7日目。
朝早い電車に乗って、途中、ミュンヘンに立ち寄って、アンベルクにやってきました。
アンベルクは、「匿名出産」が生まれた場所。
と同時に、「内密出産」の構想が作られた場所。
…ま、そういう話は別の場所ですることにして。
アンベルクは、「地球の歩き方」にも出ていない場所。
だけど、ドイツ人や他の外国の人には人気のスポットの一つ。
古い城壁に囲まれた街で、意外にも、「典型的な古いドイツの町」なんです。
そんなアンベルクで、この土地の料理を提供する名店を見つけました。
WIRTSHAUS Schiessl、と言います。
雰囲気も、とってもドイツ的。
建物自体は、実に14世紀に建てられたものなんだとか。
14世紀ですよ、、、そんな建物で食べられるんですからね、、、
しかも!!
なんとなんと!!
こちらの店主さんの息子さんは、現在日本の大阪で働いておられるようで、、、
すごい盛り上がってしまいました。
最後には、タダで、焼きたてのケーキを作ってくれました。
学生たちも大興奮でした。
このケーキが、とにかく美味しかった。
ドイツ的でありながら、日本人にもぴったりくるような、クレープのようなケーキでした。
メニューです。
ドイツの定番料理がずらりと並んでいます。
Schweinebratenは、ドイツ全土で食べられている定番料理ですね。
こちらは、ほうれん草を練りこんだクリームスープ。
この独特な味わいに、ドイツらしさを感じます。
素材の味をできるだけ壊さないようなスープです。
ドイツは、料理がまずいんじゃなくて、素材の味を大事にしているんです。
だから、味的に、そんなに加工をしていない。
それに気づくのに、長い時間がかかりました。
サラダです。
こちらも、味的には薄味。酸味のあるドレッシングのみ。
シンプルだけど、その中にドイツを感じることができました。
こちらが、店主さんイチオシのSchweinelendchenです。
パプリカ+ラムソースがとても美味しかった!
ソースといっても、そんなにゲバゲバな味じゃなくて、、、
どこまでも控えめなソースに留まっていました。
これに、ご飯が付いてたら、どれだけ美味しいことだろうな、と。
でも、これに、シュペッツレが付いていたので、よしとしましょう!
シュペッツレはドイツ固有の麺料理です!
こちらは、ドイツのハンバーグです。
ハンバーグって、実はドイツであんまり食べてない気が、、、
なので、新鮮でした。
日本とは違って、あまり「つなぎ」を使っていないんです。
なので、肉っぽさがそのまま残っています。
それが、ドイツらしさなのかな、と。
ソースも日本ほどに味が強くなくて、シンプルです。
そして、超定番のSchweinebratenです。
日本的に言えば、ドイツ風チャーシュー、といったところですかね。
学生たちは、「これにご飯があったら、最高です!」と言っていました。
まさにその通りだ!!!、と。
ドイツ風チャーシュー、ソース添え。
こちらでは、クヌーデル(ジャガイモ団子)がご飯替わりとなっていました。
地元のお客さんばかりの、老舗レストランという感じでした。
なので、僕ら異邦人一団のことが気になってしょうがないようでした。
面白かった。
みんな、気になっているのに、話しかけられない、みたいな。
最後に、店主さんと息子さんの話をして、盛り上がりました。
本当に楽しい一時を過ごせました。
Danke!!