕上げているかな、とも)
…
いずれにせよ、バランスがぶっ飛びすぎている気がしました。
あとは、スープそのもののクオリティーにもう一工夫(二工夫)必要かなとも思いました。
油とスープのバランスもちょっと気になったし、和ダシと白湯スープのバランスも気になった。
最近、老舗店や超名店ばかり食べているせいもあるけれど、
どこか「落ち着きのない、散らかった印象」を受けました。
魚だし=魚介スープの美味しいお店のラーメンをもっともっと研究してほしいかな、と。
(偉そうにすみません。もはや、店主さんにのみ語りかけています…(;´・ω・))
勢いもあるし、パワーもあるし、僕の大好きななりたけ出身ですし、
何よりも我が故郷八幡宿の新店ですし、
是非とも頑張って欲しいと思いました。
あと、、、
自家製メンマと自家製おかかを乗せたオリジナルの
おかめ丼
も頂きました!
大量のおかかとメンマが乗ったミニ(?!)丼です。
このボリュームで、250円はお値打ち価格!
ここまで「おかか炸裂」のミニ丼は他で見たことがないかも!?
この辺も、若さ炸裂!という感じがして気持ちよかったです。
ここに来たら、まずは「おかめ丼」ですね。
「鶏チャーシュー丼」「北総豚バラチャーシュー丼」も美味しそう。
いやー、こりゃ、一度じゃ語り尽くせない!!!
おかめ丼は、とても魅力的なミニ丼だと思いました。
(ただ、一つ何か漬物類があるとよかったかな。ちょい単調というか…)
ラーメンの作り方、とかも。。。
凝っているのは、とてもよく伝わってきます!
***
らぁ麺きゆう
創業まだ1年にも満たない若い新店です。
でも、そのポテンシャルはとても高いです。
まだまだ、粗削りな感じは否めませんが、徐々に洗練されていくことでしょう。
(そうそう、なんか「洗練感」がないんだ、、、)
今回、ちょっと偉そうに色々語ってしまいましたが、、、
市原は知られざるラーメンの超激戦区(しかもどこか独特な文化がある)。
(生き残りも)大変なエリアでもあります。
魚だし醤油らぁ麺は、このお店の「看板メニュー」になるでしょうし、
これからも研究を続けてほしいなと思ったので、
あえて、色々と偉そうに書かせていただきました。
(店主さんだけに届いてくれれば、と…)
個人的には、オリジナルの「ぽかぽか醤油らぁ麺」も近いうちに食べに来たいなと思います。
なりたけ出身にして、なりたけとは異なる道を歩もうとする若いお店に乾杯!!