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Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

福真楼@千葉 創業30年の老舗的存在

千葉駅から市役所方面へ10分ほど歩いたところにある中華料理屋さん。外見からして、かなりレトロな感じがする。なんと、創業30年というから驚き。店主のお孫さんらしき子どももいて、『おじいちゃん』の顔も見せていた。

レトロな雰囲気漂うこの福真楼のメニューはかなり豊富だった。もちろんメインはラーメン。『えびそば』(800円)とか、『激辛ラーメン』(750円)、『キムチ冷麺』(800円)、『ラーメン』(500円)、『とりの細切りそば』(800円)などなど、興味をそそる名前がずらりと並ぶ。

で、今回、注目したのは、『つけ麺』(700円、写真右上)とアサリラーメン(800円、写真下)。

つけダレは、あっさりしていてちょっぴり甘いピリ辛な味噌タレ。ジャージャー麺のつけ麺タイプといった感じ。

麺はしっかりコシがあって、麺によく絡む。味はしっかりしているけど、全然しつこくない。むしろあっさりしている。これはさすが!と思った。最近は、どんどんスープを濃厚にしていく方向へとシフトしているけど、しっかり味がついているならば、わざわざ油などでしつこさを演出しなくてもいいだろう。このお店は、たしかに、しっかりとした味を出していた。



アサリラーメン(最近『浅利そば』などがブームになりつつあるが・・・・)、これが大ヒットだった。とろみの効いたあっさり塩味のタンメンっていう感じだが、アサリが大量に使用されていて、インパクト大の『アサリ塩タンメン』になっている。これぞ職人の味!という感じで、安定感抜群の逸品だった。たいてい、こういうレトロなラーメン屋さんの場合、麺がふにゃふにゃなことが多い。けれど、ここは、しっかり弾力性、コシのある麺に仕上がっていた。

もちろん、現代のラーメンとは違うものだ。「濃厚豚骨魚介系トリプルスープ・・・」とは程遠いラーメンといえる。あさりの旨味は出ているものの、そんなにパンチの効いた味にはなってはいない。むしろ、ヘルシーな感じさえする。

でも、『ラーメンレトロマニア』の僕は、完全に感動しきってしまった。きっと昼間は、市役所の職員の胃袋を満たしてあげているのだろう。古今東西、老若男女問わず、多くの人のお腹を満たしてきたのだろう。夜も、ひっきりなしに出前の電話がなり続けていた。

福真楼
千葉市中央区登戸1-17-12
℡ 043-247-4065
11時~23時
日曜日お休み
詳しくはこちら
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