僕が密かに応援しているお店が、こちらの壱喜です。
これまでの記事
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2010年1月創業なので、早1年と8カ月目に入っています。
この場所で、これだけ続けているのだから、まずは第一関門突破と言えると思います。
場所は桜木から国道51号で少し四街道方面に進んだところにあります。
目印は、とんでんと、ロイヤルホームセンターですね。
この周辺はファミレス系、資本系がずらりと並んでいる通りで、
さらに、壱喜は一本道を入ったところなので、かなり厳しい場所といえます。
が、和風のあっさりスープを基調とするお店で、
れっきとしたラーメン専門店です。若葉区のラーメン愛好家としては応援したいわけです。
これまで醤油ラーメンを食べてきたので、今回は、、、
塩ラーメンをいただきました。一杯、なんと550円!
とてつもなくシンプルな塩ラーメンです!!
黄金色のスープは、もう本当にシンプルを極めた優しい塩スープでした。
シンプルさをつきつめ、食べやすさを追求し続けて、
遂に、元ダレは、タレじゃなくなり、あら塩そのものがベースになってしまったそうです。
塩とこちらの自慢の和風スープ、それに甘さを出すために使用している酒。
これが、このお店の塩ラーメンです。
しょっぱさだけじゃなくて、甘さを出したいというのが店主さんの願いのようです。
シンプルでいて、味に複雑さがあり、優しくて、食べやすい、そして低価格。
己の道を突き進んでいる感がありますね。
チャーシューはやはり絶品です。単純に美味しいです。
クセがなくて、でも、味はしっかりあって、口の中でとろけていく。
理想的なチャーシューだと思います。
これだけしっかりしている塩ラーメンですが、
やはり問題なのが、麺、だと思います。
やや強く言えば、ここのラーメンは、麺が全部を壊している、と。
麺の延びが早くて、それに、食感が弱く、ぼそぼそっとしていて、食べにくい。
スープがダメなら、もう何も言うつもりはありませんが、
スープがここまでしっかりしているのだから、麺にもやはり目を向けてもらいたいな、と。
麺の課題がクリアされれば、この界隈でも絶対に人気はでるはずなんです。
改めて、(僕の中で)麺の大事さ、重要性がはっきりと分かってきました。
たとえ美味しいスープを作っても、麺がダメなら、全部ダメになっちゃうんですよね。
実に歯がゆい思いです。。。
ミニの醤油ラーメンもいただきました。
そう、こちらにはなんと「ミニラーメン」が用意されているのです。
連食するフリークには実にありがたいサービスだと思います。
もっと、こういうミニラーメンが普及してくれれば、嬉しいですね。
ま、売り上げ的にはあれですけど、、、
スープはやはり絶品。シンプルな和風醤油ラーメン。
魚のダシがしつこくなく、じわっと効いてくるところがさすがだと思います。
ちなみに、このラーメン、うちの父が食べたのですが、
なんと、全部無我夢中で食べ尽くしたんです。
僕の父は、何を隠そう、僕にラーメンの魅力を教えた張本人です。
すごい美食家で、自分でも食材を作り、料理を学んでいるくらいです。
だから、ラーメンに対しても本当に厳しくて、時には怒って店を出ちゃうほど。
その父が、ゴキゲンで(ミニではありますが)、夢中でここのラーメンを食べていたのです。
どのお店に連れていっても、「お前の薦める店はダメだ」と怒られるんですが、
ここのラーメンについては、「なかなかよい!」とのことでした。
ちなみにうちの父が千葉で認めたお店は、蓬莱軒と樹幸と梨の花(あっさり)くらいですかね。
90年代の総豊をこよなく愛していました。和屋も大好きですね。でも、それくらい。
で、偶然ではありますが、ここのご主人さんも樹幸がお好きなんですって!
そう言われると、どこか共通点はあるように思いますね。
(ただ、そうなるとますます麺の存在が…)
で、僕がおススメしたいのが、こちらのチャーシュー丼。
チャーシューが自慢とあって、こちらのチャーシュー丼、とても美味しいです。
さらに、これにニンニクを加えると、ますますジャンクな美味しさに!!
ラーメンじゃなくて、ここのチャーシュー丼を食べにくるだけでも価値があります!!
ちなみに、「ニンニクチャーシュー丼爆盛り」(値段応相談。700~800円以下くらい)も可能だそうです。
メニューにはありませんが、「ニンニクチャーシュー丼爆盛り」と言えば作ってくれるそうです。
今度は、これのみでもいいかも?!
僕個人的には、ホント応援したいお店です。
店主さんは、大のハードロック好き。ギターも愛しているそうで。
だから、ますますシンパシーが湧くんですよね。
お店の中にはあの有名な外国の有名ギタリストの写真が貼ってありますよ!!