Dr.keiの研究室2－Contemplation of the B.L.U.E-

とんこつラーメン一代＠都賀　やっぱり大好きな味！

2008-04-29 13:08:16

ちょっと久々に都賀のとんこつラーメン一代へ。一代については結構色々と説明してきたので割愛。

都賀店は、年配のご夫婦が二人で切り盛りしている小さなラーメン屋さん。駅からはちょっと離れているが、大通りに面しているので、お客さんの出入りは結構ある方。ちょっとした地元の人気店って感じでいいのかな。近所には、福たけや海空土や炭一といった強豪店があり、結構厳しい立地だが、それでも細々と地道に着実に営業し続けているところには是非注目してもらいたい。

ネットなどでこの都賀店の評判を読むと、「ラーメンの味が薄い」、「それにひきかえ、チャーシュー丼の味が濃い」という感想が多くあることに気づく。たしかにラーメンの味は他店と比べてもさっぱりしている感はある。とんこつといいながらも、他店のようなドロドロ感はない。けれど、味をしっかり感じ取れば分かると思うが、決してとんこつの旨みがないわけではない。というか、とんこつ本来のダシがダイレクトに感じられる薄味になっている。かえし（醤油タレ）が控えめなので、若干薄さが気になるが、その分、健康的だし、とんこつ本来の味が分かるようになっている。作っているご主人の年齢を考えても、これくらいの味がこの近所の人には合っていると言ってもいいかもしれない。僕はこれくらいのさっぱりした豚骨醤油ラーメンも大好きだ。濃厚でドロドロした豚骨スープだけが「とんこつラーメン」ではないはず。チャーシュー丼の味はたしかにちょっと濃い目かな。でも、ラーメンが基本的にさっぱりなので、これくらい味が濃くてもＯＫかな、とは思う。

さて、今回は結構久々に「醤油つけ麺＋チャーシュートッピング」を注文♪

こちらの醤油つけ麺は、上で述べたようにさっぱりとした豚骨醤油味のつけ麺。魚介等の和風味はなく、豚骨の強い味わいがフルに発揮された野性味溢れるさわやかなつけ麺だ。スープの温度が若干低めなのが気になるところだが、やっぱり一代だけに旨いものは旨い。麺もそれほど多くはなく、どの年代の人でも食べられる量になっている。（若い店主だとこの辺はかなり豪快になるはずだが・・・）

あと、こちらのつけ麺のポイントはトッピングの具が多いということ。チャーシュー、煮玉子、もやし、ねぎ、キャベツ、のり、わかめ、とかなり多くの具が通常料金でトッピングされている。最近はスープにコストをかけるせいか、具の乏しいつけ麺も多くあるが、やっぱりトッピングが多いと嬉しいもの。すごいところだと、本当に麺とスープとチャーシューちょこっととメンマ２，３本程度しかない。。。

この都賀店は、やはり「地域密着型」であり、「年配者向け」のラーメン屋さんなんだと思う。もちろん若い人だって楽しめる味になってはいるが、ある程度年のいった人にこそ向けられた薄味のほどよいラーメンなのだ！