Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

◆THE SLUT BANKS◆極SHOCK◆ゾンビが帰ってきた!

まさか、また再びTHE SLUT BANKSの新作が聴けるなんて・・・
頭の中では、0.1%の期待もしていなかった。

が、事実、THE SLUT BANKSの新作がこの月曜日にリリースされた。
(リリースとはいっても、一部のショップのみの販売!
詳しくは上の画面をクリック!)

祐の声のオリジナル盤としては、CRAZEのラストシングル以来、
ということになるのかな。
いや~、感無量です。

心音会のライブでは、祐の歌を生で聴いてきたけど、
こうして音源となって彼の歌を聴くと、やはりすごい、
というか、カッコイイ、というか、渋い、というか素敵♪

しかも、僅か5曲の収録なんだけど、
この5曲がどれもすべて素晴らしい!
「THE SLUT BANKSらしさ」がぎゅ~~っと詰まった一枚だった。

もちろんSLUTだから、手抜きはないだろうし、
演奏や楽曲に関しては、何の不安もなかった。

が、それ以上に、期待以上の作品になっていたことに驚いた。

それから、祐の(久々の)歌詞がとんでもなくぶっ飛んでいて、
感動というよりは、衝撃!って感じだった。
歌詞にますます深みというか、激しさが加わった。
かなり社会的な内容になっていたり。
あるいは、より変態的になっていたり。
または、より大胆になっていたりする。

ここに来てようやく分かったんだけど、
SLUTの祐の詩って、ゾンビ目線からの詩だったんだ!?
(今さらというかなんというか・・・汗)
つまり、人間じゃない視点から書いた詩を歌っていたんだ。
ちょっと感動・・・

ちなみに、ショップで買うと、オリジナルの歌詞カードがもらえます☆

【全曲解説】

1.グラビアの少女
出だしのイントロを聴いた時、わ、「Virtual Peopleだ!」、と思った(汗)
イントロのリズムがほとんど一緒。ギターとベースがちょっと違うくらい。
だから、思わず「ハイエナ~ロクなもんじゃね~」って歌いたくなった。
が、しかし2009年のゾンビだ。Aメロ~Bメロはめちゃめちゃ熱いロック。
結構メロディアスで、ちょっとCRAZEっぽい感じというか。
ただ、歌詞がとんでもないことになっていて。
タイトルもさながら、「ハッスルばあちゃん」とか「コジキのおっさん」とか、
ぶっ飛んだ祐の歌詞ワールドが独自に展開される。
どろんどろんとして妖しくてエスニックなギターソロも聴きどころ。
ラストサビの歌詞はもう祐にしか書けなくて、震えた。

2.Pandemic Dance
(涙)これこそ、スラットバンクス!初期スラットバンクスを思わせる。
ポップで過激で元気でパワフルで、ちょっと変。
歌詞はかなり社会派で変態的。
でも、すごく言葉一つ一つに意味がありげでなさげ(苦笑)
サビの歌詞はもう「詩の世界」としか言いようがない。
もちろんメロディーはとってもキャッチーではじけてる。
・・・やっぱり祐の言葉は恐ろしいほどに脳裏に入り込んでくる。

3.極 SHOCK YOU
これもまたスラットバンクスらしい曲。デビルモンキースパナ風?!
ライブだとどっかんどっかんと盛り上がりそう。
しかし、「俺の脳ミソ蒸発していく」って・・・
こういう曲だとDUCK-LEEのベースの素晴らしさが冴え渡る。
ホントスラットバンクスのDUCK-LEEの音は最高にカッコイイ。
あとこの曲の歌詞のポイントは「朝鮮人参」かな。
ゾンビが見た東アジア?みたいな。
音的には、ギターソロ前の三連符のところが好き☆
ライブでは、「極 SHOCK YOU!」って叫びましょう~

4.SONG OF FREEDOM
これは本作の中で一番ポップでシングルになりそうな曲かな。
こういう曲がまた聴けるとは。。。嬉しくてたまらない。
DUCK-LEEが「祐の歌の良さを生かす自信はある」と言ってたけど、
本当にそうだよなぁって思う。
祐の良さを全部引き出してくれているというか。
テンションの上がるサビメロディーがカッコイイです。

5.雨に打たれたとでも思へ
密かにファンの間で超話題になっている問題作(苦笑)
これもメロやコード的には超スラットっぽい、というか王道。
「幻の子供」に近いテイストの曲で、僕的には最高にゴキゲン。
確かにじっくり聴いてみると、祐ファンの人が話題にするのもよく分かる。
こういう曲にこそ、祐の歌、声、言葉の良さが表れているのだから。
心音会の活動を経た祐の言葉として、この歌詞を読むと、
なんかこの3年間の活動の意味が少しわかってくる、というか。
最後の最後に祐が発する言葉に、今の祐らしさが表れているかな、と。

僕もずっと貴方が大好きです。愛し続けます☆

僅か5曲だけだったけど、この夏、最高のプレゼントとなりました。
本当に本当に嬉しい気持ちになりました。

スラットバンクスを聴いていたのは、僕が大学生の頃。
聴くのは初めてなのに、曲を聴いていると大学生の頃を思い出した。

ZI:KILLの時は、まさに「おっかけ」で、行ける限りのライブに行った。
でも、大学時代は、音楽から学問に関心が移って、
ひたすら学問の世界に入り込んでいた。
(人文系の世界って、入り込むまでにとても時間がかかる!)

なので、ライブに行くということはなかった。
スラットのライブもやるのは知っていても、おっかけはしなかった。
けど、たくさん聴いていたのは事実。
CDだけを考えたら、ZI:KILLより聴いたかも。
後期ZI:KILLよりはスラットの方が祐の声に合っていた。

改めて、ゾンビ集団たちの音のレベルの高さに驚く。
90年代にありながら、既に00年代の音楽を奏でていた。
サウンド的には、めちゃめちゃ時代に合っているし、
古さを全く感じさせない。

さ、もうすぐ「蘇生」だ。
横浜と新宿のチケットはちゃんとゲットしている。
ま、僕は基本的にライブで暴れることはないので、
酒を呑みながら、心を少年にして、ライブを楽しむことにしようっと

こちらのショップで購入できます(@原宿)

コメント一覧

kei
YPさん

よかったら、こっちで僕が買って、YPさんに送りましょうか?? よかったら僕をつかってくださいね☆

ルイさん

DIE IN CRIESはラルク経由で知ったのですね!それはそれで嬉しいですね~

KYOちゃんってやっぱり最初は抵抗感あるんですね。。あと氷室さんに似てるっていうのも、なんとなく分かります。声は全然違うんですけどね。

DIE INの話ならいつでも大歓迎ですよ~

nobuさん

まったく仰せのとおりだと思います。スラットバンクスは、独自の世界観(独自の味)をもっていて、これは唯一無二、まったくそうだと思います。今回の作品も、スラットバンクスならでは!って感じですもんね!!

「揺るがなさ」も、ホントそうだと思います。吉川さんはすごすぎます。一つの道をずっとずっと歩き続けている。もちろんいろんな音を試すのだけど、一本芯が通っているというか。

揺るがず、追い求める、
ホントカッコイイと思います。
どちらが欠けてもだめなんですよね!!

このテーマで今度記事を書いてみたくなりました☆

小倖のママさん

僕でよければ、使ってくださいね。
原宿にはいけるので、買うことはできます。
住所はメッセージで送ってもらえれば、大丈夫です。(僕を信用していただけるなら、、汗)

是非早く聴いてもらいたいですね~
小倖のママ
ypさんと同じく通販待ちです。
早速オークションに行ってみようかと思っていますが、中々出ないでしょうな~(泣)

少しでも早く聞きたいです!!

って、スラット復活に対して微妙な気分でいたにも関わらす、いざ音源発売となると聞きたくて堪らない自分に笑えます!

現金やね。

nobu
すごい
スラットバンクスの新作、ショップで購入しました。
ただただ、すごい!の一言です。
まさか新曲が聴けるとは。かなり興奮です。
演奏レベルの高さ、個性的で幅広い楽曲、独特の歌詞。
どれをとっても、唯一無二ではないでしょうか。
これだけ「刺さる」曲ができるバンドは、そうそうないと思います。
長くやっているからこそ、そして、いろいろな経験をしてきているからこそ生まれてくる曲、そして言葉なのだろうと感じました。

スラットバンクス、デランジェ、エックス、バクチク、吉川晃司…。
長くやっていればただそれだけでいいとは言いませんが、いろいろなことを経て、なお、長く活動している人たちの奏でる音には、やはり、揺るがなさがあります。
そして、揺るがないのに、それに甘んじることなく挑戦しつづける。追い求め続ける。
この姿勢が、聴く人の心に音を届けるのだと思います。

俗な言い方かもしれませんが、生きていく力をもらえますね。
ルイ
フフフ・・・
4年ほど前にダイインクライズを知りました。
知った時には「解散して10年以上たってるし!!」みたいな(笑)

その当時、yukihiro(現・L'Arc~en~Ciel)がすきで(元々ラルクファンです)昔はどんなバンドにいたんだろうと思い調べました。
元ZI:KILLだとゆう事は以前からわかっていたんですが、ZI:KILLを経てダイイン、そしてラルクに。と知りました。
ブックオフで「Classique Ave.の飛べない鳩」を発見し
聞いてみると、1曲目の「MELODIES」で衝撃を受けました!!!!
人生初ダイインで人生初衝撃でした!!
でもkyoさんの声を初めて聞いた時氷室っぽいと思ってしまいました(笑)今はそんなん思いませんが。
そこからがっつりどっぷりダイインにはまりアルバムを買いあさり(中古)DVDも買いました。
kyoさんの第一印象は最悪でした。
目は細いしかっこつけすぎやし、ありえへんっっ!
ところがなぜかどんどん引き込まれていき、今度はkyoさんが気になりはじめ、「今は何をしてるんだろう?」
で、調べるとBUGを発見!ちょうどBIORED発売前だったので購入し、これまたBUGに惚れました。




ざっとこんな感じです。
なぜZI:KILLを聞いてみなかったのか?
自分でもわかりません。なんとなく聞かなかったんですよ~。
でも去年聞きました。でもハマリませんでした(笑)

ダイインの話が人と出来るなんて!!
めっちゃうれしいです!!
yp
早く手に入れたい~
通販待ち組です…
本当は歌詞付をゲットしたいところなのですが、通販では付かないようですね
オクを利用するか否か悩み中です~
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