Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

麺処まるわ@作草部 遂に完成間近?!NEOタンタンメン、これ、半端ないです。

 

まるわは、僕が創業以来ずっと見続けているお店。
まるわの成長もずっと見続けてきました。
今となっては、千葉を誇る超有名・人気店になっています。
念願の「石神本」掲載の夢も果たし、
そして、今年はラーメン義捐隊の主要メンバーとして大活躍しています。
(この実行力には、本当に頭が下がります。すごいと思います)

けれど、それに甘んじないのが、まるわなんですね。
店主の石井さんは、さらなる一手を考えているようです。

前々から、タンタンつけめんはここの切り札として提供されていますが、
未だに、タンタンメンはメニューにないんですね。
色んなお客さんから、「タンタンメンはないんですか?」と聞かれるみたいですが、
これまでのところ、タンタンメンはないんです。

限定で、「冷やしタンタンつけめん」は提供されています。
けれど、一番定番?のタンタンメンがなかったんです。

そこで、石井さんが熟考に熟考を重ねて、現在考案しているのが、
まるわ式の「NEO勝浦タンタンメン」(仮)なんですね。

遂に、遂に、まるわに、タンタンメンが登場するかもしれないのです!

今回は、その開発中?研究中?のタンタンメンを頂きました。

思えば、石井さんとはホント色んな話をしてきました。
開業当初から、なんか兄弟?みたいな感じで、、、
遠慮なく、長年の友人?のように語ってきました。
冷やしタンタンつけめんのときも、二人で勝浦まで研究しに行きました。
石神本に掲載されることが決まった時も、一緒に喜び合いました。
(僕が一人で興奮していたのを覚えています)
現在、留保中ですが、千葉都市モノレールの社長のところまで一緒におしかけました。
今年の大震災の時、まさにその瞬間、一緒にラーメンを食べてて、
未曾有の時を一緒に経験しました。

だからこそ、ダメならダメとはっきりと言わねばならない、と(勝手に)思っていました。

が、しかし…

現在試作中(思索中)のNEO勝浦タンタンメンをいただいて、
あまりの完成度の高さに、ただただ驚くだけでした。

ヴィジュアルは、タンタンつけめんをタンタンメンにしたような感じではありますが、
これが、とんでもない勝浦式タンタンメンになっていたのです。

スープを一口すすると、魚介の優しい味わいがじわ~っと感じられます。
しかし、スープ自体は豚骨系の結構重たいスープなんですね。
いわゆる「濃厚豚骨魚介」がスープの基調になっています。

そこに、まるわ自慢の「ラオユ(老油)」が加わっていて、
独自の風味豊かな辛味が加わっています。
前々から老油にこだわりをもっていたので、当然の流れかとは思われますが、、、

勝浦周辺で提供されている勝浦タンタンメンよりは、
明らかに辛味は強くないんですね。なのに刺激的なんです。

その秘訣は、最後の最後に加える白胡椒(ホワイトペッパー)だったんです。
この白胡椒のおかげで、刺激的な辛さではない、じわ~っとくる辛味が増すんです。
まるで中国山椒(花椒)が入っているかのような、つ~んとくる辛さが確かに感じられました。

勝タンよりも辛さは控えめながら、勝タンよりもより強烈。
まさに、NEO勝タンというにふさわしいスープになっていました。

麺は、タンタンつけめんとうってかわって、細麺になっています。
この手のスープだと太麺にしたくなるのが、通常の感覚だと思いますが、
そこをあえて細麺で勝負しよう、というのが石井さんの意図なのでしょうか。
結構食感の強い、固めの麺が、このスープによくマッチしていました。
うん、これ以上の麺はないかもしれない、、、(このスープには)

さらに、トッピングも凝ってますよ。。。

勝タンは「玉ねぎ」が最大のウリなのですが、
こちらのタンタンメンには、火を通した柔らかい玉ねぎと、
生のしゃきしゃきとした玉ねぎの二種類の玉ねぎが入っているんです!!
まさか二種類の玉ねぎが入り込んでくるとは、想像さえしてませんでした。
これは、すごいです。楽しみ方もいろいろですしね。

チャーシューは、まるわならではのソフトなチャーシューを、
あえて香ばしく焼き上げて提供されています。
このチャーシューはどうなるか、まだ分かりませんが、
カリカリっとしたチャーシューという戦略・ねらいはいいと思いました。

彩のよい水菜も入っていて、見た目的な美しさにも配慮していました。

いや、まさに想像を超える素晴らしいタンタンメンになっていたと思います。
久々に、心底、震えましたねー。

お世辞でもなんでもないんです。
本当に、「これはすげー」と思えるタンタンメンになっていたんです。

このタンタンメンを食べている途中、
目を閉じて、「もし今自分が勝浦にいて、勝浦タンタンメンを食べているとしたら?」
と考えながら、食べてみたんです。

そうしたら、心の声が、「勝タンの中でも別格だろ!?」、と言っていました。
もし勝浦でこんなタンタンメンが提供されていたら、悲鳴をあげるほどだと思いました。

僕的には、この量であれば、もう少しチャーシューが欲しいところですね。
時代は、「肉系」ですからねー。肉っぽさがもう少し全体に感じられるとなおBESTかな、と。
あと、隠し味程度に花椒も入ると、なお今風になるかな、とも思いました。
さらに、「あとのせラー油」が入ると、面白いかな、とも。。。

…あともう少し、改良?思索を重ねたら、提供を始めるそうです!!!!
昨年の「冷やしタンタンつけめん」に続いて、
遂に真打ち、「タンタンメン」が登場する予定です。

乞うご期待!ですね!!!

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