遂にこのときが来た・・・
いつか重なる日が来るんじゃないかなと思っていたが、夢のような組み合わせのライブが遂に遂に遂に遂に・・・
他でもない僕の人生の師匠の板谷祐と、これまた僕の人生を歌で支え続けてくれた結城敬志、この二人が同日同場所のステージに立つのだ。
祐に関しては言うまでもないだろう(苦笑) このブログでは!
結城敬志は、from名古屋系の伝説のバンド、ディザイのボーカルだった人。「ディザイ」と言われれば、「ああ~!」と思う人も多いはず。1990年~1996年に活躍したバンドで、ヴィジュアル系黎明期の伝説のバンドの一つだ。(詳しくはこちら!)
最初はBOOWYのようなポップで恋愛をモチーフにした歌が多かったが、徐々に「本音の解放」という路線に変わっていく。AZITOというミニアルバムはやばいくらいに攻撃的でストレートでメッセージ色のつよい作品であった。そして、(結局ラストアイテムとなってしまったが)「IRREGULAR/I」というシングルをリリースして、1996年に解散してしまった。その後、マッドバタフライという超カッコイイBEAT&PUNK路線のバンドのボーカルとして活躍してきた。彼の突き刺すような言葉とメロディーは、本当に本当に、若き僕のもろい心を支えてくれた。現在はSIXTHとして活躍中。
彼の言葉は、祐の言葉とは違う方向性だが、「こだわりの言葉」、「選び抜かれた言葉」を武器にしている点ではかなり祐に近い。言葉にこだわるボーカルとしては、祐と結城さんが(ボクにとっては)ダントツにぴか一だ。
そんな二人の点と点が線で結ばれるようなライブが発表されたのだ!
2008年6月18日(水)@目黒ライブステーション
Rockin unplugged
詳しい情報はこちら!
このライブは、僕的には死んでも見に行かなければならないライブだ。今のところ、会議等はないので、参戦できるはず。何が何でも見たい、聴きたい、感じたい。
もう本当にビックリだ。僕が世界中で一番愛し、尊敬するボーカリストが同じステージに立つんだから。もう気絶しちゃいそう・・・(苦笑)。昨年、kyoと祐のツーショットを目撃したが、それに匹敵する、いや(僕にとっては)それ以上の夢の組み合わせかもしれない。夢というよりも、偶然や奇跡や神秘に近いものかもしれない。
祐の歌からは、僕の人生の目的、意味、方向性を学んだ気がする。他の誰の言葉よりも彼の言葉が僕の中に入ってきて、僕の根っこの部分となったと思う。中学生という多感な時期に彼の歌と出会い、自分の人間形成の部分で大きな宝物を得た。「俺は俺でいてみせる」という強いアイデンティティは彼の歌と共に形成された。特にこの祐の文章はおそらく100回以上は読んだような気がする。彼のDEAR NEXTという造語はもう僕の言葉ですらあるほど・・・
結城さんは、僕の怒りや不満や訴えや嘆きや憎しみすべてを代弁してくれた気がする。僕の中にあるネガティブな感情がすべて結城さんの歌で昇華され、自分の中の信念を曲げずに生きることを可能にしてくれた。今でもくじけそうな時に聴く歌は結城さんの歌。彼の歌を聴くことで、僕は「自分を信じぬくこと」ができた。自分は間違っていない!と。特に大学時代、何にも考えずに適当に大学生活を送っている学生にムカつきと苛立ちを感じていたときに、彼の歌を何百回も聴いた。「Don't give up つぶされないでいて」という歌詞に何度救われたことか・・・ また、「いい子ぶるなよ すかした顔して てめえら何様イカサマ いつの時でもいい面さげてる その場がよければいいのだろう・・・」(FUCKより)を聴いて、目の前にいるだらけた学生たちを憎んだ(keiもまだ幼かったんだろうな・・・汗) で、一人がむしゃらに学問に狂信した。
僕にとって、この二人は、単なるボーカリストなのではなく、歌う人生の教師なのだ。声だとか顔だとか歌のうまさだとか、そういう次元で好きなのではなく、二人の有様、生き様、考え方が好きなのだ。もっといえば、この二人の「全部」が好きなのだ。
・・・なんか「ラブレター」のような記事になってしまった・・・ような・・・
ま、好きな異性は二人いると困るが、憧れのHEROは二人いても全然問題ないので、、、 死ぬまでずっと大好きです。尊敬しています。憧れ続けます!