かな~り久々の神座。前は渋谷店でつけ麺を食べたので、『おいしいラーメン』を食べるのは超久々。
かつて大阪で神座を食べたことがある。いつも行列ができていて、すごいなあと思っていた。また入り口と出口が異なっているのもここの個性だった。
そんな神座がいつの間にか池袋東口すぐの場所にできていた。正直、まあいいかなぁと思って控えていたが、ものは試しだと思い、食べてみた。三度食べるとやみつきになるという『おいしいラーメン』を注文。もう五度は食べてるけどなぁ~(薬みたいに3日間続けて食べないとダメなのかなあ) まあ一つのビジネスコンセプトとして受け取っておこう。
久々の「おいしいラーメン」は、かつてと変わらずあっさりしたスープのようなラーメンで、白菜と豚バラ肉がいっぱいのライトな一杯であった。まさに相変わらずの『おいしいラーメン』(商品名)だった。 野菜の甘味をうまく引き出したシンプルなラーメン。たしかにやさしいうまみがじんわりと口の中に広がる。ニンニクの味もほのかに感じる。あまり複雑にしていないので、スープの味がストレートに伝わってくる。無理なく飲めるのだ。
麺は結構感動だった。かつて食べたのと同じかは覚えてないが、パスタのような食感でビックリした。アルデンテ~と叫びたくなった。加水率が低いのかな。プツンと切れる感じで、麺の断面は丸くなっていた。 チャーシューも入っていたが、これは入らないんじゃないか? チャーシューで一気に冷めてしまった。豚バラ肉オンリーで十分なのに…
まあ、想定範囲内のスープ風ラーメンだった。ただ、池袋界隈はコッテリしたラーメンがほとんどなので、こういう味は意外といいのかな、と。最近はどこもかしこも魚介系ばっかり。神座のラーメンは魚介に頼らず、豚骨ドロドロも避け、平凡なトッピング構成にもせず、自分たちの味をしっかりもっている。それはいいのだが、神座自身の成長はあるんだろうか?
たしかセントラルキッチン方式だったと思うが、セントラルではしっかり味を向上させる/新たな味を産む努力をしているのだろうか。
諸行無常の響きを感じるような…(でも夜はかなり混んでます!)