Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

大黒屋本舗@千葉 真面目な濃厚豚骨魚介はやっぱり旨いっす!

ちょっと用事で、千葉の街中に向かいました。

「どこでラーメンを食べようかなぁ」、、、と。

新店らしきお店は出てないので、ご無沙汰しているお店に行こうと思い、あれやこれやと考えて、こちらの「大黒屋本舗」に行くことにしました。

なんかね、最近、無性に「濃厚豚骨魚介」=「またお前もか系」が食べたくて…。

このブログでは、後発の濃厚豚骨魚介を「またお前もか系」と呼んで、批判的にこの手のラーメンやつけ麺を書いてきました。この味がダメなんじゃなくて、「安易に流行に乗ろうとする姿勢」が嫌でした。

が、味としてはやっぱり格別なわけでして、、、

こちらの大黒屋本舗は、お昼に、とみ田の味を引き継ぐ(?)濃厚豚骨魚介ラーメンが食べられます。

それを注文しました。

 

いやー、まさに王道ど真ん中直球ストレートの「魚トン」ですよー。

濃厚豚骨魚介♪

なんか、久々にこういうラーメンを食べた気がします。

最近は、この手のラーメンを出すことを控えている印象さえあります。ブームが終わったとも言えるかもしれません。

けど、僕はもともとはこうした濃厚豚骨魚介が好きでした。「渡なべ」の味はやっぱ大好きだし、、、

きちっと美味しい濃厚豚骨魚介ラーメンは、やっぱり素晴らしいと思うんです(ただ、安易に儲かるからという理由だけで劣化ヴァージョンの濃厚豚骨魚介ラーメンを出したお店が多すぎました、、、)。

ここのこのラーメンが劣化ヴァージョンじゃないかどうかは、ここでは触れません。

でも、 「王道ど真ん中」であることは間違いないと思います。

やっぱり、このタイプのラーメン、好きです。大好きです。

単純に美味しいですから。

***

ラーメン業界も今、かなり混迷の時期に来ているように思います。どこに向かえばいいのか、誰にも見通せない時代、というか。

でも、そういう時期だからこそ、各店舗の人たちが、自分たちの好きなラーメンを自由に作れるんです。

評論家の人やメディアの人たちがつくった「流行」を追うのではなく、自分が本当に美味しいと思うラーメンを作ればそれでいいんです。そういう時代にようやくなったんだと僕は思います。

ラーメンはやはり食べものです。美味しいと思う人もいれば、不味いと思う人もいる、それがリアルな感覚だと思います。この数十年、メディアが作りだしてきた「幻想」に、店主さんたちが振り回されてきたように思います。

そういう時代が終わって、それぞれの店主さんが自由に、創造的にラーメンを作れる時代が来たんだ、と。

そう解釈すれば、もっともっと面白くてユニークなラーメンがどんどん生まれてくるようにも思います。

きっと、そういうラーメンとは真逆のラーメンも登場するでしょう。それでいいのかな、と。色んなラーメンがあっていい。一番怖いのは、それが「画一化」されることだと思います。

この濃厚豚骨魚介も、王者の地位こそ奪われましたが、それでいいんです。数ある選択肢の一つになった、ただそれだけのことだと思います。どんなに時代が変わろうとも、この味のラーメンを無性に食べたくなる時がきます。

そういう時に、ふらっとお店にいって、「旨いなぁ~」と思えればそれで十分、というか。。。

僕も、これからもふらっとこういうラーメンを食べに、お店に行きたいなって思います!

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