神保町に、かなりユニークなラーメン店がオープンしました。その名も『麺ダイニングととこ』!
もうね、こんな面白いお店、久々ですよ。全部が強烈。
まず、女性店主さん。二人の子を育て上げたお母さんでもあります。しかも、美人ママ(^O^)。この店主さんが、山形出身なんですって。しかも、店主さんのご両親も山形でお店(ラーメンも提供するお蕎麦屋さん)を出していたんですって。さらに、このお母さん店主さん、目指すはあの有名店『金字塔』なんですって。まさか金字塔が挙がるとは…(^^; 趣味はラーメンの食べ歩きとのこと。素敵過ぎます。
さらに! その息子さんが、このお店のドリンク担当。こちらはお酒もかなり用意されています。ドリンクは息子さんがセルフプロデュース。母子共同作業のお店なんですね。
ラーメンもめちゃめちゃこだわってます。こりゃ、2012年、話題の新店になりそうな予感です。
メニューはたくさんあります。まずは最初なので、『ととこしょう油ラーメン』(700円)を注文。それから、トッピングで鶏皮唐揚(200円)、あと、息子さんイチオシ?の自家製ジンジャーエール(450円)を頂きました!
意外にも感激したのが、自家製ジンジャーエールでした。生まれて初めてかも。手作りジンジャーエールって。生姜たっぷりの炭酸飲料水。旨いですね。みなさん、生ジンジャーエールって、飲んだことあるんですかね?!
ラーメンは、もう見るからに美し過ぎる極上の一杯になっていました。店主さんも美人ママですが、ラーメンも美しすぎました。盛り付けが半端ない。
スープは、山形の醤油を思いきりフューチャリングしたストレートな醤油ラーメンでした。最先端の淡麗系っぽさとオーソドックスなオールドスタイルっぽさ兼ね備えた温故知新型ラーメン。地方のお蕎麦屋さんで頂くノルタルジックラーメンのような、都会のど真ん中で食べる先鋭的ラーメンのような…。
スープは無化調。麺は全粒粉の細麺。鶏を丁寧に煮込んだあっさりスープ。チャーシューはこんがり炙った鶏チャーシュー。竹岡・八王子を彷彿とさせる醤油。大胆に盛られたしゃきしゃき小松菜。うっとりさせられました。香味油かな、なんかどこか大陸的な風味が感じられました。
醤油にはかなり力を入れてますね。『こっちに来たとき、こっちの醤油は食べられなかった』とおっしゃるほど。なんかね、醤油の味なんだけど、全然全然全然尖ってなくて、優しい味わいなんです。マイルドというか、ソフトというか。
鶏皮唐揚をスープに潜らせて食べると、もう笑みが止まりませんでした。鶏チャーシューも絶品でしたが、鶏皮唐揚は神様領域。あっさりスープが刺激的になります☆
息子さんのジンジャーエールも素敵。お母さん店主さんのラーメンも絶品。さらに魅力的なメニューがズラリ。山形グルメが勢ぞろい。いやはや、凄いお店でした。
話好きな店主ママさんなので、話しかけてもらってOKですよ、とのことでした。神保町に超モダンで超アットホームなラーメンダイニングが登場ですよ!