2016年11月頃、らんちばさんと一緒に行ったお店、
昭和32年創業の千葉を誇る超老舗店、
そして、レトロでクラシカルでノスタルジックなラーメン、
あの時に食べた感動は忘れていません。
…
というわけで、1年半ぶりにやってまいりました。
光華園
です!!
千葉のラーメンフリークさんなら絶対食べておきたい老舗の名店。
夜に来る光華園というのも、なかなかいい感じですねー。
こういうレトロなショーケースも、今じゃ、超貴重かもしれません。
今の若い人たちは、こういうショーケース、どう見えるんだろう!?
ノスタルジックなんてレベルじゃないだろうし、、、
で、、、
メニューです!
ここのメニュー表の「字体」が好きなんです。
丼ものやライスものがいっぱい充実。
いつか、上カツライスも食べてみたいなぁ、、、
でも、、、
僕の心はただ一つ!
前回の記事にも書きましたが、
「チャーシューメンを食べたい!」、という衝動が、、、
こういう老舗の名店のチャーシューメン、大好きなんです。
根本的に、お肉が大好きな人間ですからね、、、(;´・ω・)
いったいどんなチャーシューメンなのでしょう!?
ワクワク、、、
ジャジャーン!!!
来ました!!!
光華園のチャーシューメン!(700円)!!
チャーシューメンで一杯700円はお安いです。
「中華そば」のチャーシューはほんの小さなチャーシューが一枚だけでしたが、
こちらのチャーシューメンには、中華そばのチャーシューの二倍の大きさのものが、
合計4枚入っていました。
中華そばの実に8倍の量、ということになります\(^o^)/
zoom up!
スープは、もう特一級レベルの昔ながらのレトロな中華そば。
醤油の味がきりっと立っています。
前回のレポで、「長寿庵@東千葉」に似てると書きましたが、ちょっと違うかも!?
醤油の味がちょっと尖った長寿庵に比べると、優しくてソフトな味わい。
長寿庵よりもオーソドックスで、優しくて、ソフトな味わい。
どんな人をも優しく包み込む感じ。
昔だったら、きっとただ「昔ながらの醤油ラーメンの味」とかって書いてたでしょうね。
でも、今は、こういうタイプのスープに、感動しちゃう自分がいます。
なんてことない、でも、実はなんてことなくないスープ、といいますか。
じわ~っと、美味しさと幸せが体中に感じるといいますか。
じんわりと美味しい中華そばのスープ。
そこに、これまた昭和レトロなパサパサチャーシューが入るわけです。
イマドキのやり過ぎなチャーシューとは異なり、シンプルでたくましいお肉。
脂身部分は柔らかいものの、お肉の部分はまさに「パサパサ!」。
このパサパサ感もまた、ホント、この年になると心から「いいなぁ」って思います。
イマドキのお店の低温チャーシューとかとは比べ物になりません。
でも、こういうパサパサチャーシューこそ、本来のチャーシューでもあるわけです。
麺はこんな感じです。
こちらも、昔ながらの中華麺、といいたいところですが、ちょっと、、、
昔ながらの中華麺ほどにやわくない、といいますか!?
わりとしっかりした中華麺になっていて、少し驚きでした。
あれ?、こんなにいい感じの麺だったかな!?って。
量は適量かな? 若干少ない感じもしなくもなかったかな!?
あと、インゲンが入っているのが特徴でした。
で、最も特記すべきは、最高に美味しい「メンマ」であります。
ここのこのメンマの美味しさは尋常じゃない!!!!
パサパサチャーシューに、この絶品メンマ。
これぞ、まさに「レトロな中華そば」の最骨頂!
そして、元祖味変アイテム、「胡椒」を投入します!!
こういう昔ながらのレトロなラーメンには、胡椒が最高に合うわけです。
胡椒をぱっぱっとラーメンにかけると、一気に味がワイルドになります。
この「変貌」が、僕的に、最高なんだよなぁ、、、
***
二度目の光華園。
やっぱり、素敵な老舗店でした。
家系やら二郎系やらを好んで食べる人には、不向きのお店でしょう。
でも、そうしたラーメンに「物足りなさ」を感じたなら、その時がここの「食べどき」かな。
ラウド系やメタル系に「物足りなさ」を感じたロックキッズが「ビートルズ」を求めるように…。
千葉のラーメン好きの人にとっても、ここは重要なお店だと思います。
昭和32年ということは、1957年。
熊本の名店「黒亭」が誕生した年。
創業61年ですからね。
そんな歴史のある千葉のラーメンが頂けるのですから。
ラーメンの歴史や歴史的なラーメンに興味がある人は、
是非是非、こちらのラーメンを食べてもらいたいですね。
…
その他、い~~~~っぱい、メニューが用意されています!!
これ、ぜーんぶ、食べてみたいなぁ、、、
町中華って、やっぱり凄いわ、、、
普通じゃないよ、、、
なのに、さらに、、、
個性的?オリジナルのメニューまであるんだから、、、
町中華の「創意工夫」への情熱は、すごいものがあったんですよね。
千葉駅からだとちょっと遠いですが、
是非、一度は絶対に行ってもらいたい千葉の老舗町中華です!!