Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

Ramen FeeL@青梅 湯河原の名店『飯田商店』出身、アクセス困難な辺境で、「愛」を感じるグロナカルなラーメン店だ!

はるばるやって来ました!!

今、都内で、いや、この日本で最も評判の高いラーメン店、

Ramen FeeL

へ!!

また、日本で最も敷居の高いラーメン屋さんとも…。

泣くラヲタも黙る「飯田商店」の一番弟子さんのお店ってことで、全国のラヲタさんやラーメンフリークさん、また一般のラーメン好きの人まで、みんなが注目しているお店なんですね。

僕は、こういうお店は通常、敬遠するのですが、今回、色々とご縁があって、行くことができました😂

今回、お世話をしてくださったのは、僕より大先輩の「Man太郎さん」です。

Man太郎さんのラーメンサイトはこちら

Man太郎さんは、1998年1月から2024年の今に至るまで、ず~~っとラーメンの記事を書き続けている先輩なんです。僕は2005年1月からなので、実に7年も先輩なんです。なので、久々に「後輩気分」でラーメンを食べることができました。すっごく嬉しかったなぁ…(僕より長くて、現在なおラーメンの記事をほぼ毎日書いている人って、もうほとんどいないから…)。なんと、Man太郎さんはこのRamen FeeLに70回以上も来ているんですって!

このお店については、もうラーメン情報発信者たちによって、追いきれないほどのレポや記事がすでにあるので、僕なりのコメントというか、レポを書いていきたいと思います。

キーワードは、「辺境の地にある敷居の高いグロナカルなラーメン店」かな?!

こちらの記事を読んでから、以下、読んでいただきたいですね👆

Ramen FeeLの店主の渡邊さんって、元ドラマーさんなんですね!🥁

こちらのRamen FeeLは、青梅駅から車で15分くらいかな?!

最寄り駅は、日向和田駅になるのかな?!

この日向和田駅から歩いてこのお店に来るお客さんも多いんだとか…。

なので、場所的にすっごくローカルなエリアというか、ローカル感のある立地なんですね。

入口はこんな風になっています。

日本トップクラスの話題店なのに、行列はないんです

厳密に言えば、行列ができない「システム」になっているんです。

このあたりのことは、ちょっとよく分からないんですけど、とりあえず「完全予約制」のお店ってことで、行列はできない仕組みになっています。

店頭の掲示板に、予約システムについての説明がありました。

今、一部の先鋭的なお店で導入されている「TableCheck」。

こちらのサイトで予約ができるみたいです(ログインが必要です)

僕はもう、ちょっとこういうのについていけませんが、、、💦

主なメニューも、店頭の掲示板で確認することができます。

醤油に、塩に、小麦つけ麺に、、、

この三種のラーメン・つけ麺が主なラインナップなんですって。

Topping & Rice bowlも色々ありますね。

いや~、なんかテンションが上がりますよ~。

で、ほぼ待つことなく、店内に入ると、綺麗で広々とした空間が広がっていました。

完全予約制なので、店内はゆったりのんびりとしています。

ラーメン屋さんっていうより、レストランっていう感じがしますね。

あと、厨房を見ると、なぜか欧米から来たと思われるスタッフさんが2名ほどいました。そのうちの一人のスタッフさんを見ていると、「この人、ドイツ系の人じゃないかな?!」ってふと思いました。なんか、ドイツっぽいぞ…、と。

そのスタッフさんがいったいどこから来た人なのか、めっちゃ気になりました。この話はこの記事の一番最後に!

なんで、こんなに外国人スタッフが多いのかといえば、店主さんがアメリカに住んでいたことがあるんだそうで、英語もかなりできるみたいなんです。なので、ローカルな場所にあるお店だけど、グローバルなお店でもあるんです

さっそく、メニュー表を見てみましょう。

まずは、醤油らぁ麺から!

基本の「FeeL The 醤油らぁ麺」は、一杯1300円也💰

で、いわゆる特製の「FeeL The 特上醤油らぁ麺」は、一杯なんと1900円!

凄い…。1900円の特上(特製)ラーメン…。

塩らぁ麺の方も、醤油と同じ価格設定ですね。

で、小麦つけ麺の方は、、、

ノーマルの「FeeLつけ麺」で、なんと一杯1850円!!

で、スープ二種の「FeeLつけ麺スープダブル」だと、2200円になります。

遂に2000円越えのつけ麺か、、、Σ(・□・;)

ミニ丼マニアとしては、ミニ丼も食べてみたいです。

今回は、ここの看板ミニ丼の、、、

雲白肉チャーシューご飯(550円)

を頂きたいと思います。雲白肉と書いて、「ウンパイロウ」と読むみたいです。

550円もするミニ丼?!?!

これもまた、一つの経験として面白いかも?!って思いました。

今回、僕は(予約の時点で)2杯連食するという設定にしていたので…

FeeL The塩らぁ麺と、Feelつけ麺スープダブルを頂こうと思います! 醤油か塩のどちらかで悩みましたが、Man太郎さんもusidonさんも「塩がいいのでは?」という意見だったので、そうしました。

(*このお店では、予め連食する設定にしておかないと、連食ができないみたいです!)

あと、UsidonさんとMan太郎さんが注文した「FeeL The醤油らぁ麺」も少し(結構)頂きました。つまり、全部頂くことになりました😊

ってことで、、、

ジャジャーン!!!

こちらが、青梅の超人気店「Ramen FeeL」の

FeeL The 塩らぁ麺

です!!

な、な、なんて美しいお色のスープなのでしょう…。

ここまで黄金色に輝く塩ラーメンなんて、見たことないかも?!💦

トッピングは、ロース、地鶏腿(モモ)、カブ、三つ葉、ネギ…かな?!

zoom up!

黄金色に輝くゴールデンな感じの塩スープがもう美し過ぎます…。

澄んだクリアなスープの中に、麺が沈んでいるのが分かります。

麺線もとってもお美しいです。

さすが、あの飯田商店出身の都内屈指の人気店の塩ラーメンだ…

塩ラーメンでこの色となると、僕的には「がんこラーメン」を思い出してしまいますが、はたしてお味の方は如何に?!(なんといっても、都内のラヲタさんやフリークさんが大絶賛するお店で、TRY本でも「新人大賞総合第1位」を取ったお店の塩ラーメンですからね…

で、一口スープを飲むと、、、

「おお?! しょっぱくなくて、鶏・脂の旨みと香りがぐわっと迫る味わいで、繊細で優しくてまろやかで甘みもあって、誰をも包み込むようなスープだ!」

って思いました。

見た目から想像していた味と全然違っていて、なんか新鮮というか、驚きました。もう少し尖った味のラーメンかな?!と思いきや、なんていうか、「すべてを受け入れる無条件の愛」(アガペーの愛)的な味わいというか(?!)

尖りや強さはなくて、深みや奥行きのある味わいのスープになっていました。

麺はこんな感じです!!

東京都でも最も名高いRamen FeeLの麺、いったいどんな麺なのかな?って。

見た感じだと、細いストレート麺になっていますが、、、

麺を啜ると、ちょっと想像以上に柔らかくて滑らかでソフトな食感の麺でした。イメージ的には、太いそうめんみたいな感じ?! おそうめんのような食感というか、そういう柔らかさをアピールするような麺になっていました。

こちらも、やっぱりなんか「強度」じゃなくて「愛」っていう感じがするなぁ、、、

麺を啜っていて、まったく疲れることがなく、また刺激も強いわけでもなく、何の抵抗もなく、のど元を通り過ぎていくような、そんな優しさに包まれるような麺になっていました。高齢の人でも、難なく食べられそうです。

麺もスープも、キーワードは「💕💕」かもしれない

鶏チャーシューです!!

とろけるような、まるでハムのような柔らかさの鶏チャーシューでした。

あー、こりゃ、そりゃもうみんな、微笑んじゃうような優しい味わいのチャーシューですね。

麺もスープもチャーシューも、優しさと愛で包まれている…😂

で、低温調理系の豚チャーシューです。

赤いところがとってもなんか綺麗で、魅惑的でしたね。

鶏も豚も、チャーシューは恐ろしい程に洗練されていて、さすが・・と思いました。

全体的には、シンプルでさっぱりしていて、連食の一杯目にはベストなチョイスだったかな?!と。

がんこ系が好きな僕的には、もう少ししょっぱくてもいいかなと思ったのですが、、、

でも、「愛のあるラーメン」という観点で見ると、この塩らぁ麺以上に「愛」を感じる塩ラーメンって、他にないんじゃないかな?!って思います。愛というか、優しさというか、ユニバーサルデザインというか…。どんな人をも、優しく受け止め、優しく包み込むようなラーメン。これが、Ramen FeeLなのか?! そうか、ここで愛情いっぱいの優しい味世界を感じて(feel)くれ、と?!?!(その代わり、二郎系や家系みたいな中毒性や刺激性は少ない感じがしました)

で、この塩らぁ麺に一番オススメのサイドメニューが、、、

雲白肉チャーシューご飯

です!!

メニュー表にも、「店主イチオシのサイドメニュー」のところにこのご飯が出ています。

ここのFeel The 塩らぁ麺のお供には、この雲白肉チャーシューご飯です!

これが、もうちょっとビックリするエレガント丼でして、、、😂

お肉はとっても柔らかくて、チャーシュー丼というより、豚しゃぶ丼っていうか、豚すき焼き丼というか、そういう感じのミニ豚肉丼になっていました。タレというか、ソースがまたちょっと焼肉ソースっぽい感じで、とっても中毒性もあります。上品で意識の高い塩らぁ麺に、ちょい悪で棘のちょっとあるチャーシューご飯、これもかなり考え抜かれた「組み合わせ」なのかもしれませんね👆

ミニ丼ですが、吉野家の牛丼よりもお高い550円となっています。

イメージ的には、日本トップクラスのラーメン店が作る最高級のミニ丼っていう感じですかね?!

塩らぁ麺がとってもライトで優しい味わいなので、このミニご飯で、物足りなさをカバーするっていう感じ?! なんか、コース料理的に言うと、この雲白肉チャーシューご飯と塩らぁ麺をどちらも食べて、「満足感」が最大限に引き出されるっていう感じ?!

続けて、店内連食、二杯目は、、、

徐々に、一つ一つ運ばれてくるんです。

まずは、これ!!

こちらは、+100円で追加できる、

出汁卵

です!!

FeeLつけ麺に付けることのできるサイドメニューですね。

こちらは、その名の通り「昆布鰹出汁」に生卵の「黄身」が入ったものです。

そこに、岩のりも入っています。

これ、いったいいつ、どのタイミングで、どう食べればいいんだか…(;´∀`)

続けて、運ばれてきたのが、こちら!

すだちと、あと、岩塩ですね。

麺に岩塩を付けて、食べてください、みたいなアナウンスがありました。

そして、二種のつけスープが登場です。

二種ありますが、一つは「メイン」のスープで、150cc入っています。

もう一つは、「サブ」のスープで、約100ccのスープが入っています。

今回は、醤油をメインにして、塩をサブにしてみました。

うへー、、、

いったいこれ、どうなっちゃうんだ?!?!

ジャジャーン!!!

FeeLつけ麺スープダブル

です!!

2000円超えのつけ麺と遂にご対面!!

2000円超えのラーメンとあって、めっちゃ凝っています。

なんか、何がなんだか分かりませんが、とにかく圧巻のヴィジュアルです!!

2000円越えのつけ麺で、いったいどう食べていいのか分からないつけ麺、、、

こんな、懐石料理風のつけ麺、初めて見たかも?!?!

食べ方ガイドも、しっかり用意されていました。

なるほど、こうやって食べればいいのか!!!(;´・ω・)

ガイドがないと、食べるのが難しいつけ麺なんて、、、

こちらが、メインの「醤油スープ」!!

飯田商店系の淡麗の醤油つけスープになっています。

スープの色、すっごくいい色していますね。

いったいどんなつけ麺になるんでしょうか?!

で、こちらが「サブ」の塩スープです。

上の塩らぁ麺のスープとはちょっと違う感じがしますね。

あまり、黄金色~!って感じはありません。

上品な鶏塩スープって感じですね。

麺はこんな感じになっています。

こんなつけ麺の麺、見たことがないです、。。

右手の蕎麦みたいな麺は、「焙煎小麦を使った蕎麦色の麺」なんだそうです。

で、左手の白い麺は、それこそそうめんや稲庭うどん?のような麺であります。

ここにも、和食の技法?が駆使されている感じで、従来のつけ麺と一線を画しているかな?!と。

なんとも、まずは、何もつけずに「ワンタン」を食べてくださいとのことで。

青梅って、実は「わさび」でも有名なエリアらしく、、、

青梅わさびを使ったワンタン、、、

これが、もうつるつるでもっちもちで、最高の食感でありました。

まずは、メインの醤油スープで、食べていきます。

この醤油スープで、食べてみると、、、

「おおおお!! これはまさに『鴨南蛮蕎麦風』のテイストだ!!」

って思いました。

和風で、醤油強めで、鴨南蛮蕎麦を食べているような錯覚に陥りました。塩らぁ麺同様、あまり攻撃性や破壊性?はありませんが、その代わりに、安らぎと落ち着きとじんわり美味しさを感じるヒーリング効果のあるつけ麺になっている気がしました。そう、まさに、Feelingを感じるhealing系のテイストなんです。

Heal in FeeL…

スープには、しっかりチャーシューも入っていました。

こちらのチャーシューは、小さいサイズで、わりと昭和っぽいチャーシューだったかな?!

焙煎小麦の蕎麦風の麺と一緒に食べると、鴨南蛮そばを食べている気持ちになりますね。

でも、ちゃんと「つけ麺」に留まっている感もあって、不思議な感じになります。

続いて、サブの「塩スープ」で食べていきます。

こちらのスープで麺をずるっと啜ると、

「おおお! これは、かなりしょっぱめで、ダシの旨みもある旨じょっぱいスープだ!」

って思いました。

しょっぱさ自体はそれほどでもないけど、しょっぱさはたしかに感じられたかな?!と。

塩らぁ麺よりも「中毒性」はある気がしました(しょっぱさや脂っぽさが中毒性の源泉ですからね…)

チャーシューもこんな感じで、大きいのが二枚入っていました。

ここのチャーシュー、ホント、どれもクオリティーが高くて、、、

かつての粋やじゃないけど、このお店、「チャーシュー専門店」でもちゃんとブレイクしそうな気がしました。色んなタイプのチャーシューがあって、(店内連食)二杯目ですが、全然飽きも物足りなさも感じません。

麺が二種、そしてスープも二種あるので、合計4種の味・食感が楽しめます。

凄いなぁ、、、

これなら、2000円のつけ麺でも「納得」…かなぁ?!?!

中盤頃に、「出汁卵」を麺の上にぶっかけます!

なんか、イメージ的には、「昆布水つけ麺」と「TKM」の要素が入り込む感じ?!

ダシスープと生卵が加わることで、一気につけ麺のイメージががらりと変わります。

そのまま食べて少し楽しんだら、あとは2種のつけ麺でとことん味を楽しむべし!!

いや~、すっごく贅沢なつけ麺の食体験だなぁ、、、

そして、一通りつけ麺の麺を楽しんだ後は、、、

最後、+170円でいただく、

スープ出汁割り小麦茶付き

でエンディングに向かいます。

これはいわゆる「割りスープ」と、「食後の飲み物」ですね。

右が、小麦茶であります。

焙煎小麦で作ったお茶で、なんか玄米茶みたいな味がしたような、、、?!

で、左がいわゆる「割りスープ」ですね。

ここの割りスープ、完璧に完全に和食の出汁そのものでした。この割りスープ、ラーメン店の「割りスープ」っていうより、日本料理店の「ダシ」をそのまま頂いているような感じの「純和風だし」になっていて、ここはかなり感動しました。

高級な日本料理店で味わえるような、上品でリッチで芳醇な和だしになっていて、こんな本格的な和だしを出してくるお店って、ホント、他にあるかなぁ~っていうくらいでした。

鰹ベースのおダシで、これ、ダシマニアにはたまらない割りスープだぞ、、、

そして、小麦茶!!!

麦茶のような、でも、玄米茶のような、(小麦を感じるような)不思議なお茶でした。いや~、凄いなぁ…💦

最後に、隣りのusidonさんが食べていた、、、

FeeL The 醤油らぁ麺

です!

この醤油らぁ麺が、飯田商店から伝承された一番のラーメンなんですよね?!

飯田商店の店主の飯田さんは、故佐野実さんのラーメンに衝撃を受けてラーメン界に参入した人で、佐野ismを継承している店主さんの一人です。

となれば、ここのラーメンも、広く捉えれば「佐野実系」のラーメンってことになるんですよね。系譜的には「孫弟子」みたいな感じ?!?!

どことなく、なんとなく、佐野さんのお顔が思い浮かぶヴィジュアルの醤油ラーメンになっています。

zoom up!

スープを一口飲むと、、、

「おおおお!! 佐野さん系のあの淡麗醤油系に和食要素が強く入り込んだ味わいだ!」

って思いました。

佐野さんとそのお弟子さんや佐野さんに感化された人たちによって、常に進化を続ける「淡麗醤油ラーメン」。その淡麗系の一つのアンサーがこのラーメンなのかな?!、って思います。

佐野さんがこれを食べたら、どんなことを言うんだろう?!

「美味し過ぎるじゃねーか! バカヤロー!」って言うのかな?!

それとも、「違うだろ、コノヤロー!」って怒りだすのかな?!

なんか、そういうことを想像しながら食べてみるのも、面白いかなって思います(佐野さんのことや、佐野さんのラーメンが好きな人は特に!)。僕的には、「和食に本気で目覚めた佐野さんが作った和風醤油ラーメンって、こんな感じなのかな?!」って思いました👆

麺はこんな感じです。

普通の表現をすれば、「とても柔らかくてソフトな中華麺」って感じですかね。

二郎系や家系ラーメンの麺を好んでいる人には、「???」な麺かもしれませんが…

ある意味で、ゴワゴワ系やわしわし系の麺の対極にありそうな麺になっています。

ただ、他方で、「麺をヘタに固めにするな!」という意見も結構あって、、、

一番最適な柔らかさにこだわる麺フェチの人には、こういう麺が一番いいんだろうなぁって感じでした。

隣りで、usidonさんがとても美味しそうに食べている姿が印象的でした💕

***

というわけで、、、

usidonさんとMan太郎さんのお力を借りて、「自分は行くことがないだろう」と思っていたRamen FeeLに行ってきました!、というレポをお届けいたしました。

ホント、このお二人がいなければ、まず来ることはなかったと思います。

僕がここで3種食べた感想としては、二つですね。

①ここのラーメン・つけ麺は、(二郎系や家系のような)中毒性や刺激性や攻撃性やボリュームを売りにしたラーメン・つけ麺ではなく、優しさと丁寧さに満ちた、誰をも包み込むような愛のあるラーメン・つけ麺であり、

②青梅というローカルな土地柄、佐野さんをルーツにもつナショナルな王道ラーメンの方向性、そして、グローバルな視点をもつラーメンのお店である、

ということでした。

②の最後のグローバルな視点について、最後に書いておきたいと思います。

この記事の最初に、「欧米から来たと思われるスタッフさんが2名ほどいました」と書きました。で、そのうちの一人は、なんかドイツ系の人のように見えました。

で、ちょっと確認したら、なんとなんと本当にドイツ人でした😊。しかも、スイスのクール(Chur)近くにあるアローザ(Arosa)という小さな町で「Ramen Bar」を営業している店主さんで、ここにラーメンの勉強をしに来ているんですって! スイスで働くドイツ人が多いのは、すでに知っていましたが、スイスでラーメン屋さんをやっている人だったとは…

こちらのOVIO-Ramenbar Arosa-というお店です
お店のインスタもありました

これはもう、行くしかないですね!!🔥

Ramen FeeLで修業?勉強?した人がスイスのラーメンバーでどんなラーメンを作るのか?! これはもう僕に課されたミッションでありましょう!!!

他に、アメリカから学びに来ている人が1人?2人?いるみたいです。

海外経験のある店主さんだからこそ、こういうことも可能なのかな?!って思いました。

2008年に公開された映画『ラーメンガール』…とはちょっと違いますが、でも、なんかこの映画のような感じがして、すごく面白かったです。

これですね!(僕もしっかりDVDを持っています!)

…そういえば、前にオーストリアのウィーンで、かつて日本でラーメン作りを学んだ中国人が営むラーメン屋さんに行ってきました。こういうことって、実は今、世界中のあちこちで起こっている現象なんだと思います。

辻田さんのYouTubeとかを見ていると、「日本人が海外に出て、ラーメン店を営んでいる」っていうイメージが強くなっていきますが、実際は、そうじゃないんだよなぁ、って思っていて…。

外国からラーメンを学びに日本に来て、そして、修業したり食べ歩いたりして、で、自分の国に帰って、ラーメン店を開業するっていう流れがどんどん強くなっていっているなって。

僕が海外のラーメンの食べ歩きを始めた00年代の頃とは、もうホントに明らかに状況が変わって来ていて、全国のみならず、全世界どこに行ってもラーメン屋さんがある、っていう状況になりつつあるんです。(このブログをずっと見てくれている人なら、分かってもらえる話だと思います!!)

予約ですべて埋まるので、常に「本日完売」となっている模様です。

なお、空きがある場合には、当日の早朝に整理券?がもらえるんだとか?!

Table Checkを使いこなせないと、ここに来るのは難しいんですね、、、

なんとなんと! とら食堂のあの竹井さんの直筆サインもありました! 

不動心 向上心って書いてありますね?!

不動心と向上心、本当に大事な言葉ですよね。

向上心を失ったら、そのお店の成長や進化って止まってしまいますからね…(そこは、学者や研究者もホント同じだし、またブロガーを含むラーメン情報発信者にも言える話だと思います!)

お店の隣りに、広い駐車場もありました。

ここは、車で来るお客さんがほとんどかな?!と思われますが、駐車場は大丈夫そうです。

場所はこんなところです。

青梅から奥多摩に向かう途中にありますね。

このエリアのラーメンももっともっと食べ歩きたいですねー!!

今回、ナビゲートして頂いたMan太郎さん、そしてusidonさん、ありがとうございました!!

一生縁がないと思っていたRamen FeeLに行けて、本当に嬉しかったです!!

Ramen FeeLの店主さんの修業先となる「飯田商店」のラーメンはAmazonで!

飯田商店のラーメンはいっぱい商品化されているみたいです。

これ、コンビニに売っていますよね~!!

こんな本も出しているのか!!!Σ(・□・;)

コメント一覧

sehensucht
美味しいとか不味いとか、修業先がどうだとか、使っている食材はこうだとか、そういう話は、ぶっちゃけ誰でも書けますからね。

そのラーメンがどういうラーメンだったのかをどう自分の言葉で語るか。

ここが、ラーメンの語り手の「キモ」じゃないかなって思いますね👆

ホント、ラーメンって、食べ手側の経験や知性がすごく問われる食べ物だと思います!!
マッスルイチバ
やはりFEEL!!イチバも食べた時は色々と考えさせられました💦ラーメンって一言に言っても広いなぁ、、名店って一言に言っても広いなぁと💦ラーメンの食べ歩き程、食べ手が多くの物差しや計りを必要とする食べ物ないんじゃないかなぁと💦
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