背脂らーめん宮本に引き続いて、同じ系列店(?)の「味噌番長」に向かいました。
味噌番長は、(マニア的に言うと)成田駅からcloverに向かう途中。駅前の交差点を少し降りた右手にあります。宮本はかなり広めの店舗でしたが、こちらは、かなり狭いです。都内レベルで狭い。カウンターのみで、5人座れば満員になる程度。
こういう狭いお店だからか、すぐに満席になってしまい、常に人が外で待つようなお店になっていました。これ、普通に「人気店」っていうんじゃないかな。昼時ということもあって、お客さんが次々にやってきていました。客層も様々で、結構OLさんらしき女性の方も多く見受けられました。宮本と同じ印象ですが、フリークさん向けというよりは、一般の普通のラーメンが好きな人向けのお店のようでした。
昨年末までは、「味噌らーめん専門店 富乃」という名前で営業していたそうです。
正直、「味噌ラーメン専門店」ということで、あまり気が進みませんでした。が、こちらになんと、珍しい「海老味噌ラーメン」があると知り、「これは行かねば☆」となった次第です。海老ラーメンマニアとしては、ほおっておけません。それに、味噌番長は今とっても元気ですからね。
というわけで、海老味噌ラーメンを注文しました。
出てきたラーメンは、なんとも都会的な感じでした。
結構それなりに濃厚そうなスープに、桜海老がふりかけられていました。なんともスタイリッシュ。
お味は、確かに海老の風味は感じます。が、「海老ラーメン」を謳うほどでもないかな、という感じ。隠し味的というか、エッセンス的というか、そういう感じでした。巷の海老ラーメンよりははるかに控え目な海老ラーメンという感じでした。
というか、海老風味の味噌ラーメンと言ったほうがよいのかな、と。
とはいえ、そんなに味噌味噌しているわけでもない。なんともアンニュイな味噌ラーメンでしたね。アンニュイ=物憂いな感じ。あるいは、シュールなお味といいますか。どこともつかぬ味といいますか。そういう感じでした。
個人的には、もう少しパンチのある味わいだと最後まで美味しく食べられた気がします。アンニュイなので、途中でちょっぴりblueになってきます。Naked Blueですね。引きつけられない、というか。「感動していいのか、止めた方がいいのか」と悩んでしまいました。
あと、ヴィジュアル的にやるなら、徹底的に海老ヴィジュアル=EVISUALにしてもらいたかったです。こんなふうに。
http://sehensucht.269g.net/article/2804327.html (もう6年半以上前の記事かー、、、)
ここまでやれば圧巻ですよね。これくらいの勢いというか、バカさが欲しいところです。
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お店全体の印象は、宮本とほとんど変わりません。宮本の記事で述べた通りの印象でした。
でも、味噌ラーメンはいつでも根強い人気が(とりわけ女性の間で)あります。そういう意味では、結構安全パイといいますか、安定+持続可能なお店のようにも思いました。
それにしても、宮本+味噌番長、凄いですね。勢いがあります。