Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

成田に【唯一無二の濃厚魚介豚骨スープ】のお店があった!

ちょっと色々ありまして、、、

急遽、成田に行ってきました🎵

成田に来るのなんて、いったいいつぶりだろう?!

昨年1月に【麺や福一】に来た時以来だ

今回は、福一やcloverに行きたい気持ちを抑えて…

つけ麺天道

というお店に向かいました!

cloverのちょっと先、駅から歩いて13分くらいのところにあります。

既にコロナ禍に入っている2020年9月にオープンした新しい店です。

ご覧ください!

唯一無二の濃厚魚介豚骨スープ

って書いてあります!

2022年、僕は「濃厚豚骨魚介」に再び目を向けたいなって思いまして…。

簡単に言うと、濃厚系では、二郎系→家系と流れが来ていますが、次はこれじゃないか?!、って。

家系バブルもそんなに遠くない未来に、弾けるんじゃないか?って思っています。家系ラーメン自体、ホントに大好きだし、否定する気は全くないんですが、…それにしても、短期間のうちに家系ラーメンのお店が増えすぎちゃっているように思います。劣化型でなくても、完コピ型のお店が増えれば、需要と供給のバランスが崩れ、飽きられてしまいます。

かつて、二郎系ラーメンがブームになって、一気に似たようなお店が増殖したときと似ています。いや、更に昔に、「濃厚豚骨魚介ラーメン・つけ麺」がブームになった時のような感じかもしれない…。類似系、コピー系、劣化系が増えに増えて、ブームもバブルも崩壊…、と。

じゃ、家系の次の濃厚系は何なんだ?!と考えると、「濃厚豚骨魚介系」じゃないかなって思ったんです。「青葉」から始まり、「渡なべ」や「斑鳩」が続き、「とみ田」で止まったあの濃厚豚骨魚介系。言い方はあれですが、「とみ田」で終わってしまったんですよね。(ヴィジュアル系がXから始まり、デランジェやZI:KILLが続き、LUNA SEAで終わったように…)

90年代後半から00年代にかけて、一大ブームを引き起こした濃厚豚骨魚介ラーメン&つけ麺ですが、今の若い人たちはおそらくほとんど知らないんじゃないかな?!って。「味」としては味わったことはあったとしても、それがかつて一大ムーブメントを引き起こしていたことは分かっていないんじゃないかな!?って。

そういう意味で、2022年の今、濃厚豚骨魚介系のお店を今一度探してみたいな…って。

で、ここに来ることにしたんですね👆

うん、ここは間違いなく「こだわりの濃厚豚骨魚介系のお店だ!」って。

しかも、化学調味料を一切使っていなくて、且つ背脂も入れてないんですって。

この時、ちょっとテンションも上がっていて、券売機の写真を撮るのを忘れました💦

メニューについては、こちらをご覧ください

こちらは「つけ麺天道」とあって、つけ麺4種が看板メニューみたいです。

①魚介つけ麺

②四川魚介つけ麺

③坦々魚介つけ麺

④パイナップル魚介つけ麺(らんちばさんが実食済!)

です。

更に、ラーメンもしっかり用意されているんです。

⑤煮干正油ラーメン

⑥煮干塩ラーメン

⑦濃厚正油ラーメン

⑧濃厚塩ラーメン

なかなか、バリエーションが豊富でビックリでした。

今回は『濃厚豚骨魚介系』のリサーチの意味もあるので、①と⑤のつけ麺とラーメンを頂くことにしました。

まずは、、、

ジャジャーン!!!

こちらが、恐らくは一番基本となるであろう、

濃厚正油ラーメン

です!!

そうそう、これこれ!!!

これぞ、THE 濃厚豚骨魚介醤油ラーメンです!!

スープの表面上に、泡が立っていて、とっても美味しそう!

しかも、チャーシューも大きいし、味玉も半分付いています。

これで、一杯700円というのは、かなりコスパもいい?!?!

zoom up!

スープを飲むと、、、

うおお!これはクリーミーでマイルドで優しさのある濃厚豚骨魚介ラーメンだ!」

ってなりました。

ある時期から、こうした濃厚豚骨魚介ラーメン&つけ麺から「優しさ」が消えた気がします。明らかに度を超えた濃度、度を越えた濃さ、度を越えたヘビーさの方にシフトしていったというか、、、(同時に、ある時期から、「お金の匂いの強い味」になっていったというか…)

でも、ここのこのスープには、美味しさや重さもありながら、優しさを感じる味わいのスープになっていました。味的には、ずばり王道の濃厚豚骨魚介系スープですが、その一線を越える前の時代の濃厚豚骨魚介スープかな?!って。

この数年、こういう味のスープにあまり触れていなかったっていうのもあるけど、「あ~、こりゃ、旨いわ~」ってなりました。もともとは「豚骨スープ」と「魚介スープ」のWスープから始まったこの濃厚豚骨魚介。美味しくないわけがないんですよね。白濁豚骨スープと和風魚介スープが合わさるわけで、ある意味で「最高最強の味」なんです。

それと…

このスープを味わっていると、なんとなくかつての「斑鳩」のスープを思い出しました。斑鳩出身のcloverの近くのラーメン店だからというのもあるのかもしれませんが、、、。斑鳩出身のcloverでは味わえない、あの時代の斑鳩のスープの味わいが、ここにある、という不思議なリアリティー…かな。

麺はこんな感じです。

いい感じで、素朴でチープな感じなのがいいなって思いました。

中細のやや縮れ麺?!?!

スープがとても味わい豊かなので、こういう麺がいいんだろうなって思いました。

ホントに素朴だけど、つるつるっとしていてのど越しのよい麺でした。

この麺を、豚骨魚介スープと水菜と一緒に食べると、なんかノスタルジックさもありながら、「いや~、旨いなぁ、旨いなぁ~」って心から思います。

あと、メンマも、素朴なんですが、臭みがなくて美味しかったなぁ~~(n*´ω`*n)

いいじゃないですか、ここの濃厚魚介ラーメン!!!

チャーシューも、ちょっとホントに美味しくて驚きでした。

これは、ロース(肩ロース)かな。。。

脂身は少ないのに、柔らかさがあって、ホントにいいチャーシューでした。

なんだ、この隅々まで行き届いたラーメンは、、、(◎_◎;)

続きまして、、、

ジャジャーン!!!

こちらが、つけ麺天道の看板つけ麺であります、

魚介つけ麺
+のり増し

です!!

なんて鮮やかで華やかで賑やかなつけ麺なのでしょう!

のり増しにしたのも、よかったかな?!

レモンも付いていて、海苔の上の魚粉もなんか懐かしいです👆

スープの方は、かなりアグレッシブで味も超濃いめになっています。

でも、こちらもベースは「濃厚豚骨魚介スープ」ですね。

ただ、その濃さたるや、濃厚魚介ラーメンの比じゃないです…💦

とみ田のあのドロドロ系とは別次元の超濃いめのスープ…

で、スープの中に、わりと大きめにカットされた玉ねぎが入っています。

麺はこんな感じです。

これ、、、全粒粉入りの麺ですよね…!?!?

ラーメンの麺よりやや太めかな??って思いましたが、、、

でも、この太さは、つけ麺的には「細麺」になるかな~、と。

超アグレッシブな濃厚スープにこの麺を当ててくるところもちょっと冒険的?!

スープは、うん、とっても濃厚で濃いめの濃厚豚骨魚介味でしたね。

これは、どこに似ているって言えばいいんだろ?!?

とみ田系のあのドロ系のスープじゃないんだよなぁ、、、

どっちかというと、杉田家のあの濃いスープに魚介風味を加えた感じ?!

濃さという意味では、濃い家系ラーメンのスープに負けてない気がしました。

でも、変にオイリーじゃなくて、ファット感もほとんどなくて、、、

このアプローチ、実に面白いなぁって思いました。

それこそ、また「濃厚豚骨魚介系」が再ブレイクしたら、ここのお店に行列ができるようになるんじゃないかな?!って、わりと本気で考えてしまいました。時代の流れと、その流れが来た時の話題性で、一気にお客さんって集まりますからね。

このつけ麺のスープを知ってさえくれれば、もっと話題になるんじゃないかな?!って。

割りスープをお願いすると、こんな感じになります。

スープは、…これは完全に和風の魚介ダシスープですかね。

これを入れて、スープを飲むと、いくらか優しい味わいになります。

無化調のスープとあって、食べていて疲れない味のスープでしたね🎵

…うん、ラーメンもつけ麺も、いいじゃないですか!!

食べ慣れた味ではありますが、そういう意味では二郎系だって家系だって、食べ慣れた味です。それでも、あれだけの人気を博したんです。この濃厚豚骨魚介だって、食べ慣れた味だけど、やっぱり旨いものは旨い、と。(これまで、この濃厚豚骨魚介を「またお前もか系」って呼んで批判してきた僕が言うのもなんですけど…。でも、それは、濃厚豚骨魚介がそもそも大好きだからこそ、安易に真似ないでくれ!っていう思いからきたものでした。それは、二郎系にも家系にも感じてきたことであります)

それからそれから、、、

ジャーン!!!

僕の大好物のミニ丼シリーズです。

こちらのお店の自慢のミニ丼は、、、

ミニ唐揚丼

です!!

唐揚げが2~3個乗っただけのミニ丼を想像していたら、違いました。

揚げたての唐揚げをザクザクに刻んだミニ唐揚げ丼だったんです。

もう、これが、超ultraまいう~なミニ丼でして、、、

これは、もう問答無用、何も言うことのない素晴らしいミニ丼でした。

唐揚げを食べやすいサイズにカットして、マヨネーズと唐辛子粉を加えて…

白米の量も多くて、とってもボリューミーで美味しいミニ丼でしたね~。

唐揚げ大好き人間としても、これはとっても嬉しいサイドメニューでした。

***

というわけで、、、

2020年9月にオープンした成田の新店『つけ麺天道』の実食レポでした。

濃厚豚骨魚介系を看板にした新店自体、すごく珍しい気がしました。

今は、新店といえば、主に鶏白湯系、ニボニボ系、二郎系、家系、淡麗醤油系etc.などばかり。かつて脚光を浴びた濃厚豚骨魚介系は、ホントに消えてなくなりかけています。いや、一部のお店がその味を独占?していて、他のお店が(心理的に)入れない状態になっているのかもしれない…。

でも、ここのラーメンとつけ麺を食べて、改めて思いました。

「濃厚豚骨醤油は今もなお魅力のある一ジャンルだ!」

って。

戦略的には、今こそ「濃厚豚骨魚介に還れ!」で、どのお店もこのかつての栄華を極めて濃厚豚骨醤油に新たな価値を付与して、売り出せば、次世代の創造者になれるんじゃないかな?!って思います。

このお店の場合、「濃厚豚骨魚介」に、「無化調」というコンセプトを入れこんでいて、更にらんちばさんも驚いていた「パイナップル」というユニークな食材を入れていたり、また四川つけ麺なる不思議なつけ麺を出していたりと、面白いアプローチをしているんです。

ただ、まだ「次世代の濃厚豚骨醤油らしさ」(つまりは「今食べる時に感じる新しさや斬新さ」)の形式は、まだ見えていない気がします。四川魚介つけ麺がその形式になる可能性はあるかも…(次回はこれを食べたい…)。

あと、こちらの店主さんも店員さんも、わりと有名なお店での経験を積んできた人らしいので、その辺も今後の期待かな?!って思いますね。

場所はこんな感じです。

成田駅から徒歩でも行ける距離なので、みなさんも是非!

少し路地を入ったところにありますが、駐車場も店前にあります。

隣りには、『成田のうなぎ・日本料理店川豊別館』がありました。

そして、お店の目の前は、セガワールド成田店もあります🎵

美味しいラーメン&つけ麺を食べて、セガワールドで非日常空間を楽しむというのもいいかもです。

僕も食べた後、このセガワールドにちょっと寄って…

このガンダムの【戦場の絆Ⅱ】をやってみました。

難しすぎて、全くよく分からなかった…苦笑

濃厚豚骨魚介の頂点に立ったとみ田の味もご自宅で🎵

やっぱり、濃厚豚骨魚介系というとamazonでもとみ田なんだなぁ…

六厘舎もまた、濃厚豚骨魚介系の覇者と言えるでしょう。

こんなつけ麺つゆも売っていました。

濃厚豚骨魚介もまた必ずや、リバイバルされ、再ブームが到来することでしょう。

そんな日が来ることを静かに楽しみに待ちたいと思います😻

コメント一覧

sehensucht
「隠れた名店」、いい言葉ですね。僕も同感です。

唐揚げ丼、ネギも入っていたんですね。その頃に食べたかったです。が、ネギがなくとも、とても素晴らしいミニ丼でした。

このお店のメニューのおすすめも是非教えてください!
Unknown
ここは成田の隠れた実力店になりつつありますね
つけ麺スープは無化調であの粘度が出ているのが凄い
汁とタレの中間の様ですが胸焼けしないのも良いです
唐揚げ丼、ネギが乗らなくなったんですね…食材高騰の波は世知辛いものです
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