この日はラーメンツアーが主じゃないのに、かなり充実した。
千葉~都立家政~田無~新宿歌舞伎町探検~新宿~・・・
そして、最後は、衝動的に国分寺へと向かった。
国分寺と言えば、和尚、紅葉などがふと思い浮かぶが、
2008年にすごいnew comerが国分寺に現れた。
それが「麺屋 利休」である。
麺屋という名前から想像できるように、
この利休は、麺屋武蔵系列出身の店主のお店だ。
(独立?ではないように思う。個人でここまでは無理では?!)
利休は、国分寺駅から徒歩4分くらい。
十分徒歩圏内だが、ちょっと奥まった場所にあるので注意。
数あるラーメン店の中で、わざわざ利休に来たのは、
こちらには、なんとお茶風味のオリジナルラーメンがあるからである。
お茶系ラーメンって何気に僕がずっと注目しているジャンルで、
次世代のラーメンの可能性を感じるのだ。
(ま、その原型は既に数年前に神奈川で生まれているのだが、、、)
武蔵系出身ということで、さすがにメニューは豊富だが、
おそらくここの一番のウリは、塩ラーメンにあると思う。
お茶系塩ラーメンというのが、実に新鮮で新しい。
でも、今回は迷わず石神さんオススメの塩ラーメンを注文!
出てきたラーメンは、ほのかに緑色のスープ・・・
緑茶を使った香味油?なのかな。なんかすごい風味。
わずかにニンニクの香りもする。
お茶の香りを感じるわりとしょっぱめの塩ラーメン。
いや~、なんとも言えない不思議な味世界に入った気分になりました。
これぞ、オリジナル、個性派、この店にしかない一杯になっていた。
今回の食べ歩きで一番個性の強いラーメンだったと思う。
個性的なんだけど、実はとても身近な味、というか、、、
変な違和感はなかった。
とにかくスープが美味しいので、麺がどんどんなくなっていく。
四軒目を全く感じさせない素晴らしい一杯だったと思う。
ただメンマがちょっとチープだったかなぁ。。。
このスープなら穂先メンマが合うと思うんだけど、、、
チャーシューの上にぷつぷつしたものがふりかけられている。
だったんそば茶みたいな感じのやつ。
これがまたなんとも実に香ばしくて、顔がゆるむ。
いや~、文句なしに凄いラーメンだった。
他のラーメンはどうだかは分からないが、
この「塩らあめん」はぶっちぎりで素晴らしいラーメンだった。
和風ラーメンというよりは「にほんのラーメン」というべきだろう。
「にほん」を感じる味和いだった。
お茶系ラーメンの可能性を確かに感じる一杯だった。
また来ねばっ!!!
(和尚と利休、古代日本系ラーメン地域となるか?国分寺!)