8月5日~8日まで、世界教育学会(WERA)が行われました。
場所は、学習院大学。
僕もこの世界教育学会のシンポジウムのspeekerとして参加しました。
とてもとても刺激的な時間を過ごすことができました。
…
さて、学習院大学。
学習院大学があるのは「目白駅」の目の前!
目白駅周辺は、あまりラーメン店も多くなく、「不毛地帯」と呼ばれることも…
でも、調べると、なにやら気になるお店があったんです。
その名も、
さんかく
です。はい、△です(苦笑)
さんかく=△=三角。
なんか聴いたことがあるなぁと思って調べたら、
なんとなんと!!
僕が中学生の時から通っている新宿の
「思い出横丁」にあった「三角」
じゃないですか!
1999年の思い出横丁大火事でなくなってしまった「三角」。
詳しい記事はこちら!
三角は1947年に創業した新宿の老舗ラーメン店。
その三角が「さんかく」となって、目白駅近くで復活していたのです!
これには感動しました。
思い出横丁は、ホント自分が中学生の時に感動して、何度も来てました。
ただ、当時は「ラーメン」よりも「丼」や「そば」が好きだったので、
ここでラーメンを食べることはありませんでしたが…(;´・ω・)
高校生くらいの年齢の時に、「若月」でラーメンを食べたことがあったかな。
(ライカエジソンでV系のCDを買った後に!!)
三角は、それこそあったのは覚えているけど、食べずに終わってしまいました。
それが、時を超えて、目白の地で食べられるとなれば、もう行くしかありません!!
場所はこんな感じです!
地図で見ると、駅からめっちゃ近いんですけど、、、
これが、実はかなりdeepな場所にありまして、、、
そう簡単にはたどり着けないのです(;´・ω・)
行けば分かると思います。なかなかdeepなspotですよ。
いわば「隠れ家」のようなお店です。
看板等もほぼなし。
知らなければ、まず通り過ぎることでしょう。
というか、ここ、この界隈の人しか通らない道でしょう。
駅からはとても近いのですが、袋小路の中にあるよう…
入口もとっても神秘的(というか懐石料理店風)。
とても「思い出横丁」にあったお店とは思えない(苦笑)
それと、、、
店内は写真撮影不可と書いてありますが、
ラーメンの写真はどうやらよさそうです。
(…節操もなくお客さんの顔や厨房をバシャバシャ撮る人いますから…)
(僕もラーメンの画像をバシャバシャ撮るからそこは反省…(;;))
「ラーメンの写真を撮ってもよいですか?」と尋ねたら、
「ラーメンのお写真でしたら、どうぞ」、と。
よかった(;;)
ただし、店内の撮影はかなり厳しく禁止されています。
「時代に迎合しない、かざらない味」
ですって!!
いいですね~~!!
こういうキャッチコピー、好きなんです(n*´ω`*n)
メニューです!!
基本的にシンプルな構成、というか、一種類のみ。
ワンタン麺も人気のようですが、、、
中華そば 燻製煮玉子入り(800円)
を頂くことにしました!!
僕は「薫製」という言葉に弱いので、、、
あと、珍しく「ザーサイ」トッピングがあったのでこちらも…
…
というわけで、、、
ジャジャーン!
こちらが「さんかく」の渾身の一杯、
中華そば+薫製煮玉子
です!!!
更にサービスで「白米のおにぎり」も付いてきます!!
凄い、、、
見るからに、「丁寧さ」が伝わってきます。
ラーメンを作る工程もとても丁寧で、うっとりさせられました。
薫製煮玉子も注文が入ってから、真っ黒になった殻を剥くんです。
チャーシューもその都度、包丁で丁寧に切り分けていました。
スープは、、、!?!?
まさに、昭和の東京醤油ラーメンの味わい!!??
魚介っぽさはなくて、動物系スープと醤油ダレで作ったレトロな味わい。
若干、生姜の風味も感じますが、基本は清湯の醤油スープ。東京の味。
見た目やお店の感じはとっても「モダン」で「おしゃれ」なんですけど、
出されているこのラーメンは、まさに「思い出横丁」風の味わい。
極端に言えば、外観だけを変えて、出している味はほぼ一緒、という!?
「ラーメン発見伝」の芹沢さんのアプローチを思い出します。
古びたラーメン店の再建を頼まれた芹沢さんは、外観だけを変えて、味はそのまま。
それだけで、お客さんがどっと増えた、という話です。
ここのスープを飲む限り、(失礼ですが)それほど凝りまくった味ではない…。
なのに、それなのに、どこか「先鋭的」というか「新鮮」というか、、、
新宿の三角の味をそのままに、お店の雰囲気やコンセプトを変えてリバイバル、と。
麺も、とてもユニークで個性的でした。
太めの中太縮れ麺になっていて、ややうどんっぽさもある麺でした。
あまりこういう麺、「中華そば」では使わないよな?、という感じ。
「つけ麺」だと、こういう麺を使うお店、多そうだけど、、、
なので、麺もとっても特徴的で、印象的でした。
メンマもチャーシューもとっても素敵でした。
チャーシューに関しては、「昔ながら」ではなかったかな、と。
スープの味がわりと(かなり)「単調」なので、ザーサイを付けたのは大正解。
味を変えて、最後まで楽しく美味しく頂けるかな、と。
薫製煮玉子は、、、
うーん、、、(;´・ω・)
薫製の味がしない、、、(;´・ω・)(;´・ω・)、、、
薫製にする意味があるんだろうか??、と。。。
これなら、普通の味玉でよかったかな、、、
玉子の殻が真っ黒なのはよかったんだけどなぁ、、、
…
でも、全部まとめて、「思い出横丁」の味わいそのまま!!
いいか悪いかは別にして、昔のラーメンをそのまま、、、
ただ、その見せ方や演出においては「現代的」に。
味をいじることをせず、イメージを変えた、という感じかな??
こういうアプローチ、なかなか珍しいのでは??、と思いました。
トッピングが全部別皿、というのも、「今風」かもしれませんね。
とにかく、見せ方については、かなり考え抜かれている気がしました。
味そのものではなく、その演出の仕方!?
その「効果」をまざまざと見せられた気がしました。
それから、お昼のサービスでしょうか。
希望者には、「おむすび」が無料で提供されていました。
こういう小さなサービスもまた、現代的というか、、、
味はそのままに、よりスタイリッシュに、よりアーバンに…。
そのコンセプトそのものでした。
(具のない白米のおにぎりに昆布が添えられています)
***
というわけで、、、
目白の路地裏の人気ラーメン店、
「さんかく」の食レポでした!!
いや~、面白かったです。。。
しかし、まさか、「思い出横丁」のあの「三角」だったとは、、、(;´・ω・)
久々にまた思い出横丁に行きたくなってきたな(;´・ω・)
(ただ、あのラーメンはもうないんだよなぁ、、、(;;))
ラーメン情報誌にも既にいっぱい出ているみたいです。
そうだろうなぁ、、、
めっちゃ人気店ですもの、、、(;´・ω・)
この場所で、というとあれですけど、本当に次から次へと、、、
客足が途絶えないお店って感じでした。
歴史的にも、この場所はちょっと色々といいみたいです。
暑くなければ、このエリアの散策とかも楽しいでしょうねー。
ホント、素敵なエリアでした。
…が、とにかく灼熱地獄過ぎて、、、(;´・ω・)
定休日は、日曜日と祝日。
営業時間は、11時~15時30分まで!!
何気に、ちょっとハードル高い??
昼のみの営業なんですね。。。
でも、そういうところも、フリーク的には惹かれるところでして、、、
地図で見ると、ホント近いんですけどね、、、
入り組んだところにあって、そこもなんか素敵でした。
…
そして、、、
WERAに向かう僕でした。
…
もちろん、発表が終わったら、、、
ちょっと面白い展開になったんです。
つづく