八千代周辺は、僕的にとても弱い地域です。弱いというか、なかなか来られない場所。千葉市からはそんなに遠くないので、来ようと思えば来られるんですが、車のない僕にはきつい。電車で行くとなると、千葉から西船橋まで出て、そして東葉高速線に乗り換えて、八千代までいかなければならない。大変なのです。車なら一直線なんですけど。ただ、その一直線も、常に渋滞が起こるような国道なので、大変といえば大変。千葉って、東京に出るためのルートは充実しているのですが、南北を行き来するのは本当に大変なんですよね。なんとかならんかな…
さて、そんな八千代ですが、八千代の知られざる人気ラーメン店の一つがこちら! 『味じまんラーメンのなか』と申します。
http://ramendb.supleks.jp/s/11994.html
http://narashino-namber-uno.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/post-09aa.html
http://minkara.carview.co.jp/userid/292905/blog/7088901/
http://minkara.carview.co.jp/userid/292905/blog/18686872/
ネット検索をすると、そこそこ出てきますが、創業15年(推定)のわりには、ちょっとさみしいですかね。一応、地元の大人気店らしいです。また、聞くと、週末は行列もできるほどなんだとか。ゆりのき台の静かなる人気店といったところでしょうか。
さて、のなか。
店舗は、なかなかいい感じです。色褪せたお店の名前がなんともそそられます(マニア的♪)。店内はカウンター席メインでした。あれ、テーブル席あったかなー。失念(汗)。
メニューはこんな感じです。
ブログ等でわかりましたが、チャーシュートッピングがよいみたいですね。二軒目だったので、さすがにチャーシュー盛りは食べられませんでしたが・・・ 絵的にいい感じです。
今回は、らんちばさんと醤油+味噌を注文して、シェアしました。僕のおススメは醤油ですかね。味噌ラーメンも定番で美味しかったですが、醤油の方がやや暴力的で魅力的でした。(おだやかな昔ながらの味噌ラーメンが食べたい人は味噌がいいと思います☆)
チャーシューの存在感が半端ないですね☆ 風格たっぷりという感じです。
そして、スープ。生姜+にんにくの刺激的な味わいが口の中で暴れまわります。しょっぱいスープで、まさに「BEST OF THE JUNKY RAMEN」と言いたくなります。見た感じは、平凡な醤油ラーメンという感じですが、スープは半端ないですよ。覚悟がいります(苦笑)。
僕はジャンクなラーメンが大好きなので、こういう刺激的なラーメンは大好きです。トッピングもねぎ、わかめ、メンマ、チャーシュー、のり、と定番がずらり。いいですね。チャーシューがまたいい効果を生んでいます。基本的にジャンクながらも、あっさりスープなので、チャーシューは必要かなと思います。全部がいいバランスでした。
あと、僕がびっくりしたのが麺の生き生きさでした。ぷりぷりとはじけるような食感の麺で、食べていて、とても気持ちよかったです。製麺所がどこだっけなぁ。なんか有名なラーメンチェーンの麺だった気がします。詳しくは、きっとらんちばさんが解説してくれると思いますので(苦笑)
→http://blog.livedoor.jp/lanciba/
まぁ、ラーメンフリークやラーメン評論家が絶賛するようなラーメンではないかなとは思います。が、こういう昔ながらのジャンクなラーメンというのも、また食べ歩きで楽しむ一つのポイントじゃないかなと思います。単純に食べてて面白いですからね。
こちらが味噌ラーメンです。こちらは、平坦な味噌ラーメンだったかな、と思います。普通にやさしい味噌ラーメン。もちろん濃い味付けになっていますが、それにしても、普通の味噌ラーメンでした。
味噌ラーメンが苦手な僕には、まさにその苦手な感じが出ているラーメンでしたかね。多分、好きな人にはたまらない味だと思います。が、味噌ラーメン嫌いって意外と多いのですが、嫌いになったきっかけがこういうタイプの味噌ラーメンだったんじゃないかな、と。
つまり、味噌ラーメンの好き嫌いをはっきりと分けたあの味わいの味噌ラーメンだということです。この味が好きな人は、きっと味噌ラーメン好きなのでしょう。そして、この味がダメな人は、味噌ラーメンが嫌いな人なのでしょう。
なお、僕は味噌自体は好きなんですよね。ただ、味噌ラーメンはどうしてもNGなんですよ。ソースラーメンが到来する中、味噌ラーメンが今後どうなるのか、それもまた気になるところです。和風ソースラーメン=味噌ラーメンですからね。
***
寡黙で職人肌の店主さんが素敵でした。
地元で根強く愛されるお店、それが「のなか」かなと思います。