遂に、鳥料理 有明に行けました!(ぐるなびのページはこちら!←オフィシャルHPを兼用=HERE)
この鳥料理 有明は、ラーメン屋さんではない。1976年創業の「深川唯一の軍鶏鍋専門店」だ。だが、月曜日~土曜日の昼間だけ、ラーメン専門店になる。平日の昼のみ、限定的にラーメン屋さんになるのだ。
フリークでこの有明に行ってなかったのはきっと僕くらいだろう。ここのラーメンは,ラーメンマニアを公言している人のマストラーメンだ。
しかし、とにかくこのお店は敷居が高い。杯数限定(一日50杯のみ!)、営業は月曜日~土曜日の11時30分-13時30分までの二時間のみ。(それでも改善されたのだ。かつては週三回、平日の昼のみだったのだから・・・)
そんな、鳥料理 有明は門前仲町駅から徒歩五分以内のところにある。ちょっと奥まった場所だが、一度行けば、迷うことはないだろう。
さすがにラーメン屋さんではないので、店内はカウンターのある広い和風レストランの雰囲気いっぱいだった。なんか風情があるなあー さすが有名店だ。開店すぐで満員御礼。行列もすぐにできた。きっとこうやって常に待ち人がいる状態なのだろう。この立地で常時行列とはさすがだ。
ここの自慢のラーメンは、軍鶏水炊きラーメン(700円)だ。つけ麺もあった。さらに和えめん(800円)もあった。今回は(滅多に来れない店なので)軍鶏水炊きラーメンと和えめんを注文。
軍鶏水炊きラーメンはまさに「美的なラーメン」。とにかく美しい。それに尽きるかも。お味は、鶏白湯ラーメンに近い味わいで、白濁した塩ベースのラーメンだった。コクがあって、重曹的なスープなのに、くどさやしつこさが全くない。繊細かつワイルドな非凡な白湯ラーメンだった。麺も抜群に際立っていて、細くて歯切れがよくて、スープにとてもマッチしていた。あんまり中毒性はないけど、少し経ったらまた食べたい味かな。
和えめんも卓越していた。これもまさにマスト和えめんだろう。胡椒がふんだんにかかったスパイシーな冷やし和えめんだった。スープの煮こごりと冷たい麺がからみあって、全く物足りなさを感じさせない。さらに途中でポン酢の効いた御手洗団子のタレのようなゼリー状のタレを加える。すると、これまで体感したことのないような目眩く世界に連れていかれたかのような錯覚に陥る!かも…
職人さんのもっていた包丁が立派だった。手さばきもなめらかで、かっこいいなあと。動きも機敏で、私語は一切なし。すばらしい!! 若いラーメン店主は、こういうお店で雰囲気を学んでもいいのでは?!
絶対オススメです! 僕的には、「女性が彼氏を連れていきたいラーメン店BEST3」に入るかな!? 「ちょっと連れていきたいラーメン屋さんがあるの」、と言って、なんとなく連れていってみよう。そうしたら、絶対彼氏は目を丸くさせるはず!