Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

MAN WITH A MISSON◆ONE WISH e.p. 「コロナに負けるな!」を感じる一枚!

僕の音楽理解は…、もう10年くらい前で止まってるかなぁ…、と。

日本の最新の音楽、話題の音楽についていけなくなって、もう久しいです。

もちろん音楽は変わらず聴いてますし、音源もいっぱい買っていますが…

国内で流行りの音楽とは縁遠い音楽ばかりになっています…。

国内ロック・ポップスへの「興味・関心」は完全に失ってますね…😿

そんな10年くらい前から現在にかけて活躍しているバンドの一つが…

MAN WITH A MISSION

であります。

2010年から活動開始した5人組ロックバンド(!?)。

狼の姿で演奏している彼らの姿は、ファンでなくても見たことはあるはず。

10年ほど前から始動したバンドなので、僕が国内の音楽シーンに疎くなった後のバンドです(苦笑)。だから、よく分からない。どういうルーツなのか、どういうメンバーなのか、どういうジャンルなのか…。その存在は知りつつも、それを知りたいとか知ろうとかってならないんです😢

でも、…イメージ的には、パンク系?あるいは、グリーンディ以降のメロコアの路線(あるいはそれ以降のエモコア)? あるいはアメリカのロックシーンに影響を受けたバンド?? そんなイメージのバンドかな、と。

噂?では、筑波大と関係の深いメンバーもいるとかで、茨城・つくばがゆかりの地になっているんだとかとも…。筑波大学ね~… なんか(歌詞とかを読むと)そんな感じがするかも…。

日本のロック史の系譜にはあまりどこにも入らなそうな感じもする?! あるいは、色んなものを混ぜ込んだミクスチャー系の要素がいっぱい!?

いずれにしても、今の日本のロックシーンでは、かなり上位に来る有名人気バンドだと思います(僕の実感としては全然そう感じないけど…)


そんな彼らの最新作、

ONE WISH e.p

をリリースしました!!

内容は以下の通り。


[Disc 1 / CD] *初回生産限定盤・通常盤共通
01. Telescope
02. All You Need
03. ONE WISH
04. evergreen
05. database (「MAN WITH A "BEST" MISSION」-Album Release Special Showcase-)
06. Dive (「MAN WITH A "BEST" MISSION」-Album Release Special Showcase-)
07. Change the World (「MAN WITH A "BEST" MISSION」-Album Release Special Showcase-)
08. FLY AGAIN -Hero’s Anthem- (「MAN WITH A "BEST" MISSION」-Album Release Special Showcase-)
09. The Victors (「MAN WITH A "BEST" MISSION」-Album Release Special Showcase-)
10. RAIN OF JULY (「MAN WITH A "BEST" MISSION」-Album Release Special Showcase-)
11. Emotions (「MAN WITH A "BEST" MISSION」-Album Release Special Showcase-)
12. Remember Me (「MAN WITH A "BEST" MISSION」-Album Release Special Showcase-)

[Disc 2 / DVD] *初回生産限定盤のみ
MAN WITH A “REBOOT LIVE & STREAMING” MISSION
2020.08.24-25 @ Zepp Tokyo
01. Change the World
02. 1997
03. WELCOME TO THE NEWWORLD
04. Rock Kingdom
05. Take Me Under
06. PANORAMA RADIO

 

 


一応、赤字の4曲が「新曲」で、あとは、このコロナ禍の中で行った配信ライブ&リアルライブの音・映像が加えられています。

01. Telescope

いきなりキャッチーで軽快でポッピングするメロディーで始まる前向きな一曲。ラルクのYUKIHIROが好きそうなドラムのビートが気持ちいいなぁ…。日本語の歌詞だけど、なんか「英語風」に聞こえるのは、この10年のバンドマンの傾向? しかも、Jean-ken Johonnyって、帰国子女?、Native Englishなんだとかで、通訳もいらずに海外を飛び回れるバンドになっています。このTelescopeでも、「Telescope I can see millions of stars…」っていう一発目から素敵な英語に出会えます。最後まで勢いと希望とピュアさがあって、「光が再び射す日まで 歩き続けよう 探し続けよう」と終わります。若干、絶頂期のラルクっぽさも感じるなぁ…(特にギターとかドラムとか…)

02. All You Need

このバンドには、DJ Santa Monicaというメンバーがいて、DJのいるバンドの強みが発揮されている曲かな。これは、海外のリスナーを意識した楽曲かな?? 海外の音楽好きには、「おお、いいね~💛」ってなりそう。国内的なバンドに比べて、とてもシンプルで印象的なシンセのリフがとても心地よくて、いいなぁって思いました。わりとリバーブをかけまくっていて、この辺もなんかいいなぁって思いました。きっとエヴァネッセンスとかから影響を受けたんじゃないかな…とも。僕がついていけなくなった頃からのムーブメントとも…

03. ONE WISH

ドラムから始まる壮大な曲? エレアコ(?)のアルペジオも気持ちいいなぁ…(n*´ω`*n)。若い(?)バンドだけに、勢いとパワーと潔さとストレートさがあるポップな曲だなぁ…。若干、小室さんを感じるサビもいいなぁ…。ロックサウンドなんだけど、すごくストリングスが効いていて、優雅でエレガントな感じもしますね。鍵盤のあるバンドの強さを感じます。ソロでは、なんかアコーディオンみたいな感じで、「音で遊んでいる」というのも伝わってきます。歌詞的にも、このバンドって「君」に向けての歌が多いのかな? 呼びかけている感じがして、聴き手とのコミュニケーションになっているのがいいなぁって思いました。最後のギターで終わるところも素敵でした。

04. evergreen

e.p.(expended play)ということで、この曲が一応「本編」のラスト曲。僕的には、元祖e.p.っていうと、BUCK-TICKの「Romanesque」を思い浮かべちゃうなぁ…。なんか、当時のBUCK-TICKの疾走感やピュアさを感じるe.p.になっているかも!? この曲も、むっちゃはじけてて、ポジティブで、勢いがあって、キャッチーですね。きっと僕も若かったら、このバンドにのめりこんでそうだわ…。もともと「悪魔」のあのバンドでロックに目覚めた人間だから、「狼」も悪くない(苦笑)。あと、この曲、マルちゃんの「赤いきつね 緑のたぬき」のCMソングなんですってね\(^o^)/

この後は、ライブ音源で、彼らのヒット曲や代表曲が連発します。このバンドの10年の歩みも分かるし、このバンドの楽曲の良さもすごくよく伝わってきます。

と同時に、コロナ禍で本当に大変な音楽業界、ロック業界に、希望を与えてくれる気もします。今の若い子たちが、このライブ音源を聴いて、「俺も、私も、ライブがやりたい!」って思ってくれたらいいですね。

Diveを聴くと、「ああ、きっとあのバンドとかあのバンドとかが好きだったんだろうな」っていうのがちょっと分かるかも!? 僕もそういう系のバンド、ギリギリ好きだったかな…とか。

僕もまた、バンドでライブがやりたいなぁ…( ;∀;)

録音した音楽というのもいいけど、やっぱりあの狭い箱の中で爆音でみんなと一緒に騒ぎながら音楽を楽しむっていうのが、一番楽しいんだから…。

「みんなで」が奪われて1年。

1nm(1mmの10000分の1)のウィルスのせいで、僕らの「みんなで」が奪われて…。しかも、先もまったく見通せなくて。「専門家」の意見も、いったいどれが本当で、どれが嘘でかも分からなくて。きっと、誰もみんな、よく分かっていなくて、で、よく分からないからこそ、よく分からないまま怯えて、恐怖に慄いて…。

僕ら以上の「おっさん」や「おばさん」はさておき、エネルギー溢れる若者から「ライブ」を取り上げるというのは、やっぱりやっぱり酷というか、きついなぁって思います。

そういう時だからこそ、このMAN WITH A MISSIONみたいにパワー溢れるバンドの音楽に触れたいなって思いますね。面白いですよ、このバンド…

僕が愛した聖飢魔Ⅱを超えるコンセプトの一貫性にも驚かされます(苦笑)

僕ら世代向けに言えば…、この動画を見れば、だいたい分かると思います💛

布袋さんとコラボするバンドなんだから、もう、、、(n*´ω`*n)。。。

 

あと、このバンドのボーカルを聴いていると、どうして思い出してしまうバンドがあるんです。

creamstockというバンドです。

2008年に書いた『and me』のレポはこちら

このバンドのボーカルのshinji kidaさんのお声を思い出すんですよね。

年齢的にも世代的にも、このバンドとMAN WITH A MISSIONのメンバーって近いんじゃないかな??

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