Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

1966年創業✖半チャンラーメン発祥の老舗店【中華そば伊峡】はラーメン一杯500円!

2022年12月末日。

都内でのお仕事があって、「神保町」に向かいました!

神保町でのお仕事となれば、もう「ラーメン」しかないでしょう✨

この3年、コロナでホント都内に出る機会がなくなってしまいました。

なので、貴重なラーメンDAYであります。

(千葉のラーメンは食べ納めましたが、まだ食べ納めていません😊!)

仕事を終えて、まず向かったのが、

中華そば伊峡

でした\(^o^)/

神保町といえば、僕的には「らーめんさぶちゃん」が一番に思いつきます。

僕が人生で一番最初に「気になったラーメン店」がさぶちゃんでした。

さぶちゃんのラーメンも大好きだったし、さぶちゃんも大好きでした💖

そんなさぶちゃんも(哀しいかな)もうありません😢

そのさぶちゃんとほぼ同じ時期に開業したのがこちらの「中華そば伊峡」です。

詳しい歴史の話は是非山本さんのこちらの記事を

2022年最後に「東京の古き良きラーメン」を食べたいなと思い、駆けつけました。

伊峡のラーメンはまさに「東京ラーメン」の伝統に入りますからね。

前回のレポ(2008年1月)はこちら

伊峡は、2019年に移転したんですね。現在の場所は…

こんな感じです。

靖国通りの反対側に移転したんですね。僕的には行きやすくなったかな。

すぐ近くには、同じく移転した「二郎神保町店」がありますね💦

こちらが、店頭にある「メニュー看板」です。

凄くないですか?!?!

今の時代にあって、ラーメン一杯500円💰!

半チャンラーメンも700円という驚異のプライスです。

神保町の交差点付近のお店でこのお値段。驚きです。

かつての店舗と違って、すごく店内が綺麗なんですけど、、、💦

とっても綺麗ですが、メニュー表はどこかクラシック。

どこか地方の老舗店に迷い込んだかのよう…。

でも、ここは東京、神保町。

ってことで、、、

ジャジャーン!!!

こちらが、あのさぶちゃんと同時期に開業した伊峡の定番、

ラーメン

です!!

この今の時代にあって、たった500円、ワンコインのラーメンです。

この見た目、もうまさに「これぞ!!」っていう…🤤

ネギ少量、極小チャーシュー、メンマ、海苔だけのトッピング。

コンパクトで無駄のない極限まで切り詰めたラーメンです‥

が、ゆえの「オーラ(アウラ)」もまた半端ないです。

これまでの60年近い歴史をぎゅっと圧縮したようなラーメンに見えます。

zoom up!

スープを一口飲むと、、、

「うわわ…、これはまさに昭和の超絶品激ウマ東京醤油ラーメンの味!」

って思いました。

500円のラーメンと侮ることなかれ。

神保町というラーメン激戦区を60年生き抜いてきた伊峡です。

スープのお出汁から、仄かな乾物系の旨味がふわっと出てきます。

醤油と乾物の旨味と仄かな油分が重なって、「東京味」のラーメンになっています。

あっさりとしているけど、よ~く味わうと、すごく深みのある味だと気づきます。(きっと、普通に食べたら「普通のあっさり醤油味」と評されてしまいそうですが、そこはちょっと歴史的に歩み寄ってほしいというか…)

さぶちゃんほどに「生姜」は効いてないけれど、生姜も入っているように思われます(未確認)。

何かが突出しているわけではないけれど、「東京ラーメンの普遍性」を感じる味わいというか。

たった500円のラーメンですが、ここに東京ラーメンのすべてが入っているような…。

そんな味わいのスープでした。

そして、この麺ですよ~!!

細めの縮れた麺!!!!

こういう麺が食べたかったんですよね~~😂

東京レトロなノスタルジックラーメンにはこういう麺でしょうよ!!!

っていう麺になっていて、思わず全身が震えました。

なんてことない。でも、なんてことなくない。

スープと麺が見事にがっちりと重なり合っている。

お世辞でもなんでもなく、「これが東京ラーメンだ!」って。

通の人たちは「春木屋」を推すでしょうけど、僕はやっぱり「さぶちゃん」「伊峡」の方を推します。

この麺に、このスープ。今こそ、若い人たちに味わってもらいたいですね…。

そして、昭和の東京ラーメンには、やっぱり「胡椒」でしょう!

元祖味変アイテムと言ってもよいかもしれません。

この卓上胡椒をぱっぱっとふりかけて、食べるのが、やっぱり王道です。

胡椒を入れて、更に刺激的に美味しくなったら、それだけで100点満点です。

昭和レトロなラーメンには、胡椒はマストアイテムなのです✨

チャーシューは、とってもとってもかわいいサイズです!!

半分くらいが硬い赤身のお肉で、半分くらいが脂身になっています。

硬いお肉ですが、よ~く味わいと、そこにもまた「深い美味しさ」が…

小さいけど、小さいからこそ味わえるこの感覚。

500円のラーメンで、チャーシューが入っているというだけでも嬉しいものです。

***

というわけで、、、

2022年最後の日の最後の夜に、伊峡のラーメンレポをお届けいたしました!

伊峡のラーメン、もうホントにホントに素晴らしかったです。

これぞ、「東京ラーメン!」っていう感じで。

東京がすべてじゃないですけど、でも、やっぱり伊峡は別格だなぁ、と。

一杯500円で、ここまでのラーメンを出し続けているとは、、、Σ(・□・;)

ここに、今の「ラーメン店としての歩き方」の一つの答えがあるように思いました。

こんな時代だからこそのラーメンの在り方、といいますか、、、。

そういうのをすごく痛感しました。

こんなセットメニューも登場していました。

ここは「半チャーハン」が自慢のお店ですからね👆

チャーシューメン+半チャーハンで850円って、、、、

ホント、すごいプライスですよ、、、💦

おまけ

伊峡のすぐ近くに「ラーメン二郎神田神保町店(移転後)」がありました。

すごい行列でした。。。

相変わらず、すごい人気なんだなぁ、、、

それから、「キッチン南海(移転後)」もありました!

このキッチン南海もまた、東京を代表する老舗の「洋食店」ですよね。

ここも長い行列ができていました。

このエリア、本当に凄いなぁ、、、Σ(・□・;)

これにて、2022年のブログ活動は終了です\(^o^)/

この1年、ご愛読いただきましてありがとうございました💓

来年も、よろしくお願いいたします!!

よいお年をお迎えくださいm(__)m

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