遂に来ました!
広島。
実に20年ぶりです(;;)
前に来たときは20歳(か21歳)のとき。
長い月日が流れました。
今回は、もちろん「ラーメンの食べ歩き」も行いました。
悪麺友さんの故郷でもあります。
わくわくです
目指すは、、、
大町駅☆
もう、言わずもがな、ですよね。
まず!
広島で一番初めに食べなければならないと思ったのが、
しまい
というお店です!!
このお店は、広島のラーメンの源流にあるお店で、戦後間もない頃に、駅前の屋台ラーメンとして出発したお店なんだそうです。初代の方は、「引揚者」だったそうです。帰国後に、「上海」というお店で働かれて、その後に屋台ラーメンを始めたんだとか。で、その後、その初代の方の「姉妹」がお店を出したことから、「しまい」になったんだそうです(2代目の奥さんの話より)。
(若干違っている可能性もあります… 複雑すぎて、、、汗)
このお店が元となって、徐々にラーメン店が増えていきました。広島の名店と呼ばれた「すずめ」や「陽気」も、この初代の屋台ラーメンに影響を受けたそうで、そういう意味で、広島ラーメン(広島豚骨醤油ラーメン)の元祖なんです。
そういうわけで、ラーメンフリークとしてはまずこのお店だろうと。。。
しかし!!
この「しまい」。広島市内にないんです。市内から電車で20分くらい行った「大町」というところにあるんです。広島のことを何もしらない僕にはハードルが高い、、、、
(しかし、18年前に出会った友人の案内で、さらっと行けました☆)
いい場所にありますねー。
郊外、ですね。
人口に対して土地の面積が少なく、高いマンションがいっぱいあります。
いわゆる、郊外の住宅街っぽいところですね。
ここに、「しまい」があるんです。
大町駅から徒歩で8分くらいかな!?
そんなに遠くはないです。が、ちょっと歩きます。
…
で、到着しました!!!
もう、見るからに、素敵な地方の名店って感じでした。
素敵です。
店内も、昭和の食堂スタイルで、「老舗」を感じます。
が、この店舗に移転してからは18年くらいなんだとか…。
メニューです!
既に昼で売り切れたラーメンもありました。
肉ラーメンとチャーシューメンだったかな?!
でも、僕のお目当ては、中華そばとそぼろそば。
ありました。
ジャジャーン!
こちらが、広島ラーメンの源流、
「しまい」の中華そばです。
もう、まさに、「これぞ、the 中華そば!」っていう感じですね。
豚骨メインで鶏も合わせたライトな豚骨醤油ラーメン。
イメージ的には、岡山ラーメンに近い感じなんですが、岡山ラーメンよりも、醤油感が弱く、ダシや豚骨の旨みや風味が前に出ていますね。岡山ラーメンよりよりワイルドな感じ!?
より九州の「豚骨ラーメン」に近いように思いました。
地理的にも、九州に近いですからね。
何かが突出したわけじゃないけど、バランスがとてもよくて、ぐいぐい食べられます。
また、老舗店らしく、量も控えめで、いい感じでした。
(でも、関東の人間からすると、十分にこってり感はあります!)
麺はこんな感じです。
オーソドックスな昔ながらの中華麺。
昔から、麺は変えてないんだとか。。。
結局、ラーメンの麺って、「変わらない」んだろうなぁ。。。根本的に。
チャーシューは意外ともちもちっとしていて、美味しかったです。
だいたい、こういうレトロなお店だと、パサパサチャーシューが出てくるから…。
で、そぼろラーメン。
こちらは、ちょいピリ辛なひき肉ラーメン。
これが、中華そばと全然違っていて、びっくりしました。
味わいが全然違います。スープは同じなはずなのに、、、
ひき肉が入ることで、旨みが増して、またクセがなくなっています。
骨髄のダシが中和されているっていうか。。。
これはこれで面白いですねー。
麺は、中華そばと一緒・・・!?
じゃない気もしますが、、、
でも、どちらも中太麺ですね。
いい感じです。
それにしても、そぼろラーメンなんて、、、
素敵じゃないですか☆
広島、一杯目がこちらでよかった。
これで、ある種の「基準」が作られました。
さぁ、これから広島ラーメンの旅の始まり始まり~です。
次は、、、
もう決まっています。
「しまい」から数十メートル離れた場所にあるあのお店!!!
広島の人ならすぐに「あー!」って感じすよね。