Dr.keiの研究室2－Contemplation of the B.L.U.E-

まんぼぉ＠四街道　4月限定は塩トマトラーメン！

2008-04-12 22:08:07

あっさりの中にある重量感が圧巻！

もうすぐ創業1周年を迎えるまんぼぉ。今月の限定もすごいことになっていました！　これは要チェックです！！

今月の限定は、「塩らあめんトマト・春キャベツ　にんにくも仲間にいれてよね　黒胡椒の香りとともに　ちょっとイタリアンかな」（780円）　という長い名前のラーメンだった。

昨年中ごろからちらりほらりと人気を博しつつあるトマトラーメン。都内ではトマトラーメン専門（？！）のお店も出てきていて、その勢いはまだまだ続いている。そういう意味では、まんぼぉのトマトラーメンというのはとても期待できる。料理人としてのキャリアの長い店主だけに、トマトという素材をうまく生かしたラーメンを作ることは間違いない・・・だろう！

今回の限定ラーメンは、ずばりピリ辛味のトマトラーメン、だ。しかし、ただ辛いだけのトマトラーメンじゃない。香ばしい揚げニンニクが入っていて、あっさり塩スープにほどよい刺激を与えている。春キャベツもふんだんに入っていて、塩トマトスープによく合っている。ちょこっとスープを飲んでいる錯覚に陥るほど。最初は豆板醤のピリ辛な刺激が強いのだが、次第にトマトがスープにまざっていくことで、どんどん濃いトマトスープに変わっていくのだ。これもまさに「Ｗテイスト」と言っていいのだろう。味が徐々にワイルドになっていくのだ！

なんと、恐れ入ることに、この限定ラーメン専用のチャーシューまで作っていた。通常のラーメンに使用するチャーシューとは違うチャーシューが何枚も入っているのだ。肩ロースだったかな？！　少し硬い食感だが、トマトスープには非常によく合っていた。これだけの手間ひまをかけて、いったいわれわれをどうしようというのだ！と叫びたくなったり・・・

麺は通常のラーメンと同じ中太ウェイブ麺だった。この麺もそれとなしになかなかいい食感なんだよなぁ～、と。ほどよい満腹感を感じられる量だ。

基本は塩スープなんだけど、なんともいえない複雑な味わいになっていた。もちろん塩スープ、ホールトマト、揚げニンニク、豆板醤のインパクトもさることながら、なんとこのスープにはアンチョビが使われているのだそうだ。アンチョビって、イタリアやスペインで食べる塩漬けの魚ではないか・・・　イタリア・ローマで食べたことがあるな、、、・・・って関係ないか。　

そんなアンチョビがこの限定トマト麺に使われているのだそうだ。言葉にするのは難しいが、なんともいえないコクというか濃さというか、そういう効果を生み出しているのかな。あっさりなのにぐいっとひきつけられるスープだった。しばし放心状態、、　また食べたい・・・　

まんぼぉの勢いは留まることを知らない。限定ラーメンのレベルの高さは半端じゃない。そのせいあってか、土曜日とあってか、店内は人が途切れないほどにたくさんの人が集まっていた。満員状態なのに、後から次々にお客さんがやってくるのだ。もはやまんぼぉはルーキーではない。四街道を誇る実力店になったと言っても過言ではないだろう。

遂に「しおラーメン」（650円）が定番メニューに加えられた。そして、平日の夜限定で「みそらぁめん」700円）も提供されている。味噌ラーメン好きの人は、平日夜にまんぼぉに是非！