3月末、所用で「西国分寺エリア」に向かいました。
その西国分寺に行く途中、武蔵境駅で途中下車しました。
武蔵境に下車した理由は、ただ一つ!!!
日本全国に広まった「油そば」の発祥のお店、
珍々亭
に向かうためであります!!
(*油そば発祥のお店は、ここの他、国立の「三幸」とも言われています!)
ラーメン好きの人なら、多分、知っているお店かな?!
1957年創業という、老舗のラーメン屋さん(?)ですね。
もう65年以上の歴史のあるお店…っですね。
でも、ラーメンよりも「油そば」で有名なお店になっています👆
…
僕は普段、油そばってできるだけ避けて、ラーメンの食べ歩きをしています。
その理由は、油そばには「スープ」がないからです。
スープがないと、どうしても「食べた気」にならないんですね。
いや、「外で食べた気」がしないんですよね。
なので、油そば(又はまぜそば)を食べる時には、「スープはありませんか?」と聴いてしまうんです。
スープを出してくれるお店もあれば、出してくれないお店もあります。
図々しいお願いなのかな? それとも、要求してもいいお願いなのかな?
…
で、ふと思ったんです。
油そば発祥のお店【珍々亭】では、油そばにスープって付いているのかな?
って。
あるいは、スープを油そばに付けられるのかな?って。
この疑問の答えを探すべく、珍々亭に向かったわけです。
珍々亭は、武蔵境駅から少し離れたところにあります。
亜細亜大学キャンパスの近くにあるんですね?!
僕は、駅から市民バス?でお店近くまで行きました👆
お店に着くと、短い行列ができていました。
でも、開店が早いせいか、すぐに店内に入れました😊
油そばのお店だからかな?!
こちらがメニュー表です!!
左上にあるのが、「油そば並」(850円)でした。
油そば大だと、1050円になっていました。
ラーメンやチャーシューメンもあるんですね~。
で、サイドメニューを見たら、
あ、あ、あ、あるじゃないですか!!!
スープ(50円)
が!!!!
うおおおおおおお!!!!!
油そばの発祥のお店には、ちゃんとメニューに「スープ」がありました!!
やっぱり、油そばには「スープ」があってよかったんですね!!!😂
珍々亭の油そばには、50円のスープを添えることができたんです!\(^o^)/
あと、多くの常連さんは「生玉子」(80円)も注文するみたいです。
…
ってことで、、、
ジャジャーン!!!
こちらが、、、
油そば
+スープ+生玉子
です!!
こ、こ、これが、油そば発祥のお店の「油そば」か…💦
なんか、すごい存在感、というか、すごく美味しそうです。
生玉子は、麺の上に乗せてもいいし、つけ麺みたいに麺を卵に浸して食べるのもいいんですって。
油そばに生卵を乗せたら、それこそ「TKM(卵かけ麺)」になりますね?!
お店の人曰く、生卵をかき混ぜて、そこに麺を入れて食べる人が多いんだとか?!
油そば…。
どこで食べても、あまりそそられない油そばですが、、、
ここの油そばを目の前にした時に、かつてないほどの興奮を覚えました。
「こ、こ、これが、日本で最も古くからある油そばか・・・」
と。
zoom up!
醤油ダレの上に、熱々の麺が乗り、その上にメンマとチャーシューとナルトが添えられています。
すごくシンプルな構成ですが、故に、引き込まれますね。
チャーシューとメンマも、とても凝った感じに見えました。
が、油そばなので、麺が主役となりますね。
麺を下から持ち上げると、こんな感じになります。
タレと麺が絡むと、これまた、そそるヴィジュアルになります。
これをとりあえず、一口頬張ると、、、
「うおおお、、なんだ、この躍動感溢れるもっちもちの麺は?!?!」
って、叫びそうになりました。
これは、もうまさに「ダンシングヌードル!」「踊る麺!」って思いました。
もっちもちで弾力性が強くてソフトで滑らかな「油そば」であります。
最初は、そんなに味は濃くないかな?!
これをかき混ぜていきます。
うん、やっぱり、麺が凄いな、、、
味的には、醤油だれの味がベースになっていますね。
そんなに複雑な味わいではなく、シンプルで分かりやすくてストレートな味わいです。
少し、麺を食べたら、スープが欲しくなります。
こちらが、珍々亭の「スープ」です!!
このスープ、まさに「東京ラーメンテイスト」のスープになっていました。
鶏ガラベースの中華風の濃いめのスープで、そのまま「醤油ラーメン」のスープになりそうです。
関東エリアで言うところの「昔ながらの東京中華そば」のベースとなる味わい。
わりとライトな油そばに、この王道の東京醤油ラーメン風のスープ。
いいですね~~。
やっぱり、油そばに「スープ」があると、気持ちがぐっと高まります。
そして、生玉子!!
この生玉子をお箸でぐるぐるっとかき混ぜて、そこに麺を投入します!!
素晴らしいヴィジュアルになりました!!
卵つけ油そば
って言いたくなりますね~。
あるいは、麺のすき焼き?!
うん、そのまま食べるのとは全く違った美味しさに出会えた気がしました。
ここの常連さんが、こうやって卵つけスタイルで食べるのも、よく分かりました。
卵を麺の上にぶっかけるよりも、なんか、油そばの美味しさが生きるっていうか。
「通の人は、こうやって食べるんですよ」って聴きました。
で、、、
半分くらい食べたら、味変タイム!!
卓上調味料です!!
本家油そば店の珍々亭にも、「お酢」と「ラー油」がありました。
このお酢とラー油を油そばの上に注いで、更に混ぜて、食べていきます!
お酢とラー油を入れると、本当に一気に味変します!!
「うおおおお!! むちゃくちゃジャンクでパワフルな油そばになった!!」
って。
これが、音楽界でいうところの「化学反応」なのでしょうか?!
油そばのタレとお酢とラー油が合わさることで、破壊的な美味しさに変貌するのです。
元祖店で食べると、こんなにも感動できるのか、、、と(Σ(・□・;))
最後に、この立派なチャーシューを頂きます!
少しパサパサ感の残る、王道のチャーシューでありました。
肉厚で、食べ応えもばっちりありました🎵
…
いや~、油そばって、素敵な麺料理なんですね、、、
スープがあるから、しかもしっかりとしたスープがあるから、こそだとも思いました。
まわりのお客さんを見ると、半分以上の人がスープ、玉子を注文していました。
やはり、油そばには、スープ、あっていいんですね!!!
これが、今回の一番の学びというか、収穫でした。
まだまだ、油そばにスープを出すお店って多くないと思います。
でも、これからも懲りずに「スープは出せますか?」と聴いていきたいですね。
油そばにスープを出すことで、より油そばが支持されるようになると思うから。
それに、僕的には「つけ油そば」「つけまぜそば」をもっと普及させたい(という野望があります)。
そのためのロビー活動(?!)を今後も継続していきます!!
***
というわけで、、、
油そば発祥の武蔵境の名店【珍々亭】の初レポでした!!
ずっと、ここの油そばを食べたい!と思いつつ、来れていませんでした。
そして、2024年3月末にようやくここの油そばを食べることができました。
想像していたよりも、はるかにはるかに素晴らしい油そば&スープでしたね。
これまでずっと「油そば」は敬遠してきたけど、これからはもう少し積極的に油そばも食べていきたいなって思います。ただし、「スープ」を出してくれそうなお店だけに限ります。
油そば専門店でも、「スープ」を用意していないお店があります。一番の大手?のあのお店も、スープを用意していません。「油そばのお店だから、スープを作らなくてもいいんだ。だから、油そばは儲かる」って考えているように思えてなりません。これは、「油そば」にとってとても残念なことだと思います。
油そばは、スープと共に食べることで、その魅力がぐっと増すはずなんです。
そのことを、これからも静かに訴え続けようと思います!!🔥
場所はこんなところです!
亜細亜大学って、まだ行ったことがないなぁ、、、
いつか、亜細亜大学で学会があったら、そこに行って、また珍々亭に寄りたいです💕
この珍々亭で美味しい油そばを食べた後、もう一軒、どうしても行かなければいけないお店があるんです。
珍々亭のすぐ近くに、珍々亭とは別の「もうひとつの油そば」のお店があるんです!!
wait!
…
これって、この「珍々亭」の油そば?!?!
この番組に、珍々亭、出てくるのかな?!
マルちゃんでも、珍々亭の油そば、出ていますね!!!