雨ばかり続く今日この頃…。
新型コロナも終息するどころか、広まる一方。
それでも、政府はGoToキャンペーンを押し切って、、、
2020年、嘘か真か、かつてないほどの出来事が続きに続いています。
…
僕としては、県外には出ず、県内で小さくまとまっています。
不要不急の外出は控えつつ、大好きなラーメンだけは食べる、と。
やはり、コロナ感染だけは避けたい…。
コロナが怖いんじゃなくて、それによる社会生活のダメージが酷過ぎるから。
とはいえ、きっといくら感染予防をしても感染する時はするんだろう。
相手は、目にも見えないウィルス君(仮)。防ぎようなんてそもそもない。
マスクをしてりゃ慰めにはなるだろうけど、ウィルス君にはなんてことないんだろう。
…なんて、考えながら、向かったのは、
都賀の知られざる謎めいた不思議な町の中華食堂(?)、
ガジュマル
です!
このお店は、ホント独自路線を行きすぎていて、なんて言っていいか分からないお店です(苦笑)
ラーメン屋さんってわけでもないし、昔ながらの中華食堂って感じではあるけれど、昨年できたお店だし、中華飯店っていうほど仰々しいものでもないし、レストランってわけでもないし、飲み屋的要素はあるけど、THE飲み屋ってわけでもないし、スナックでもないし、カラオケバーでもないし、…(;´・ω・)
だいたい、お店の中で店主さんが足踏みして麺を作っているお店ですからね…。ラーメン屋さんでもそんなことしないでしょう、、、(;´・ω・) 粋や@西千葉に匹敵するほど、「麺へのこだわり」が尋常じゃないお店ですからね…。
けど、ラーメン店!って言えない何かがここにある…
焼き鳥もジュージュー焼いてますしね…(;´・ω・)
謎多き町の食堂、ということで、、、
今回のねらいは、夏のメニュー!!
こちらでは、「冷やし中華(醤油orゴマ)」と「冷やしつけ麺」の二種が出ています。
昨年のガジュマルの「冷やし中華」のらんちばさんのレポはこちら!
(やっぱり彼は冷やし中華で、僕は冷やしつけ麺だった…(;´・ω・))
後々気づいたのですが、僕はここで冷やし中華をまだ食べてない💦
今回もやっぱり「冷やしつけ麺」に引き寄せられてしまいました。
こんな素敵なセットもありましたが、、、
僕は、「冷やしつけ麺+半ガーリックチャーハン」を注文しました。
ざる冷やしだと、具がないんですって。具がないのは嫌(# ゚Д゚)
…
というわけで、、、
ジャジャーン!!!
麺もスープも冷たい正真正銘、
冷やしつけ麺
です!!\(^o^)/
昨年と同様の冷やしつけ麺のようであります。
今回は炙りチャーシュー一枚を追加でトッピング♪
今年はデフォのチャーシューは1,5cmくらいの幅でカットされています。
(どうやら麺の方をぐるぐるとかき混ぜて食べる人がいるみたいで…)
麺の方には、きゅうりの千切りがどさっと盛られています。
(画像では見えませんけど、、、💦)
なぜ、冷やし系にはきゅうりが使われているんでしょうか!?
店主さん曰く、「きゅうりは体温を下げる効果があるんですよ」とのこと!
その原因はきゅうりに「カリウム」が多く含まれているから、だとか。
キムチときゅうりをたっぷり入れた冷やし麺が一番効果的ってことかな?
なぜきゅうりを冷やし中華に入れるのかの答えもきっと同じなのでしょう。
きゅうりの他は、メンマと刻みチャーシューがデフォで付いています。
…
スープは、これ、担々スープっぽいヴィジュアルですが…
なんとなんと、
冷やし中華の醤油だれ3:ゴマだれ1
なんですって!!
つまり、まさかまさかの醤油&ゴマの合わせスープなんです!!
つけ麺なのに、スープをつけて食べると、そこは「冷やし中華の世界」。
でも、麺をスープにつけて食べるから、「冷やしつけ麺」。
さぁ、これをらんちばさんは「冷やし中華」と呼ぶのか呼ばないのか?!
これまた、「冷やし中華論争」をより難しくする冷やし麺の登場です!(って、昨年も食べていましたが…)
麺は、うん、前回同様、進化したガジュマルの自家製麺。
まさに、ガジュマル自家製麺2.0って感じ!?
この麺、ホント、ますます好きだなぁ、、、
前の麺も好きだったけど、より「名店の自家製麺」っぽい感じに!?
この麺をつけスープにくぐらせて、食べる「つけ麺」タイプ。
…
でも、味わいは間違いなく「冷やし中華味」!!
しかも、酸味のある醤油ダレと香り豊かなゴマダレの合わせ味。
醤油ダレが多いので、酸味もかなり強く感じられます。
でも、ゴマダレも入っているので、これがなかなかに複雑でして…
店主さんに、「これって、つけ麺ですか? 冷やし中華ですか?」と聞くと、、、
「これは、つけて食べるから、つけ麺だろうなぁ」…、と…(;´・ω・)
でも、味わい的には、紛れもなく「冷やし中華」の味わいそのもの。
いや~、こりゃ参った参った、、、
冷やし中華味の冷やしつけ麺
こんなの、ここでしか食べられないでしょうね、ホント。
これからの暑い夏に、一度は食べていただきたい不思議なつけ麺でした!
あと、炙りチャーシューがこれまたとってもよかったです。
「ひやあつ」の醍醐味とも言えそうな、、、。
冷たいスープに、柔らかいチャーシューを浸して食べる喜び…。
チャーシューが美味しいからこそできるこの食べ方、、、。
ガジュマルのチャーシューの美味しさはちょっと普通じゃないですね♪
で、こちらが、「半ガーリックチャーハン」です!!
どこか「炊き込みご飯」のようなチャーハンです。
油っぽくなくて、しっとりとした品のよいチャーハンって感じ!?
しっとり、もっちりとしたチャーハンで、ガーリックも程よく効いている程度。
これ、美味しいなぁ、、、\(^o^)/
刺激は少ないけど、ハマりそうな味わい!?、、、でした。
***
というわけで、、、
2020年夏直前!ガジュマルの「冷やしつけ麺」のレポでした!!
いや~、これもまた、問題作というかなんというか…
…
で、最後に、店主さんと「冷やし中華論」について少し語り合いました。
店主さん曰く、「冷やし中華は、もともと中華料理屋で、冷たい料理だよ!って伝えるために、冷やし中華って言っていたと思うんだよね。中華屋さんが「冷やし」って言えば、「冷やし中華」ってことになると思うんだよね」、と。
僕が「じゃ、ラーメン屋さんが冷やし中華を出したら?」と尋ねると、「そしたら、それは冷やしラーメン…かなぁ」、とご回答を得ました。
なるほど…。そういう考え方もあるのか、、、と(;´・ω・)
考えれば、冷やし中華って、中華食堂(町中華)とかで食べる夏の料理でしたよね。ラーメン屋さんではほとんどお見かけしなかったような気がします。一昔前は、「夏といえば、つけ麺だ!」ってなってましたよね。。。
そんな町中華の夏の風物詩でもある「冷やし中華」を、こだわりのラーメン店が新たに「再構築」し始めた、というのが、今の千葉の冷やし中華バトル?の真相なのかもしれない、、、
(*昨日、らんちばさんが僕への更なる反論の記事を公開されました!)
これまでどのラーメン店も見向きもしなかった町中華の「非常食」だった冷やし中華ですが、これに目をつけたラーメン店主が、ラーメンの技法(あるいは冷やしラーメンの技法)を駆使して、新たな冷やし中華像を創り上げつつあるその途中、という感じ!?
うん、それなら、なんか納得します。
未だに、僕の中では、「ラーメン店にまで来て、冷やし中華なんて食べたくないよ~」っていう気持ちがありますし、「冷やし中華を食べるくらいなら、冷やしラーメンでしょ!? だって、ラーメンフリークなんだもん」、という気持ちもあります。
この考えの根っこには、「冷やし中華=町中華の非常食」、「冷やしラーメン=ラーメン店の新たな展開」という考えがあります。僕は、冷やしラーメンにこそ「これからの夏のラーメンの可能性」を見いだしたいわけです。
しかし、同時に、ラーメン専門店による「冷やし中華の再構築」も同時に始まっていた、ということなのでしょう。千葉の人気ラーメン店の新たな挑戦としての「新冷やし中華」、その冷やし中華には、「冷やしラーメンの技法」も入っていて、そこで、らんちばさんと僕の「ズレ」?「相違」?もあったのかもしれません。
今、千葉で起こっている「新冷やし中華ムーブメント」は、まさにそういう「ラーメン店主による<旧冷やし中華>の<脱構築>(あるいは<再構築>)」なのかもしれません。
でも、だからといって、冷やし中華=ラーメンとはまだまだ言えないと思います。ラーメンというジャンルで考えれば「冷やしラーメン」こそが「ラーメン」なのであって、「冷やし中華」はどこまでいっても「町中華の夏の非常食」で在り続けるように思います。そこは変わらないのかな?、と。
…
更に更に!!
なんと、デフォで3玉!の「かけ」「ざる」も出ています!!
自家製麺のお店だからこそできるサービスではないでしょうか!?
大食漢の方は是非、こちらをチャレンジしてみてください!
僕は、、、無理です!!\(^o^;)/
また、油淋鶏プレートも食べたいなぁって思います。
ここのこのプレート、半端じゃないですからね!!
自家製麺が本当に美味しい都賀の知られざる名店です!!
皆さまも是非に!!!