Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

アジアンリゾート風の超一級カレー店【ベンガルタイガー】に行こう!

色んな人から、千葉に何やら凄いカレー屋さんがあると言われました。

3年くらい前からかな?! 

何が凄いの?と聞くと、みんな「言葉では説明できない」と言うんですね。

「え? だってカレーでしょ?」と聞くと、「そうなんですけど、違うんですよ」、と。

「?!?! カレーだけど、カレーじゃない??」

そんなこんなでずっと気になっていたのが、

ベンガルタイガー

というカレー専門店です!

ベンガル地方はインド西部でバングラディッシュのお隣ですね。

そのベンガルのタイガー、なんかとっても強そうだ…苦笑

こちらのお店は、千葉駅から徒歩で8分~10分くらいかな?!

松波1丁目にある小さなカレーレストランであります。

聞けば、3年ほど前(2018年)にベンガル地方出身のシェフとその奥様のお二人で始められたんだとか。

シェフのサヒドさんは、長年マレーシアで働いておられたそうで、そこで日本人の奥様と出会ったそうです。いいですね~。異国での出会いというのは、何よりもロマンティックですから✨

その後、インドでもカレー作りの仕事を続け、日本にやってきたんだとか。

こちらのサイトで詳しく書かれています

なので、ここのカレーは、正真正銘「異国のカレー」「アジア~インドのカレー」ということになりそうです。

しかも、なんだか、めっちゃおしゃれそうだぞ…

メニューです!!

いや~、これはもう参った、、、(;^ω^)

全部が斬新過ぎて、どれを食べていいのか分からない…。

多分、ここの定番は一番上の「バターチキンカレー」なのでしょう。その下には「ヨーグルトチキンカレー」があって、更に「エビマサラカレー」があります。どれも気になる…

奥様におススメを聞くと、二つ挙げてくれました。

マスタードフィッシュカレー

チキンレンダンカレー

だそうです。

初訪のお店なので、まずはこの二つのカレーを頂くのが筋かな、と。

いったいどんなカレーなのでしょう?!

カレーを注文した客は、ライスかパラタかが選べます。

また200円プラスすると、ここの名物「ロティ・ジャラ(Roti Jala)」を頂くこともできます。

今回は、ライスとロティ・ジャラでお願いしてみました。

ロティ・ジャラも気になりますが、アジアンライス好きの僕的にはバスマティライスが気になります。

さていったいどんなカレーが出てくるのでしょう?!

もう、全部が全部ビックリでしたよ💦

ということで、、、

おっと、、、

カレーの前に、(サービスの?)オードブルが登場(?!)

海外の中国レストランでは定番の「えびせん」。

そこに、スパイス&ココナッツソースが付いていて、このソースをつけて食べるえびせん。

いきなり、カウンターパンチですよ。。。

「なんじゃこりゃ?!」…、と。

でも、これはただのジャブ。

まずはカレー二種から!!

ジャジャーン!!

マスタードフィッシュカレー

です!!

なんだ、このセンセーショナルな器は、、、(;^ω^)

むっちゃオシャレなんですけど、、、。

花がのってるカレーなんて、、、しかも、これ食用の花なんですって。

このカレーを見た瞬間、どこか南国のリゾートホテルのレストランに飛んだ気分になりました。

こちらが、マスタードフィッシュ、になるのかな?!

こんがり焦げた香ばしいお魚料理って感じですね。

お魚(アコウダイ(鯛)=深海魚)にマスタード風のソースを塗ってグリルした一品料理がカレーにのっているイメージですかね?!?(実際には、マスタードシード(種)をまぶしてあるアコウダイのグリルですかね)

肝心のカレーは、一口食べた瞬間、やっぱり南国リゾートに連れていかれるような味わいでした。

オールドスタイルのアジアンカレーというよりは、リゾートホテルのオシャレなレストランに出てきそうなカレーテイスト料理みたいな?!?!

味わい的にも、これはもう異国のスパイスがたっぷりで、「おいしい」とか「おいしくない」とかって判定できるレベルの味わいじゃない、と僕は思いました。「新しい味」というしかない…みたいな?

なんとなく「カレーなんだろうな」っていうのは分かりますが、僕らが知る「カレー」ではない、みたいな。…あ、そうか。だから、みんな「カレーだけど、カレーじゃない」って言ってたんだ…。

なるほど…

美味しいか美味しくないか、好きか嫌いかは別にして、このカレー、「日本人への忖度のないカレー」と言いたくなりますね。海外の(わりと高級な)リゾートホテルのレストランやブッフェで食べるようなエキゾチックなカレーと言えば、通じる人には通じるかな?!

そして、このカレーを更に彩るのが、、、

ジャジャーン!!!

ロティ―・ジャラ

です!!

Roti jala(或いはRoti kirai)の意味は、Net bread(ネット型のパン)、Lace pancake(レース状のパンケーキ)といった意味だそうです。主にインドネシア、マレーシア、シンガポール等でカレーと一緒に食べられているスナック(Snack)なんですね。このエリアによく行く人ならとっくにご存知のものかと思われます。

ご主人はマレーシアで長年経験を積んできたと聞きました。このロティ―・ジャラって、マレー人にすごく人気らしいんです。インド出身の方がマレー料理を学び、それを日本で作って提供する、という。こういうのいいですよね。まさにグローバルスタンダード。

(そう言えば、昨年、最後のドイツ語クラブの旅の時に行ったラーメン店には、中国人が日本でラーメン作りを学び、その後オーストリアのウィーンでラーメン店を開業したというお店がありました…。僕目線で言えば、日本人の僕がドイツでドイツ料理を学んで、ニュージーランドでドイツレストランとして開業する、みたいな?!)

このロティ―・ジャラ、想像以上に美味しくてビックリしました(苦笑)

最初見た時は、「なんじゃ、こりゃ? これは主食って言えんのかいな?!」って思いましたが…

これ、ライスやパンと比べたら、めっちゃ軽そうだし、これで満たされるんかいな?!って思ったんですが、これが、わりとお腹にたまるというか、しっかりお腹いっぱいになれるんですね(大食漢の人にはもう一品ほど必要でしょうけど…)。

こんな感じで、バリバリっと引き裂いて、カレーと一緒に食べていくんです。

これが、もう面白くてたまりません\(^o^)/

見た感じ、あんまり美味しそうに見えない気もしなくもないですが、食べるとこれがなかなかのtasty。

日本のカレーだと微妙かもしれませんが、ここベンガルタイガーのカレーにはすごく合うなと思いました。

アコウダイのグリルとアジアンカレーとロティ―・ジャラ。確かにもうこれは「言葉を超えた味わい」のカレーとしか言いようがありませんね。これを気に入るか気に入らないかは、もう食べ手次第といったところでしょうか。

続きましては、、、

ジャジャーン!!

チキンレンダンカレー

です!!

これまた、もう腰を抜かすようなヴィジュアルのカレーですこと…(;'∀')

なんですか、これは?! アート作品ですか???

お皿の渕側にちりばめられた白いのは、ココナッツなんだとか。

聞き慣れない「レンダン(或いはルンダン)」というのは、マレーシアの肉煮込み料理のことらしいです。

かつてCNNの世界で一番美味しい料理ランキングで一位にもなったグローバル料理ですね!(でも、(差別的な話ではなく)アメリカ人の味覚については色々思うところがあるので、参考程度にしておきたいところです…💦)

これがレンダン(ルンダン)です。これは一度家で作ってみたい…。

このマレーシアの伝統的な煮込み料理をモチーフにしたチキンカレーが、ベンガルタイガーイチオシ②の「チキンレンダンカレー」ということになりますね。

これはもう、味以前の段階で、「驚愕のカレー」と言ってよいでしょう。

こんなカレー、見たことないですもん、、、

カレーの上にはハーブがのっていて、更にその上に食用の花がのっている、という。

もう、まさにカレー界のヴィジュアル系と言ってよいのではないでしょうか。

チキンレンダンカレー、これももう「判定不能」の味わいでした。

個人的には上のマスタードフィッシュカレーより「理解可能」な味だったような。

ただ、これを「美味しい」とか「美味しくない」とかって語るのは野暮でしょう。

これが「異国の味」なんですから。

イメージ的には、カレー系のスパイスを使ったアジア風ビーフシチュー、みたいな感じ?!(ここにはビーフじゃなくて、チキンが使われていますが…)。シチューとカレーの合いの子みたいな?!

なんていうか、…このカレーを50回食べたら、もう「これなしでは生きていけない」っていう感じになりそうな魅惑の味わいのカレーと言いましょうか。

かつてドイツで「ザワークラウト」を食べた時に、「なんじゃこりゃ?」ってなったのに、今じゃザワークラウトを食べないでドイツを去れない!というくらいに「定番の味」になっているんですね。そんな感じの味わい?!

具もいっぱい入っていて、見た目的には少量に見えますが、お腹いっぱいになります。

そして、ライス!!!

このライスはもう明らかに「日本米じゃないお米」ですね\(^o^)/

海外のお米も大好きな僕としては、「It's so great!」って感じです。

バスマティライス(Basmati Rice)で食べる本格アジアンカレー。完璧ですよ💓

個人的には、カレーを食べるならバスマティライス!って本気で思っています。

世界のお米を楽しむ余裕?も欲しいですよね。

日本のお米みたいにねっとりしていなくて、サラサラっとしていて、乾いた感じがする食感のお米で、アジア~インド系のカレーにはホントよく合います。これ、チャーハンにしてもむっちゃ美味しいんですよね~。

量もすごくいっぱいで、お腹一杯になりました💓

でも、ここでそのまま帰るのもなんとも忍びない、、、

ベンガルタイガーには、一品料理もいっぱいあります。

いずれ全ての一品料理を食べたいところですが、、、

今回は、この中でイチオシの「タンドリーチキン」を頂くことにしました。

タンドリーチキン

です!! 

…ありゃ~、これまた、もう、アートの世界じゃ、、、(;^ω^)

上のカレー二種にもたまげましたが、こちらのタンドリーチキンにもたまげました。

たまげることばかりのベンガルタイガー…

ちなみに、タンドリーの意味って知っていますか?


タンドリーとは、インド料理で使う「タンドール」という壺形のかまどで焼く料理のことです。タンドリーチキンが有名で、スパイスとヨーグルトに漬け込んだ鶏肉をタンドールで余分な脂を落としながら焼き上げます。家庭でタンドールを持つのはなかなか難しいので、同じ味付けをして「タンドリー焼き」で楽しみましょう。ヨーグルトに漬け込むことで、豚肉に爽やかな酸味が広がり、美味しくいただけます。

引用元


欧米型のフライドチキンよりも、ぐっとヘルシーみたいですね。

フライドチキンのあのジャンクでファットでベタベタの美味しさも魅力ですが、このタンドリーチキンにはそれとは異なる美味しさがありますよね。

何よりも健康にいいのが一番!!

欧米型のフライドチキンではたどり着けないこの「食のアート」。

手前のソースがまたすごくエキゾチックで、東南アジアのリゾートホテルを思い浮かべました。

オシャレでスタイリッシュで、プール付きのリゾートホテルのレストランにいる気分🌞

タンドリーチキンはスパイシーで甘みもあって刺激的でむっちゃ美味しかったです。

上のカレーほどの「異国感」はなくて、普通に「うまい!」って叫びたくなりました。

下のソースを付けて食べると、もうやめられないとまらないかっぱえびせん状態。

チキンの下に敷かれているマリネ風の玉ねぎ?がすごく美味しかったです。こちらは洋風な感じでしたかね。

っていうか、このタンドリーチキン自体、かなり欧米チックかもしれない?!?

味はアジアンだけど、スタイルはヨーロピアン。

面白いなぁ、、、とただただ…。

これでタンドリーチキン作ってみたいかも!? Maggiだし🎵

これをつまみにして🍺呑んだら最高だろうなぁ。。。

そしてそして、、、

ベンガルタイガーに来たら、やはり「季節のフルーツラッシー」も飲みたいところ。

もう緊急事態宣言も解除されたし、お酒でも…と思ったけど(まだ油断してはいけぬと思い)その気持ちをグッと抑えて、こちらのラッシーを頂くことにしました。

僕の大好物の「梨」のラッシーがあるんですもの(n*´ω`*n)。

この梨のラッシー、ヤバかったっす。。。

あまりの美味しさ・甘さ・奥行きの深さに、失神しそうになりました。

本格的なラッシーだと少し日本人にはキツイかもしれませんが、この梨のラッシーはすっごく飲みやすくて、またカレーにも合っていて、最高のサイドドリンクだな!って思いました🍹

税込570円と少しお高いですが、これは飲む価値大ありだと思います!!

***

というわけで、、、

念願の初訪問となった「ベンガルタイガー」のレポをお届けいたしました。

いや~、もう、一言で「すごい」に尽きますよ、、、。

最初から最後まで驚きの連続でした。

ここのカレーが気に入るかどうかは、ホント食べた人次第だな、と思います。だって、日本人に忖度してないカレーなんですもん。日本人好みの改良型イギリスカレーの面影さえない、本格インディアンカレー&マレーカレー。四の五の言わず、まずは一度食べてみてほしいなと思います。

ただし、創業3年が過ぎて、とんでもなく人気のカレー屋さんになっているので、(特に週末は)予約はした方がよいと思います。予約なしだと厳しいかもしれません(席が空いていればラッキーみたいな?!)。

オフィシャルツイッターもチェック

このお店はとてもじゃないけど、一回来ただけで語れるお店ではございません。

次回はこの「マトンコルマカレー」を食べたいなぁ、、、。

平日は提供されていませんが、、、

土日に限定で、ビリヤニも出ているんです!!!

ビリヤニ好き人間としては、ここ、土日に行かなければなりません!!

ツイッターでも、、、

こんな風に紹介されています。

こりゃ、凄い!! 今すぐ食べたい!!!😂

ビリヤニも相当の自信作のようです。

いや~、凄い、本当に凄い。。。

場所はこんなところです。

カレー好きの人向けに言うと、「ネイチャータンドール」の少し先、ですね🎵

(そうだ、僕はネイチャータンドールファンでもあって、だからここに来るタイミングをいつも逃してたんだ…。ネイチャータンドールのカレー、大好きだから。ベンガルタイガーのカレーがリゾートホテルのオシャレなレストランのカレーだとすると、ネイチャータンドールはローカルなストリートにあるレストランのカレーかな?!)

今回は「マレーシア」ということで、、、

この本を読んでもっと勉強しないと、、、

こんな本も出てますね。

もう、こうなったらマレーシアに行かなくっちゃ!!!\(^o^)/

その時は、この本をもって!!

嗚呼、いったいいつになったら海外に行けるようになるんでしょーね?!?!😢

コメント一覧

sehensucht
usidonさん

そうです!! 隣のパン屋さんにももちろん行きました。そのパン屋さんで買ったライ麦パンがすごく美味しかったんです。usidonさんもこのパン屋さんでパンを買ったことがあるんですか??
usidon
パン屋さんオーブのお隣ですね!
行ってみたいです。
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