「らぁめん夢」を出た後、もう一軒行けるな、と判断しまして…
まぁ、月曜日は、お仕事の後のラーメンツアーですからね。
(とはいえ、今は二杯でMAXだな…汗)
らぁめん夢の近くに、ちょっときになるお店があったんです。
それが、、、
千座の岩屋
というお店でした。
こちらのお店は、2006年創業ということなので、11年の歩みがあります。
僕の定義だと、「中堅店」ですね。
中堅店のラーメンは美味しい、という定説はここでも通用するか!?
メニューはこんな感じです。
黒豚とんこつラーメンが主みたいです。
で、、、
その中で、一際目立っていたのが、、、
これです!
そう、「タンタンメン」。
横浜~川崎でタンタンメンと言えば、「イソゲン系」のあのタンタンメン。
石神さんも認めた地ラーメン、
川崎ニュータンタンメン
であります!
しかし、いわゆるイソゲン系の直営店とか、インスパイア店ではなさそう。
そうではなくて、ニュータンタンメンの進化系?とも言うべきタンタンメンみたいでした。
なんといっても、
豚骨×魚介のタンタンメン
ですからね!
これには、テンションが上がりました。
ジャジャーン!!
こちらが、千座の岩屋のタンタンメンです!!
ひゃー、美味しそう!!
まず、確実に、従来の陳さん風の担担麺とは異なります。
また、勝浦タンタンメンとも明らかに異なります。
川崎ニュータンタンメンらしく、卵とじになっています。
挽肉がいっぱい入っているのは、他のタンタンメンと同様。
ニンニクの風味も強くて、ジャンク感もたっぷり。
辣油の辛さだけでなく、複雑な辛さを感じます。
その上で、魚介のいい香りも立ち込めてきます。
こりゃ、旨い。
強いていうなれば、また千葉人的にいうなれば、
MASTERPIECEのタンタンメンを川崎風にした感じ!?
MASTERPIECEほどスタイリッシュではありませんが、、、
ニュータンタンメンを更に「当世風」にした印象はあります。
何にしても、11年間営業してきたお店なだけに、土台がしっかりしている気がしました。
もう、ビックリ!!
麺はこんな感じです。
それほど印象に残るような麺ではなかったけど、
もっちりしていて、程よく弾力性があって、よかったです。
違和感なく、最後まで食べられました。
量も適量だし、いい感じでした。
チャーシュー等はありませんでした。
挽肉はいっぱい、どっさりでした♪
***
千葉に、勝浦タンタンメン+アリランラーメンがあり、
神奈川には、ニュータンタンメンイソゲンがあり、、、
ラーメン文化においては、神奈川と千葉は対等に戦っている気がします。
もちろん、横浜家系ラーメンを考えれば、神奈川の方が圧倒的に強い気もしますが…
でも、ローカルラーメンという点では、互角に戦えているかな!?、と。
こっちには、神奈川淡麗系やサンマーメンなんかもありますけど、
千葉にも、竹岡ラーメンがあり、我孫子カレーラーメンがあり、船橋ソースラーメンがあり…
地ラーメンの多様性という点では、いい勝負になっていると思います。
しかし…
やっぱり家系ラーメン文化を考えると、神奈川はやはり強いです。
なんてったって、「横浜家系」ですからね。横浜が首都圏のラーメン界を支配したわけで…
特にこの数年、横浜家系ラーメンブームともいうべき現象が起きていて、、、
首都圏のラーメン界は、家系(風)ラーメンに全面支配されたと言っても過言じゃない。
けど、ここ横浜では、ニュータンタンメンムーブメントみたいなものがあって、
あちこちで、このニュータンタンメン(インスパイア含む)が出されています。
この辺りも、しっかり押さえていきたいなぁと思います。
素直に、また来たいなぁって思ういいお店でした!!
寡黙な店主さん(!?)も素敵でした♪