念願の「こうかいぼう」へ! さすが大人気店で行列がずらり。灼熱地獄で汗だくだくだ。それでもここのラーメンを求めて多くの人が集まっている。石神本でも常に掲載されている確かな実力店、らしいが・・・
メニューは色々だが種類は一種のみ。店主は長井秀和似(苦笑)。夫婦のコンビネーションはばっちり。寸胴は三つ。デボを巧みに操り,ガンガン仕上げていく店主の仕事ぶりは必見。今回は、普通にらーめん(600円)を注文。
こうかいぼうのらーめん、言うなれば,ライトな『濃厚魚介豚骨系』,あるいは(イメージ的には)『ライトなはやし@渋谷』(はやしの裏メニューの塩に近いような遠いような)って感じ。ライトなんだけどスープに強くコクがある。煮干しの旨味を感じつつも,しっかり動物系のパンチがガツンときいている。なのに、油控えめで非常にさっぱりしている。なんとも、ここのタレのこだわりは「塩」なのだ。。。もちろん見て分かるように醤油ダレなのだが、塩でさらに味を引き立てているようだ。スープは、鶏と豚、そして、昆布とにぼしと鰹節、さらに野菜、としっかり味が取れるようにしているようだ。食べた感じだとにぼしと豚骨の味が強く出ていたかな。昆布は隠し味程度。
さらに補足すると、スープは少なめ,チャーシューは逸品,メンマは渡なべのように大きくて太い。『毎日でも食べられるラーメン』を目指しているというラーメンはたしかにおいしくて,くどくなくて,ヘルシー感覚があって,戦略的にも成功しているといえよう。
僕的には『また食べたいラーメン』というよりは『まだ食べたいラーメン』って感じだ。真面目な店主の心のこもったラーメン。さすが大人気店だ!納得。
こうかいぼう
江東区深川2-13-10
03-5620-4777
11:00~15:00 17:30~
土曜日は11:00~売り切れまで(およそ三時~四時)
*たしかに接客は抜群によかった。ラーメンって、味だけじゃなくて、その店の雰囲気も大きな要素なのかもしれない。他の飲食店に比べて、店主と接する機会や目にする機会が多いからなのかな?!