およそ1年ぶりに、我が故郷?の「立川」にやってきました。
立川は、僕の最愛なる祖父母が住んでいた場所で、それこそ幼少期から縁の深い場所。
立川のけやき台団地は、僕にとっては、最も古い記憶の残る場所です。
…
そんな立川にも、たくさんのラーメン店が集結しているのですが、、、
今の僕が目指すべきラーメン店は、唯一つ!なのです。
そのお店は、ラーメン複合施設、
らーめんたま館
の中にあります。
>らーめんたま館のこれまでの歩みはこちら!
>僕の初のたま館レポ(2010年1月にぼぶら鏡花)はこちら!
>僕の二回目のたま館レポ(同年煮干し青樹)はこちら!
僕は、立川に縁があったので、創業当時からよく来ていました👆
そんなたま館は、立川駅から徒歩5分くらいのところにあります。
こちらの4店舗が、現在のラインナップになっています。
現時点で最も古いのが「麺処井の庄」ですね。
でも、僕のお目当ては、唯一つしかありません。
ええ、
元祖一条流がんこラーメン
立川たま館分店
であります!
一条安雪ファンとして、がんこファンとして、ここは「聖地」の一つなんです(😊)
元祖一条流がんこラーメンの「家元継承店」なので、問答無用でここに行きたくなるんです。
コロナ禍の2021年10月にオープンした、新しい「がんこラーメン」なんですね。
たま館の中に入ると、こんな感じになっています。
4店舗が横にずらりと並んでいます。
券売機も4台、視界にぱっと入ってきます。
がんこ系、二郎系、濃厚豚骨魚介系、そして(最新の)家系。
二郎系と濃厚豚骨魚介系と家系と並んで「がんこ系」があるのが、エモい!!😂
もちろん、僕は左手前の「がんこラーメン」の券売機に向かいます。
こちらが、がんこラーメン立川たま館分店です。
「今日もまた 咲くか咲かぬか我がスープ 咲かせてみせようがんこ花」
これですよー、これこれ!!!
僕がガチでラーメンフリークになったのは、まぎれもなくがんこラーメンのおかげです。
がんこラーメン(本郷・十二代目)と出会わなければ、こんな風にはなってませんでした(苦笑)
あの出会いから、もう24年も経ったんですね…😢
今回は、絶対に二杯行くぞ!と決めて、ここにやってきました。
がんこラーメンの必殺技?である「悪魔」を模した「悪〇」(1350円)と、
それから、「しそ塩」(1100円)を頂こうと思います。(がんこラーメン八代目@末広町の「しそ塩ラーメン」が大好きだったので!!)
同伴した愚息は「正油(バラ)」(950円)を注文しました。
券売機の下の方には、限定①~⑧まであるんです。
⑦と⑧は出てませんでしたが、①~⑥はあるみたいですね。
嗚呼、もっともっと立川に来たい!
そして、全部食べ尽くしたい!!
…
ってことで、まずは、、、
悪魔降臨👿!
こちらが、2024年1月の「悪〇」であります!!
また今年も、このたま館分店の悪〇に出会うことができました。
昨年同様、圧倒的なヴィジュアルの一杯になっています。
がんこの代名詞ともいえる青唐辛子は、お好みで付けることができます。
がんこ十一代目の常連だった僕は、この青唐辛子にも惚れ込んでいました。
がんこラーメン文化は、たしかにこの立川でしっかり継承されているんです!
こちらが、今回の「悪〇(清湯)」の全貌です。
昨年は、「悪魔(濁り)」を頂いたので、今回は清湯の方で!
濁っていない、醤油ベースの茶色いクリアなスープになっています。
味(しょっぱさ)は、LEVEL5以上、とされています。(かなりしょっぱめです)
でも、しょっぱいのが「がんこラーメン」。しょっぱくて旨いのが、がんこ花!
この悪〇の元となる悪魔って、一条さんが幼い頃、お父さんが作ってくれたラーメンの味を再現すべく生まれた限定のラーメンなんですよね。そのお父さんの味を、わずかな記憶を頼りに、探り当てていったのが「悪魔ラーメン」。
普通の人は、あまり食べない方がいい、とさえ言われる「悪魔ラーメン」。
でも、がんこ好きにとっては、なくてはならないラーメンなんですね👆
zoom up!
大きなチャーシュー一枚の他、「悪魔肉」と呼ばれる豚バラ肉も入っています。
この悪魔肉もまた、がんこラーメンのトレードマークになっています。
そして、ネギ、味玉、焦がしネギ、海苔が添えられています。
もう、これを見つめているだけで、100%の幸福を感じますね💓
…
で、スープを飲むと、、、
「うおおおお!!! しょ、しょっぺ~! でも、めちゃめちゃ旨い!」
ってなります。ええ、これが正常運転です(笑)
めちゃめちゃしょっぱくて、めちゃめちゃ旨みを感じるスープ。
毎度ながら、いったいこの味をどうやって出しているのか、よく分かりません💦
でも、乾物・魚介系の旨み、醤油ダレの旨み・塩味などが大爆発しているのは分かります。
他のどのお店でも味わうことのできない、唯一無二の強烈なスープ!!!
そこに、青唐辛子が入り込むことで、より刺激的でピリピリってくる味わいになっていきます。
嗚呼、もう、これが食べられただけで、今年1年をまた乗り切ることができそうです😂
麺はこんな感じです。
わりと黄色っぽいストレートの中細麺、かな?!?!
がんこ八代目・十一代目の麺とは、やっぱり違うかなぁ、、、
僕が記憶しているがんこの麺よりも、太くて、そして滑らかな感じがします。
八代目や十一代目や勇(新橋)の麺は、もっと細くて縮れていてポキポキしてましたから。
あのかつてのポキポキ麺、また食べたいなぁ、、、と思いつつも、
このたま館分店の麺も、これはこれですっごくいい麺だなぁって思いました。
過去は過去で、今は今。
こんな素敵ながんこラーメンを立川の地で食べられるんだから…😂
おじいちゃんとおばあちゃんが生きてたら、連れて来たかったな。
そして、悪魔肉!!
悪魔と付くだけあって、味はかなり濃いめになっています。
この味濃いめの豚バラ肉が、もううまいのなんのって!😊
しょっぱ旨いスープに、この味濃いめの悪魔肉…、たまりません。
そして、最後は「味玉」でほっと癒されます。
この味玉も、きっと他店の味玉に比べると、味強めだと思うのですが、、、
悪〇で食べると、この味玉がすごく優しくライトに感じられます。
いや~、本当に本当に極上の、そして悪魔の一杯でした。
上の「悪〇」には、左の黄色い「鶏油」も付いてきました。
右側の緑色の油は、次の一杯のためのオイルとなります。
…
続いては、僕の中のがんこの大好物「しそ塩」です!!
次の「しそ塩」は、味の濃さが選べました。
こちらは、LEVEL4の「基本のがんこ味」にしてみました。
僕の中のがんこのデフォは十一代目の味です。
もう久しく食べていないので、完全に「思い出の味」になってしまっていますが…
でも、あの時の思い出、記憶が蘇ってくれたら、すごく幸せです。
あ、あと、新橋の「勇」のしそ塩ラーメンも心の中に残っています!
ジャジャーン!!!
しそ塩
です!!
最初の段階では、塩ラーメンとしそオイルが別々になっているんですね!
ってことは、塩ラーメンも楽しめて、途中でしそ塩ラーメンになるってことだ。
一つで、二つの味が楽しめるスタイルになっています。
すごいすごい!!!😂
まずは、普通の「塩ラーメン」として頂きます!!
スープを一口飲むと、、、
「うわぁ~~、これだよ、この味だよ、このしょっぱ旨さだよ…🤤」
って思いました。
僕の記憶するがんこの塩ラーメンとはちょっと違う気もするけど、、、
まぁ、それはそれとして、、、
クリアなキレのあるスープからは、心地よい旨みを強く感じることができます。
十一代目のスープに入っていた「スルメイカ」って入っているのかな??
zoom up!
この黄金色のスープがあまりにも美しいです😊
十一代目が閉店して、その後もそれこそ無数のラーメンを食べてきたけど、やっぱりこの「がんこの塩スープ」が、僕の中の最高のスープだなぁって思ってしまいます。
25年近いラーメンフリーク生活の中で、やっぱり「がんこ」を超えるラーメンって、僕の中ではなかったかなぁって思ってしまうところもあります。きっと、記憶の中で美化されているからだとは思いますが…。
麺はこんな感じです。
上の悪〇と同じ麺かな?!?!
黄色い中細の滑らかな麺であります。
うん、二杯目で食べると、これはこれでホントにいいなぁ、、、
麺とスープ、本当に素晴らしい組み合わせになっています。
まぁ、がんこファンなので、何をどう食べても「旨い!」ってなっちゃうんですけど…
がんこ系ラーメンに対しては、もう「中立」ではいられないので、、、💦(もし、問題点や批判点があるなら、ここまでがんこラーメンに惚れ込むことはありません!!)
そして、お待ちかねの「しそオイル」を投入!!!
黄金色のスープに、しその色のオイルが混ざり合っていきます。
これですよ、これ!!!
がんこの塩ラーメンには、しそがとってもよく合うのです!!
しその風味とがんこ自慢の淡麗スープが、美しい統一の味を生んでいくのです。
しそオイルの入った塩ラーメンをすすると、もう僕は昇天👼~であります。
ここで二杯目なのに、一杯目のラーメンを食べているかのような気持ちになります。
もっともっともっともっと、これを食べたい、食べ続けたい、、、って。
しその粉末?がスープに浮いて、めくるめくラーメンワールドが広がっていきます。
しょっぱさも強いですが、それに負けないしその風味がふわっと…
嗚呼、もう、このスープの中に入り込んで、そのまま沈んで消えてしまいたい。
もう、心の中で、「ありがとうございます…😂」という言葉しか浮かびません。
365日、ほぼずっとラーメンを食べてきている僕ですが、、、
それでも、このしそ塩ラーメンには、慄く以外にありません。
チャーシューも、本当に絶品です。
しそ塩スープに浸ったもも肉チャーシュー、柔らかくてすっごく美味しいです。
嗚呼、これが「幸せ」ってやつなんだよ、、、
…
そして最後に、、、
こちらが、我が愚息が食べた「正油(バラ)」です!!
これが、がんこ立川たま館分店のノーマルの「正油」かー(😊)
がんこの醤油系って、そんなに「真っ黒!」って感じじゃないんですよね。
塩と同じく、どこか「黄金色感」があって、、、
zoom up!!
こちらのスープも、ほんと、「がんこっぽさ」があって、よかったです。
あんまり醤油醤油してないのが、ここの個性になるのかな?!?!
スープの美味しさが際立っていて、ダシ正油ラーメンって感じでした。
こっちも、LEVEL6とかLEVEL7とかで食べたら、刺激的だろうなぁ、、、
愚息も、「これ、美味しいね」と言って、夢中で食べていました。
***
というわけで、、、
昨年に続き、二度目となる「がんこラーメン立川たま館分店」のレポでした!
いや~、もう、100%、120%、大満足のラーメンでした💓
どれも、ホントに好き。問答無用で、好きな味。
とすると、ここたま館分店の師匠のいる相模原(橋本)の「がんこ総本家二代目」にも行かなきゃいけないなぁ…。
よし、今年の目標は、橋本エリアにあるこの二代目に行く!、というのにしよう。
場所は分かってます。
このがんこ総本家二代目に行かないで、がんこラーメンは語れません!!
2024年、できれば遠くない未来、この二代目のラーメンを味わいたいと思います。
このたま館分店にも、また食べに来たいですね~。
次は、つけ麺、食べてみたいなぁ。
他にも、食べたいメニューはあるし、限定もいっぱいあるし、、、
祖父母の双方が他界して、なかなか立川に来れないけど、立川は僕の大事な場所だし、また来たいなぁって心から思います。是非とも、このたま館で、末永くお店を続けてほしいなぁって心から願っています。
僕の大好きな言葉、しっかり刻まれています。
立川に来たら、是非、たま館に行って、ここで素敵なラーメンを楽しんでください!
悪〇、びっくりすると思うけど、是非食べてみてほしいです!!!
あ、次は、「辛痛麺」も食べるんだ!!!
これ、「しんつうめん」と呼んでたはず。
そう、ここと同じく2代目分店の店主さんがいた横浜の「麺や勝治」にもあった辛痛麺!
この麺や勝治にもまた行きたいなぁ~。今年は勝治にもまた行けそうな予感も…😊
らーめんたま館も、もうすぐで15周年…かな?!(2009年9月創立なので)
ここは、昔、学生たちを大勢連れて食べに来た場所でもあります。
ここにがんこラーメンが入っているうちは、立川に来たら迷わずここに来るだろうな。
また、すぐにでも食べに行きたいもん!!!
…
これが「がんこラーメン」です!!
1990年代の一条さんのがんこラーメンです!!
この番組の後半、「悪魔ラーメン」がいっぱい出てきます!