山形県新庄市ですよ!!
駅前はすっかり銀色の世界。
そんなに人は多くなくて、でも、とてもきれいな駅前です。
新庄駅前には、結構ラーメン店があるんです。
で、まず、向かったのがこちら!!!
創業100余年、
一茶庵本店
です!
一茶庵には、「本店」と「分店」があります。
現地の聞き取り?によると、「本店」のほうがはるかにオススメ!
…ということで、本店に向かいました。
分店は、駅前すぐのところにありますが、
本店は、ちょっと歩きます。が、徒歩で5分くらいかな!?
駅前のメイン通りを少し行き、分店を通り過ぎて、
最初の交差点を左に曲がり、ちょっといくと、上の「看板」が見えてきます。
ここを曲がり、小路を行くと、、、
一茶庵本店が見えてきます!!
なかなか、感動しますよ。
「おお! あった!!」って。
もちろん、あたりは雪が積もっています。
入口はこんな感じです。
外には人はほとんどいませんが、、、
店内は賑わっていますが、外は、本当に静かです。。。
入り口前にやってきました。
雪かき機やスコップが置いてあります。
さすがは、雪国…。
冬は毎日、大変なんだろうなぁ、、、(;´・ω・)
…
で、店内へ。
店内は広くて、しかもお客さんがいっぱいいました。
ほぼ満席状態。外の静けさとは対照的です。
で、お品書き!!!
創業100余年のこちらのお店は、もともとは「お蕎麦屋さん」。
その後、戦後頃に、ラーメンも作り始めたんだとか。
ですが、今は蕎麦職人がいないらしく、ラーメンのみの提供となっています。
営業時間も11時~15時半までのみ、と、なかなかハードル高いです。
メインの「中華そば」は一杯650円也。
その他にも、魅力的なメニューがずらりと並びます。(が、蕎麦は現在なし)
中華そばがメインですが、中華そば(みそ味)もあるんですね。
うわー、このみそ味、見逃してた、、、(;´・ω・)
でも、こちらのお店の看板メニューはこの三種。
中華そばに、つけ冷し中華に、ざる中華。
「蕎麦屋の中華そばは、山形らーめんの王道」
って書いてあります。
ホント、そうみたいですね。
お蕎麦屋さんのつくる絶品ラーメンこそが、山形ラーメンの神髄。
(今後のレポでそのことがどんどん分かってくるかと思います!)
更に!!!!
「カレー中華南蛮」なるものもあります。
つまりは、蕎麦屋風のカレーラーメンってこと!?
これも食べたかったけれど、、、、まずは、「定番」を。
ジャジャーン!!!
こちらが、一茶庵の中華そばです!!
もうね、結論から言うと、めちゃめちゃ美味しい中華そばですよ。
鶏ベースのダシに、蕎麦屋ならではの「かえし(タレ)」を合わせた絶品中華そば。
豚は使ってなくて、鶏オンリー。それに、昆布や鰹節が入るそうです。
もう、まさに、「これぞ、THE東北の中華そば!」という味わいで、感動でした。
とにかく、旨い。旨くて、美味しい。
さっぱりしているけど、旨味は抜群。
でも、それ以上に凄いのが、手打ちの「麺」!
この麺がまた、もう、格別でした。
日本国内で一番麺が美味しい!と思うのが、こちらの山形を含む東北。
東北の名店の麺は、日本、いや世界の中で一番だと思います。
何がそうさせるのか、その研究も待たれますが、とにかく麺が凄い。
お蕎麦屋さんだからだとは思うのですが、じゃ、なぜ蕎麦屋の麺は美味しいのか!?
この画像では伝わらないかもしれませんが、この麺が凄いんですから。
縮れていて、もそもそっとした麺なんです。
この麺は、ほぼ毎日、お店の裏にある製麺所で作っているんですって。
手打ちの時と、製麺機の時があるんだとか。そこも不思議。
で、最後に、手で揉むんですって。つまりは、「手揉み麺」。
この手揉み麺に、僕は弱いんだ、、、(;´・ω・)
スープも美味しければ、麺も美味しい。
だから、当然、一瞬でなくなっちゃいました(爆)
で、こちらが、つけ冷やし中華、です!
二番人気なんですって。
こちらは、麺が中華麺の「ざるそば」!!
冷たいラーメンで有名な山形県らしい冷たい麺です!!
ジャジャーンっと。
これがもう、たまらなく美味しかった。
ピロピロの中華麺を、和風の冷たい蕎麦つゆで食べるわけです。
あー、もう至福だ! 至福という言葉しかない!!!
麺の美味しさ、素晴らしさがダイレクトに伝わってくる!!!(;;)
のりもとってもいい効果を与えてくれています。
もちろんチャーシューもメンマも申し分ない。
チャーシューは、固くてぱさっとした感じですが、食べやすいです。
老舗名店のチャーシューという感じ!
完璧なつけ冷し麺になっていますよ、、、
このピロピロ麺と和風の醤油汁の相性がたまりません。
これなら、もういくらでも食べられるかもしれない。
本当に美味しいんですから!!!
泣きたい!!!
で、このお店ならでは!というラーメンも。
山に囲まれた新庄らしい一杯ですよ。
その名も、「山菜中華そば」!!!
山菜ラーメンとか、山菜中華そばって、あまり見ない気がします。
少なくとも、千葉では見たことがない気がします。
このブログで山菜ラーメンを紹介したのは、この記事だけだ…。
それくらい、「レア」なラーメンかな、と思われます。
お味は、基本的には中華そばと一緒。
…なんですが、山菜のお味がスープに反映されていて、味の感じ方はかなり違います。
山菜の味が加わるおかげで、より複雑な味わいになっていました。
この麺がとにかく素晴らしい!
格別の美味しさですよ。
そこに、山の幸がどーんとのるわけですからね。
あと、麺が若干不揃いなのも、こちらのお店の魅力かなぁ、と。
「ああ、久々に東北の麺を食べているなぁ」という実感もこみ上げてきました。
こういうセットもあるんですよね!
「一番人気」って書いてあります。
この二つのセットを注文する人も多いんだとか。
それも、この素晴らしき麺のおかげですよね、きっと。
あの故仰木監督も来られているんですねー。
仰木監督、懐かしいな。生で拝見したこともあるし☆
昔も今も、皆に愛されるお店だと分かります。
今食べても、ひっくり返る美味しさですからね。
ラーメンって、進化しつつも、実は普遍的な料理なのかもしれないなぁ、、、と。
雪はかなり積もっています。
続けて、二軒目のお店に向かいます。
今度は、新庄の老舗の「ラーメン店」に向かいます。
ワクワク♪