僕個人的に、若手V系バンドの中で一番お気に入りのバンドがJULLY。
heidi.もいいんだけど、Sadieもカッコいいんだけど、ロリイタ~もすごいんだけど、なんとなくシンパシーを感じるのはやっぱJULLY。とにかく暗くて、先が見えなくて、インナーで、繊細で、インテリジェント。僕は基本的に暗いメロディアスな曲が好きなので、JULLYがぴったりなのかも。
『ストロボ』。看板の一曲。さっぱりとしたギターから始まる一曲。そして、甘くて切ないサビをギターのみで歌い、イントロが始まる。このイントロがまたいいんだな。裏打ちから表打ちに変わるところがたまらない。Aメロのけだるさと物悲しさはJULLYならではだと思う。こんだけメランコリックでセンチメンタルなサウンドはそうそう作れるもんじゃない。。。どこかで聴いたことがあるようなメロディーなんだけど、新鮮さも十分に感じられるのだ。そこがさすがだと思った。いい曲です。単純に。バラードじゃないけれど、じっくり聴ける曲なのだ。歌詞もいいんだな、これが。「あなたになんて出会わなければ良かった」っていうところでクライマックス。いいわ~(ただ、ボーカルだけになるところで、慎一郎は感情移入しすぎてしまっていて、ちょっとくどさを感じた。もう少しさらっと歌っても、伝わってくると思うんだけどな。そこだけが惜しい!)
『木漏れ陽』、これは超気に入った!! すごいメランコリックなV系サウンド。やばいやばい。サビの切なさは半端じゃない。こういう失恋の切なさはたまらないよな~。情景が浮かぶんだよな~ 僕もたくさん恋をして、「幸せの形」を学んできたし。めちゃめちゃ共感できるんだよな~。この曲を聴いて、ますますJULLYが好きになっちゃった。
『晩餐』はライブ用の曲だな。JULLYって陰鬱な曲がホントに多いから、こういう感じの曲もないと、ライブが盛り上がらない。。。歌詞もあんまり深く考えないで読める。結構深いんだけどね。サビ後のベースソロがたまらない。これは何も考えないで楽しく聴けばいいんだろうな。ちょっとエッチなんだけど、あんまりいやらしさは感じない。そこがJULLY、、、ってことで。
予想以上の出来だった。すごいよかった。ちょっと心配してたんだけど、心配無用だったな。来年、是非大ブレイクしてほしいな。ガンバレ!JULLY!
*heidi.とライブツアーしている模様。来週は本八幡ルート14でライブをするみたい。行っちゃおうかな。。。